東大阪市の薬剤師求人|156店・年収608万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場
東大阪市の薬局・ドラッグストアは156店。1店ずつ、場所と営業時間を確かめました。
薬剤師が職場を選ぶときに最も重く見るのは通勤のしやすさで、東大阪でもそこは変わりません。残業の少なさ、職場の雰囲気が続きます。
この記事は、156店を通勤圏から絞るための地図として組みました。
年収の目安は、大阪府で608万円です。
市内の店は4つのまとまりに分かれ、いちばん多いのは近鉄大阪線が分岐する市西部、布施・長堂・足代まわりの52店です。
勤務時間の見当をつける材料として、夜まで開ける店が75店、日曜に開ける店が78店。市内の半分近くが夜まで開いている市です。
ひとつだけ先に。ここでいう営業時間は店のもので、そのまま個人のシフトになるわけではありません。
夜まで開ける店に入っても自分が遅番に回るとは限らず、その逆もあります。この記事が引き受けるのは、候補を絞るところまでです。
東大阪で面接のときに何を確かめるべきかまで、記事の中で整理します。
※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。掲載データの収集・分析は編集部が独立して実施しています。
- 調査都市
- 東大阪市(4エリア・大阪府東部の工業都市)
- 調査した店舗数
- 156店(調剤86/ドラッグストア70・2026年7月時点)
- サンプルの性格
- Googleマップ検索「東大阪市 調剤薬局」+「東大阪市 ドラッグストア」の各上位100件を重複除去した検索露出ベース。悉皆調査ではない
- 運営主体の内訳
- チェーン82店(52.6%)/個店・地域薬局74店(47.4%)
- ブランド首位
- ウエルシア19店(12.2%)
- 夜間営業率
- 48.1%(20時以降も営業する店の割合・75店)
- 日曜営業率
- 50.0%(78店)
- 個店の夜間/日曜
- 夜間31.1%(約23店)に対し日曜29.7%(約22店)
- 店数最多のエリア
- 布施・長堂・足代エリア 52店(全体33.3%)
- 統計の年収(全国)
- 566.8万円(job tag・令和7年賃金構造基本統計調査)
- 大阪府の年収
- 569.8万円(マイナビ薬剤師集計・全国36位)
- データの出所
- 編集部実収集(Googleマップ掲載店ベース)+公的統計・各社公式ページ
平均★は来局した患者・お客さんの評価です(働く人の評価ではありません)。数値はすべて編集部の実収集(2026年7月時点・検索露出ベース)
結論: 東大阪の「働きやすい職場」は、夜も日曜も開ける物販型30店か、ウエルシア19店の「夜は閉めて日曜は開ける」型か、地元のアカカベ薬局4店・東光第一薬局4店のような日曜0.0%の調剤か、夜間31.1%の個店74店かで大きく分かれます。
サンプル156店は検索露出ベース(悉皆調査ではない)ですが、選び方の地図としては十分機能します。
- サンプル正直性: 本サンプルはGoogleマップ検索「東大阪市 調剤薬局」+「東大阪市 ドラッグストア」の各上位100件重複除去=検索露出ベースの調べた156店。令和5年度衛生行政報告例の大阪府薬局総数より小さく、悉皆調査ではありません
- 東大阪のいちばんの特徴: チェーン82店(52.6%)が個店74店(47.4%)を上回る構造です。本サイトの大阪市記事(チェーン43.4%)・堺市(38.3%)・神戸市(41.1%)・京都市(32.7%)はいずれも個店側が過半で、東大阪は向きが逆になっています
- 日曜を休みたい人: 市全体の日曜営業は78店(50.0%)ありますが、そのうち個店は22店だけ。差し引いた56店はチェーン側で、チェーン82店の約7割が日曜に動いている計算です。日曜休みを最優先するなら個店側から候補を組むのが素直です
- 夜間・日曜シフトでしっかり稼ぎたい人: スギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店・ジャパン4店を含む9つのブランド計30店(19.2%)が夜間100%かつ日曜100%。ここにマツキヨ・ココカラ12店(83.3%/66.7%)が続きます
- 「エリアで日曜の当たり方が変わる」は東大阪では効きません: 4エリアの日曜営業率は52.3%・50.0%・50.0%・46.2%と6ポイントの幅に収まっています。効くのはエリアではなく、チェーンか個店かの軸です
- 家の近くで候補を並べたい人: 店数序列は
エリアD 布施・長堂・足代52店 > エリアA 吉田・加納44店 > エリアC 若江岩田・岩田町・瓜生堂34店 > エリアB 長田・鴻池元町26店。
エリアBは26店で1店の増減が約3.8ポイント動くので、数ポイントの差は差として読まないでください - 年収の相場観: 全国のものさしは2つあります。job tag(厚労省)の全国平均は566.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査)。一方、マイナビ薬剤師が県別比較に使う同社集計の全国平均は599.3万円で、大阪府は569.8万円(全国36位)。ファルマスタッフの大阪府ページの正社員平均は608万円(求人5,356件・2026-07-26取得)でした
- ただしネットの情報だけでは職場の内情は分かりません。人員体制・離職理由はエージェント最低3社の窓口から確かめるのが確実です
先に答え — 希望のタイプ別・狙い目のエリアと最初の一歩(東大阪)
細かい根拠は後半のデータで示します。まず自分のタイプの行だけ見てください。
| 働き方の希望 | 狙い目のエリア/ブランド | 職場の型 | 最初の一歩 |
|---|---|---|---|
| 日曜を確実に休みたい | 個店74店(日曜29.7%=約22店)。エリアC 若江岩田・岩田町・瓜生堂(34店)に個店18店 | 門前調剤中心。個店74店のうち54店が調剤 | 個店と勢力図を見る → |
| 夜も日曜も入りたくない | アカカベ薬局4店・東光第一薬局4店・さくら薬局3店ほかの調剤系 | 日曜0.0%の調剤。ただし市内の枠は限られる | タイプ別の選び方へ → |
| 夜間・日曜シフトも入って稼ぎたい | スギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店+エリアD 布施(夜間51.9%) | 物販型ドラッグストアと調剤併設の高稼働ブランド | エージェントで店舗を指定 → |
| 家の近くで候補を並べて選びたい | 店数順に エリアD 52 > A 44 > C 34 > B 26 | 調剤・ドラッグストア混在 | エリア別マップで確認 → |
| 派遣・時短・扶養内で柔らかく働きたい | 市内全域から条件で絞る | 派遣・パート | 派遣に強い窓口へ → |
東大阪の薬剤師年収はいくらか — 統計と求人票の3つのものさし
公的統計の全国平均は566.8万円(job tag・令和7年)。マイナビ薬剤師の大阪府集計は569.8万円で全国36位、ファルマスタッフ大阪府ページの正社員平均は608万円でした。基準が違う3つを並べ、求人票はレンジ下限を初年度想定に置くのが安全です。
「全国平均」のものさしは2つあります(差分を読む前に確認してください)
厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)が示す薬剤師の全国平均年収は566.8万円です(令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)。一方、マイナビ薬剤師が都道府県別の比較に使っている同社集計の全国平均は599.3万円で、こちらは同社が独自に基準として置いている値です。
同じ「全国平均」でも出所と基準年が違うため、府県別の差分(+○○万円/-○○万円)を読むときは、どちらのものさしと比べた差なのかを必ず確認してください。本記事に載せる大阪府の差分はマイナビ薬剤師の599.3万円基準です。
公的統計の全国値・府県別統計・求人票ベースの3層で相場を掴む(いずれも2026-07-26 取得)
566.8万円
令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工した全国値。労働時間は月157時間。公的統計としての基準線
569.8万円
全国36位。同社基準の全国平均599.3万円を29.5万円下回る。平均年齢41.9歳・月間勤務168時間(同社の全国平均40.9歳・167時間)
608万円
大阪府の登録求人5,356件の正社員平均(最低350万円)。パート平均時給2,278円・派遣平均時給3,129円。日次で変動する
大阪府の薬剤師平均年収 569.8万円 / 全国順位36位 / 同社集計の全国平均599.3万円との差 -29.5万円 / 平均年齢41.9歳 / 月間勤務時間168時間(同社の全国平均は40.9歳・167時間)。
出典: マイナビ薬剤師 / 大阪府の薬剤師平均年収(2026-07-26 取得)
3つの数字を並べると、大阪府の位置がはっきりします。マイナビ薬剤師の集計では569.8万円・全国36位で、同社基準の全国平均を29.5万円下回ります。ただし同じページには平均年齢41.9歳(同社の全国平均40.9歳)・月間勤務168時間(同167時間)という数字も併記されています。年齢構成も勤務時間もほぼ全国並みですから、この29.5万円の差は「若い人が多いから」という説明では片づきません。順位そのものは中位以下ですが、府県値は都市部と郡部を丸ごと混ぜた集計であり、これだけで東大阪市の相場を判断することはできません。
一方、求人票ベースのファルマスタッフ大阪府ページでは、登録求人5,356件の正社員平均年収が608万円(最低350万円)でした。統計値569.8万円との差は、求人票が「募集時の提示レンジ」を示すのに対し、統計値が「現に働いている人の実績」を示すという性質の違いから生まれます。最低350万円という下限がある以上、求人票のレンジ下限を初年度の想定に置くのが安全な読み方です。パート平均時給2,278円・派遣平均時給3,129円も同じページの掲載値で、いずれも日次で変動します。応募時点の直近値は各社の公式ページで確認してください。
大阪府の値は「東大阪市の値」ではありません
ここまでに挙げた569.8万円・608万円はいずれも大阪府全域の集計です。大阪市・堺市などを含む府の集計であって、東大阪市単独の値ではありません。市内の採用条件は、本記事が見てきたとおりブランドと業態によって前提が大きく違います。
もう一つ現実的な選択肢として、布施からは近鉄で大阪市中心部まで短時間で出られるという点があります。市境をまたいだ求人比較が現実に成立するので、府県の統計だけで判断すると選択肢を狭めます。地元で日勤を取るか、通勤して条件を取るか——比較するときは額面ではなく、通勤時間を含めた実質時給で並べてください。なお「都心に近いほど年収が高い/低い」といった断定は、府県2つ分の統計からは導けません。
大阪府のシニア層の相場観はシニア薬剤師の年収市場感ガイドで全国比較しています。府県値が全国平均前後でも、経験年数・専門領域(在宅・無菌調剤・がん薬物療法等)によって相場は動きます。求人票の額面だけで判断せず、経験値の反映幅を面接で確かめることをおすすめします。
どのエリアで働くか — 東大阪4エリアの職場マップと分布
店数最多は近鉄2線が分かれる布施・長堂・足代のエリアDで52店(市内33.3%)。4エリアとも日曜営業が46.2〜52.3%に収まり、エリアで日曜の当たり方はほとんど変わりません。夜間が最も低いのは長田・鴻池元町の38.5%です。
よくある疑問:「東大阪は東西で街の性格が違うと聞くけれど、日勤で帰りたいときはどのエリアを狙えばいい?」
| エリア(実在地名) | 捕捉店舗数 | 調剤/ドラッグ | チェーン/個店 | 夜間営業率 | 日曜営業率 | 平均★ | レビュー中央値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エリアD 布施・長堂・足代(市西部・近鉄2線の分岐点) | 52店 | 26/26 | 30/22 | 51.9% | 50.0% | 3.53 | 8件 |
| エリアA 吉田・加納(市東部・花園ラグビー場の周辺) | 44店 | 24/20 | 22/22 | 47.7% | 52.3% | 3.63 | 6件 |
| エリアC 若江岩田・岩田町・瓜生堂(市中央部・近鉄奈良線 若江岩田駅圏) | 34店 | 19/15 | 16/18 | 50.0% | 50.0% | 3.49 | 7件 |
| エリアB 長田・鴻池元町(市北西部・中小工場と物流の集積帯)※収集26店 | 26店 | 17/9 | 14/12 | 38.5% | 46.2% | 3.57 | 3件 |
読み方: 日勤中心で働きたいならエリアB(夜間38.5%が4エリアで最も低い)。ただし26店の店数なので候補は1店ずつ確認してください。夜間シフトで稼ぐならエリアD(51.9%)かエリアC(50.0%)。
※エリアは行政区ではなく緯度経度のまとまりのため、人口ベースの密度は算出していません。
エリアBの数字は「1店で約3.8ポイント動く」店数です(エリアBを読む前に)
エリアB 長田・鴻池元町は収集26店です。比率にすると1店の増減で約3.8ポイント動く小ささになります。たとえば夜間営業38.5%の実体は「26店のうち10店」で、1店違えば34.6%や42.3%になる数字です。
このエリアについては、他エリアとの数ポイントの差を差として読まないでください。平均★3.57が市全体の3.56とほぼ同じであることも、日曜46.2%が他の3エリアより数ポイント低いことも、この件数の上に乗った値です。エリアBで応募先を探すなら、エリアの平均ではなく候補店を1店ずつ並べて比較するのが正しい進め方です。店数の多いエリアD(52店)・エリアA(44店)は、相対比較の土台としてはより安定しています。
東大阪のエリア別分布でまず目を引くのは、近鉄2線が分かれる布施の一帯(エリアD)への集中——52店/全体の33.3%が市西端に集まっています。ここは調剤26店とドラッグストア26店がちょうど半々で、運営主体はチェーン30店/個店22店。夜間51.9%・日曜50.0%と稼働も市内で最も高めです。店数が最も大きいエリアが、同時に最も稼働の高いエリアという組み合わせは、シフトで稼ぎたい人には追い風ですが、日勤だけを望む人には候補の選別が必要になることを意味します。1店あたりのレビュー平均17.8件・中央値8件で、乖離は2.2倍と4エリアの中では最も穏やかです。
対照的にエリアB 長田・鴻池元町(市北西部)は26店で、調剤17店・ドラッグストア9店と業態が調剤側に寄り、夜間38.5%は4エリアで最も低い数字です。中小工場と物流倉庫が並ぶ地区らしく、レビュー中央値は3件と市内でいちばん薄い。ただし平均は16.8件あり、中央値との乖離は5.6倍——最大106件の1店の影響で平均が持ち上がっています。そしてエリアA 吉田・加納は44店・チェーン22/個店22でちょうど半々、日曜52.3%と4エリアで最も高く、市内最大の261件を持つ1店を抱えています。エリアC 若江岩田・岩田町・瓜生堂は34店で、4エリアの中で唯一チェーン16に対し個店18と個店側がわずかに多い構成です。
ここで一度、エリア比較の限界を明示しておきます。4エリアの日曜営業率は52.3%・50.0%・50.0%・46.2%と6ポイントの幅に収まっています。夜間営業率も38.5〜51.9%で、いちばん低いエリアBは26店の店数です。つまり東大阪では「日曜に休みたいからこのエリアを選ぶ」という読み方がほとんど効きません。効くのは次の章で見るチェーンか個店かの軸で、こちらは日曜29.7%対約68%という2倍以上の開きがあります。エリアは通勤距離と店数で選び、シフトの当たり方は運営主体で選ぶ——これが東大阪のデータの使い分けです。
東大阪で求人を探す前に — 市場の基礎数字3つ(公的統計×検索露出ベース156店)
東大阪市は調剤86店・ドラッグストア70店の市ですが、チェーン82店が個店74店を上回ります。編集部は4エリアの検索露出ベースの調べた156店から、日曜営業50.0%の担い手がチェーン側に偏る構造を可視化しました。
本記事のサンプルの前提(検索露出ベース156店・悉皆調査ではない)
エリア別・ブランド別の数字は、編集部が2026年7月にGoogleマップで「東大阪市 調剤薬局」「東大阪市 ドラッグストア」の2クエリを depth 100 ずつ叩き、Googleマップ固有IDで重複を除いた156店の検索露出ベースサンプルです。
これは令和5年度衛生行政報告例が示す大阪府全体の薬局総数より小さく、悉皆調査ではありません。Googleマップ未掲載店・検索結果100件目以降に沈んだ店も含まれません。
用途は個々の店舗を採点することではなく、東大阪市を「エリア」「ブランド」「業態」というかたまりで俯瞰し、傾向をつかむことにあります。「この記事の156店」と「実際の東大阪市の全薬局数」はイコールではないことを念頭に読んでください。なお本記事ではエリア別の人口あたり密度は算出していません。エリアは行政区ではなく緯度経度のまとまりであり、対応する人口の確定値を用意できなかったためです(市全体の1店あたり人口も同じ理由で記載を見送りました)。
東大阪市は大阪府東部の工業都市で、市域の西側を近鉄奈良線と近鉄大阪線、そしてJRおおさか東線が抜けていきます。西端の布施は2本の近鉄線が分かれる乗換の要で、東へ進むと花園ラグビー場のある吉田・加納の一帯、その先には生駒山の山裾が迫る——この東西の地形と、市内に広がる中小工場の集積が、後で見るエリア別の性格差にそのまま出ています。府内の薬剤師求人の規模感は薬キャリの大阪府ページで確認でき、同ページでは大阪府の薬剤師数23,844人・うち薬局勤務11,465人(48.1%)と掲載されています。実務上重要なのは、府全体の規模と、東大阪市内で実際に募集が出る枠は別物だという点です。本記事が調べた156店の分布は、東大阪市内の求人の主戦場の地図として使えます(店数156はあくまでサンプル、という前提つきで)。
賃金(年収)566.8万円 / 労働時間157時間 — 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成。有効求人倍率3.57(令和6年度)・就業者数243,650人。
出典: 職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-07-26 取得)
公的統計と編集部の検索露出ベースサンプルを組み合わせた「規模感」の起点
3.57倍
令和6年度・job tag掲載。全職業平均を大きく上回る売り手市場が東大阪でも続く
156店
「東大阪市 調剤薬局/ドラッグストア」のGoogleマップ検索上位100件×2を重複除去(2026-07-26)
50.0%
156店中78店。ただし個店74店の日曜は29.7%で、残りはチェーン側が担う計算になる
「東大阪 薬剤師 求人」と検索した人が最初に知るべき一枚の数字
求人データベースの一覧は掲載件数こそ豊富ですが、東大阪市の市場の形は教えてくれません。編集部の検索露出ベースサンプルで最初に浮かび上がったのは、業態は調剤寄りなのに、運営主体はチェーンのほうが多いというねじれでした。調剤86店に対しドラッグストアは70店。個店74店のうち54店は調剤です。それでもチェーンは82店あり、市内の過半を占めます。
この数字を割り算で分解してみます。個店74店の日曜営業は29.7%ですから、実数にして約22店。市全体の78店から差し引くと、残る約56店はチェーン82店の側——比率にすると約68%です。夜間も同じ計算になります。個店74店の夜間営業は31.1%=約23店で、市全体の75店から引くと約52店がチェーン側(約63%)。チェーン側の6〜7割が夜または日曜に稼働している計算です。いずれも公開されている営業時間からの集計であり、実際のシフトを示すものではありません。また端数を丸めているため「約」を付けています。

チェーンと個店、どちらで働くか — 東大阪の”全国大手ドラッグが面を取る”勢力図
最大ブランドはウエルシア19店(12.2%)。スギドラッグ11店とスギ薬局6店を合わせると17店です。地元のアカカベ薬局4店・東光第一薬局4店は細く、全国大手ドラッグ57店が面を取っています。夜と日曜はチェーン側が担います。
よくある疑問:「東大阪で高稼働のドラッグに入るか、日勤の調剤に入るか——具体的にはどう並ぶ?」
この円はチェーン82店の中身を4つに割ったものです。全国大手ドラッグ57店(ウエルシア19+マツキヨ・ココカラ12+スギドラッグ11+スギ薬局6+サンドラッグ5+ドラッグセイムス1+ツルハ1+クスリのアオキ1+コクミンドラッグ1)、関西で展開する地場系14店(キリン堂5+アカカベ薬局4+ジャパン4+ダイコクドラッグ1)、全国大手の調剤6店(さくら薬局3+日本調剤1+クオール1+そうごう薬局1)、東大阪の地元調剤5店(東光第一薬局4+オレンジ薬局1)。57+14+6+5+74で156店ちょうどになります。グループ分けは店名から編集部が分類したもので、資本関係や本社所在地を示すものではありません。
読み方: 東大阪は「個店74店の層の上に、全国大手ドラッグ57店が広く面を張り、地元調剤5店が細く残る」構造です。ウエルシア19店の夜間26.3%・日曜73.7%という組み合わせは、同じブランドでも市によって営業の型が違うことの実例で、ブランド名から労働条件を推測するのは危険だと分かります。
| ブランド | 店数(調剤/ドラッグ) | 夜間営業率 | 日曜営業率 | レビュー中央値 | 平均★ |
|---|---|---|---|---|---|
| ウエルシア | 19店(8/11) | 26.3% | 73.7% | 8件 | 3.53 |
| マツキヨ・ココカラ | 12店(4/8) | 83.3% | 66.7% | 14件 | 3.33 |
| スギドラッグ | 11店(6/5) | 100.0% | 100.0% | 42件 | 3.35 |
| スギ薬局 | 6店(1/5) | 66.7% | 66.7% | 12件 | 3.62 |
| キリン堂 | 5店(0/5) | 100.0% | 100.0% | 36件 | 3.70 |
| サンドラッグ | 5店(0/5) | 100.0% | 100.0% | 39件 | 3.54 |
| アカカベ薬局 | 4店(2/2) | 25.0% | 0.0% | 2件 | 3.53 |
| 東光第一薬局 | 4店(4/0) | 50.0% | 0.0% | 4件 | 3.23 |
| ジャパン | 4店(0/4) | 100.0% | 100.0% | 146件 | 3.50 |
| さくら薬局 | 3店(3/0) | 0.0% | 0.0% | 3件 | 2.90 |
| ドラッグセイムス※店数1 | 1店(0/1) | 100.0% | 100.0% | 26件 | 3.60 |
| ツルハ※店数1 | 1店(0/1) | 100.0% | 100.0% | 41件 | 3.40 |
| ダイコクドラッグ※店数1 | 1店(0/1) | 100.0% | 100.0% | 101件 | 3.30 |
| クスリのアオキ※店数1 | 1店(0/1) | 100.0% | 100.0% | 70件 | 3.90 |
| コクミンドラッグ※店数1 | 1店(0/1) | 100.0% | 100.0% | 9件 | 2.60 |
| 日本調剤※店数1 | 1店(1/0) | 0.0% | 0.0% | 32件 | 3.90 |
| クオール※店数1 | 1店(1/0) | 0.0% | 0.0% | 3件 | 2.70 |
| そうごう薬局※店数1 | 1店(1/0) | 0.0% | 0.0% | 10件 | 4.60 |
| オレンジ薬局※店数1 | 1店(1/0) | 0.0% | 0.0% | 1件 | 5.00 |
| 個店・地域薬局 | 74店(54/20) | 31.1% | 29.7% | 3件 | 3.66 |
営業形態で並べると対照が明確です。夜も日曜も全店で開ける高稼働型は、スギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店・ジャパン4店を含む9つのブランド計30店——市内の19.2%にあたります。ここにマツキヨ・ココカラ12店(夜間83.3%・日曜66.7%)とスギ薬局6店(66.7%・66.7%)が続きます。逆に夜も日曜も開けないのは、さくら薬局3店と日本調剤・クオール・そうごう薬局・オレンジ薬局の各1店の計7店で、いずれも調剤です。市内で最も日勤に純化しているのはチェーンの調剤側という、直感と少しずれる並びになっています。
変則型も押さえておく価値があります。最大勢力のウエルシア19店は夜間26.3%に対し日曜73.7%で、47ポイントも開きます。「夜は閉めるが日曜は開ける」型で、市全体の日曜営業78店のうち14店をこのブランドが占める計算です。逆に東大阪の地元勢は日曜側を開けません。アカカベ薬局4店は夜間25.0%・日曜0.0%、東光第一薬局4店は夜間50.0%・日曜0.0%。地元の看板を掲げる店は日勤に寄り、全国大手が夜と日曜を引き受けている——これが東大阪の役割分担です。
評価値については慎重に扱ってください。そうごう薬局の4.60・オレンジ薬局の5.00という高い数字、コクミンドラッグの2.60・クオールの2.70という低い数字は、いずれも市内1店だけの値です。レビュー中央値がそれぞれ10件・1件・9件・3件しかなく、ブランド全体の方針としては読めません。さくら薬局3店の2.90も3店の平均です。同じくジャパン4店のレビュー中央値146件は市内のブランドで最も厚い部類ですが、これも4店の中央値です。来店の多さ=忙しさの目安として使うにとどめてください。
本サイトが公開している関西5市と並べると、東大阪の向きが見える
同じ手法・同じ集計で公開している関西の5記事と並べます。大阪市(調査1,269店)・堺市(506店)・神戸市(570店)はいずれも個店側が過半で、京都市(590店)は個店67.3%とさらに個店寄りです。東大阪は52.6%対47.4%でチェーン側が上回り、この4市とは向きが逆になっています。ただし姫路市(180店)はチェーン51.7%・個店48.3%で東大阪と同じ向きです。「関西だから個店が強い」と一般化はできず、市ごとに見るしかない、というのが調査から言えることです。
| 都市(いずれも公開済み記事) | 店数 | チェーン | 個店 | 夜間営業 | 日曜営業 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東大阪市(本記事) | 156店 | 52.6% | 47.4% | 48.1% | 50.0% |
| 大阪市 | 1,269店 | 43.4% | 56.6% | 44.4% | 40.4% |
| 堺市 | 506店 | 38.3% | 61.7% | 32.8% | 28.3% |
| 神戸市 | 570店 | 41.1% | 58.9% | 35.3% | 41.1% |
| 京都市 | 590店 | 32.7% | 67.3% | 45.3% | 44.2% |
| 姫路市 | 180店 | 51.7% | 48.3% | 40.0% | 53.9% |
そして東大阪で最も実務的に効くのが、個店74店の性格です。74店のうち54店が調剤で、ドラッグストアは20店。夜間31.1%・日曜29.7%で、レビュー中央値は3件——市内で最も小さく、最も静かな層です。日勤・日曜休みを優先するなら個店側から候補を組むのが素直な進め方になります。ただし、レビューが少ないということは外から働きやすさを推し量る材料が乏しいということでもあります。この点は後半のエージェント活用の章で扱います。
数のうえでチェーンが過半でも、日勤に純化しているのは地元調剤とチェーンの調剤側。東大阪では「どこで働くか」より先に「どの型で働くか」が決まります。
職場タイプ別の選び方(東大阪)— 日曜を先に決める
東大阪の職場は大きく4系統。①個店74店の門前調剤(夜間31.1%/日曜29.7%)②夜も日曜も開ける物販型30店③ウエルシア19店の日曜偏重型④日曜0.0%の調剤系。日曜に入るかを先に決めるのが東大阪での第一歩です。
| タイプ | 東大阪の該当例 | 夜間・日曜の前提 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 個店の門前調剤(74店) | エリアC 若江岩田・岩田町・瓜生堂の個店18店、エリアD 布施・長堂・足代の個店22店ほか | 夜間31.1%(約23店)/日曜29.7%(約22店)。74店のうち54店が調剤 | 日曜を確実に休みたい人・地域密着で腰を据えたい人。ただしレビュー中央値3件で事前情報が乏しく、面接での確認が必須 |
| 夜も日曜も開ける物販型(30店) | スギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店・ジャパン4店ほか9ブランド | いずれも夜間100%かつ日曜100% | シフト単価で稼ぎたい人・研修とマニュアルの整った環境を求める人 |
| 日曜偏重の大手ドラッグ(19店) | ウエルシア19店(うち調剤8店) | 夜間26.3%に対し日曜73.7%。夜は閉めるが日曜は開ける型 | 平日の夜を確保したい人。ただし日曜出勤は前提になる。調剤併設か物販かは店舗単位で確認 |
| 日曜0.0%の調剤系(15店) | アカカベ薬局4店・東光第一薬局4店・さくら薬局3店に、日本調剤・クオール・そうごう薬局・オレンジ薬局が各1店 | いずれも日曜0.0%。夜間はアカカベ25.0%・東光第一50.0%・他は0.0%と店舗により分かれる | チェーンの体制を保ちつつ日曜を休みたい人。ただし市内15店と枠が限られる |
東大阪の職場選びで最初に決めるべきは、日曜に入るかどうかです。市全体の日曜営業は50.0%(78店)ですが、その担い手はチェーン側に約56店集まっており、個店側は約22店。「日曜を休みたい」という条件は、東大阪ではエリア選びではなく運営主体とブランドの選択でほぼ決まります。逆に「日曜も入って稼ぎたい」なら、スギドラッグ11店・キリン堂5店のような全店100%のブランドか、ウエルシア19店の73.7%が主戦場になります。
次に決めるのが夜です。市全体の夜間営業は75店(48.1%)で、個店74店の夜間は31.1%——約23店が20時以降まで開けています。つまり東大阪の個店は一枚岩ではありません。日勤だけを望むなら、個店の中でも閉局時刻の早い店を選び直す必要があります。逆に「夜は入りたくないが日曜は構わない」ならウエルシア19店の型が噛み合い、「夜は入るが日曜は休みたい」なら東光第一薬局4店のような夜間50.0%・日曜0.0%の型が該当します。年収は経験年数と店舗方針で動きますが、営業形態はブランド・店舗のレベルでほぼ固定されているため、先に決めるべきは営業形態のほうです。

求人票に載らない働きやすさを見抜く — 東大阪のレビュー433件の手がかり
求人票には人員体制も離職理由も載りません。編集部が東大阪で分類したのは22店・本文433件で、攻撃的トーン24件・待ち時間15件・人員9件を観測しました。いずれも患者視点の間接的な手がかりで、面接での質問のタネに使うのが正しい使い方です。
よくある疑問:「攻撃的トーンの投稿が24件もある。これは職場が荒れているということ?」
| 読み取った項目 | 件数 | この記事での使い道 |
|---|---|---|
| 攻撃的トーンのクレーム | 24件 | 対人ストレスの発生源が客側にもある店舗の存在。件数の都市間比較には使えない |
| 待ち時間・混雑への言及 | 15件 | 処理が詰まりやすい時間帯があるか。面接で「ピーク時の人員配置」を聞く材料 |
| 人員・忙しさへの言及 | 9件 | うち「人手が足りていないのでは」という推測が3件、「スタッフはいるのに待つ」型が1件 |
| 研修・教育への言及 | 5件 | 対象が少なく傾向としては読めない |
| 運営ポジティブ(待ちが短い/丁寧) | 5件 | 導線設計がうまく回っている店舗の存在 |
| 在庫・ミス・システム等の運営課題 | 3件 | 設備・在庫体制への言及。運営ポジティブ5件と併せて読む |
| 体制変化・入れ替わりへの言及 | 2件 | 対象が少なく傾向としては読めない |
読み方: 分類対象は22店・取得859件(うち本文つき433件)・候補66件。件数の絶対値ではなく、市内のどの店舗タイプにその言及が集まっているかを見るのが正しい使い方です。誤検出として除外したものが13件あります。
待ち時間15件・人員9件は「分類にかけた件数の反映」でもあります(必ず先に読んでください)
東大阪の分類では、待ち時間・混雑への言及が15件、人員や忙しさへの言及が9件でした。数字だけを見るとどう解釈すべきか迷いますが、これは東大阪の職場環境が良い・悪いという意味ではありません。この分類にかけた件数は22店・取得レビュー859件(うち本文つき433件)・分類候補66件で、うち13件は誤検出として除外しています。分類にかけた店舗数も取得件数も市ごとに違うため、件数の絶対値を市どうしで並べても意味を持ちません。
読むべきは内訳のほうです。「人手不足では」と患者が明示的に推測している投稿が3件あり、「スタッフはいるのに待つ」型は1件にとどまります。これは「処理の流れが詰まっている」より「人が足りない」ように見える投稿が相対的に多い、という分類結果であって、実際の人員配置を測ったものではありません。使い道は、面接で「ピーク時間帯の1日あたり処方箋枚数と、そのときの人員配置」を具体的に聞く問いのタネにすることです。
「攻撃的トーンのクレーム24件」の正しい読み方(必ず読んでください)
攻撃的トーンのクレーム24件は、客が攻撃的な文体で書いた投稿の密度であって、「東大阪市の薬剤師の職場が悪い」という意味ではありません。
東大阪はスギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店ほか9つのブランド計30店(市内の19.2%)が夜間・日曜とも全店で営業し、そこに最大勢力のウエルシア19店が日曜73.7%で重なります。市全体の日曜営業も78店(50.0%)に達します。来店客が多い店舗ほど、接客クレーム自体の絶対数も増えます。
つまりこの数字は「対人ストレスの発生源が客側にもある店舗が一定数ある」という店舗構成の反映として読むもので、都市間で件数を単純比較する使い方はできません。使い道は、志望店舗のレビュー欄でこうしたトーンが集中していないかを見て、面接で「ピーク時の人員体制」を確認する道具にすることです。
この読み取りの限界について(必ずお読みください)
本記事が読み取った口コミは、来局した患者が書いたもので、そこで働く人の内部の声は含まれません。したがって本記事の職場環境の手がかりは、営業時間・レビュー件数・店舗規模といった客観データと、患者視点の間接情報を組み合わせた推定であって、従業員満足度そのものの測定値ではありません。平均★やレビュー件数も客の評価であって、そこで働く人の満足度とは別物です。
「口コミが荒れている店=働きにくい職場」と決めつけることはできませんし、その逆も同じく成り立ちません。使い道は、面接で「離職理由」「ピーク時の体制」「教育・研修」を確かめる時の問いのタネにすることです。より詳しくは働きやすさの手がかりの読み解き方(詳細)で解説しています。
平均は最大261件の1店に引っ張られる — エリアAの読み方
東大阪のレビュー分布で最初に押さえるべき数字がこれです。エリアA 吉田・加納の1店あたりレビュー平均は25.7件、対して中央値は6件——4.3倍の乖離があります。市内最大の261件を持つ1店がこのエリアに属し、平均を単独で押し上げています。同じ計算をすると、エリアCは平均23.9件・中央値7件で3.4倍、エリアBは平均16.8件・中央値3件で5.6倍、エリアDは平均17.8件・中央値8件で2.2倍です。平均だけを見てエリアの忙しさを判断しない——これが東大阪のデータの使い方です。
市全体の分布も確認しておきます。156店のうち評価がついているのは144店で、残る12店には評価そのものがありません。本記事の平均★3.56はこの144店ベースの数字です。レビュー数は下位25%が2件、中央値7件、上位25%が31件、上位10%が58件という分布で、平均21.2件は最大261件の1軒に引っ張られた値です。大半の店は数件のレビューしか持ちません。とくに個店74店は中央値3件・平均★3.66で、市全体の3.56を上回りますが、「個店の平均★が高い=個店のほうが働きやすい」とは読めません。レビューが数件しかない店は、たまたま投稿された1〜2件で平均が大きく動くからです。
東大阪で「日曜に休める職場」をどう探すか
東大阪の職場環境を読むうえで最も実用的なのが、日曜50.0%の内訳です。日曜に開いている78店のうち、個店は約22店(個店74店の29.7%)。残る約56店はチェーン82店の側で、チェーン全体の約68%が日曜に動いている計算になります。同じ割り算を夜間でも行うと、個店の夜間は約23店(31.1%)、チェーン側は約52店(約63%)。夜も日曜も、担い手はチェーン側に偏っています。いずれも公開されている営業時間からの集計で、丸めを含む概算です。
この構造は求職者にとって明快なトレードオフを意味します。東大阪の個店を選ぶと「日曜は休みやすいが、レビューが少なく事前情報が乏しい」。全国大手ドラッグを選ぶと「夜か日曜のどちらかは入る前提だが、営業形態も研修体制も外から見えやすい」。そして地元のアカカベ薬局4店・東光第一薬局4店のようにチェーンでありながら日曜0.0%という選択肢も市内に存在します。だからこそ、応募前に確かめるべきは「土日休みですか」ではなく、「日曜のシフトは月に何回か」と「平日の閉局時刻は何時か」を分けて聞くことです。求人票の「日勤のみ」「土日休み応相談」といった表記だけでは、この2つは区別できません。
応募前3分チェック — 東大阪版
志望店舗が絞れたら、応募前に以下の3点をGoogleマップで確認してください。
①日曜の営業有無を単独で確認する(東大阪では日曜の有無がエリアではなくブランドでほぼ決まります)。
②平日の閉局時刻を曜日ごとに見る(個店でも約23店は20時以降まで開けています)。
③レビュー件数を同じエリアの他店と並べる。エリアAは平均が中央値の4.3倍に膨らんでいるので、件数が突出している店は本文の直近半年分をスクロールして待ち時間・接客への言及の傾向を掴む。
その上で面接で「離職者数(過去1年)」「ピーク時間帯の人員配置」「休憩の実態」を質問する——ここまでやって初めて求人票の情報を実像に近づけられます。
求人の探し方3ルート比較 — 個店74店を取りこぼさない組み方
東大阪の求人は①エージェント経由(全国大手ドラッグ57店の枠が主軸)②ハローワーク併用(個店74店を拾う)③志望店舗のGoogleマップ確認、の3ルート併走が最短です。チェーンが過半の市でも、個店74店は無視できない厚みがあります。
| 探し方 | 強み | 弱み | 東大阪での使い方 |
|---|---|---|---|
| エージェント | 非公開求人・年収交渉・条件擦り合わせ | 個店・地域薬局の掲載が薄いことがある | ウエルシア19店をはじめとする全国大手ドラッグ57店と、キリン堂5店ほかの地場系14店の枠が主軸。日曜のシフト回数を数字で伝える |
| ハローワーク | 個店・地域薬局・地元中小の掲載が厚い | 年収交渉・条件擦り合わせは自分で | 個店74店(市の47.4%)と地元調剤5店の枠を拾う補助。日曜休みを取りやすい層がここに集まる |
| Googleマップ直接確認 | 営業形態・レビュー・店舗規模を実データで確認 | 求人情報そのものは載らない | 日曜営業の有無と平日の閉局時刻を曜日単位で確認する仕上げ。エリアで差が出ない東大阪では特に効く |
Agent Guide / 担当者ガチャを避ける
東大阪の求人は、今日から「3社併用」で当たる
登録・利用はいずれも無料。
求人票では見えない離職理由・人員体制は、担当者に直接聞いて確かめられます。
全社とも人材サービス総合サイト(厚労省)で許可番号を確認できます。1社推し断定ではなく、3社の担当者を比較できる状態を保つのが「担当者ガチャ」を避ける最短ルートです。
関西の正社員求人に絞って探す場合の選択肢として、ファル・メイトの関西限定・正社員向けページもあります(広告リンク)。上記3社の代わりではなく、関西の正社員枠だけをもう1系統から見たいときの補助として使ってください。本記事の方針はあくまで最低3社の併用で、特定1社を推すものではありません。
エージェントを使うなら — 最低3社併用の設計図(東大阪)
主軸=ファルマスタッフ(調剤86店の市で本命)/時短・派遣=お仕事ラボ/非公開・電話=ファゲット。3社は競合ではなく役割分担で使い分け、条件は「日曜のシフト回数」と「平日の閉局時刻」に分けて伝えます。
- 規模
- 大阪府の薬剤師求人5,356件を掲載(2026-07-26 取得・正社員平均年収608万円)
- 特徴
- 調剤薬局の求人を中心に扱う。東大阪は調剤86店・個店74店の市なので、主戦場と得意分野が重なる
- 向く使い方
- 正社員・調剤を軸に探す人の主軸。公式サイトで大阪の求人を確認
- 特徴
- 薬剤師専門の派遣・紹介サービス。派遣・時短・扶養内など時間設計の相談に向く
- 役割
- 正社員以外の働き方を並べて検討する2社目。日曜だけ・夜間帯だけといった時間の切り出しを相談できる
- 向く使い方
- 派遣・時短・扶養内で探す人。公式サイトで働き方を相談
- 特徴
- 電話相談ベースで非公開求人まで扱う。書類より先に話して条件を擦り合わせたい人向け
- 役割
- 他2社の担当者と比較する3社目。地元中堅・個店寄りの非公開枠まで網を広げる係
- 向く使い方
- 非公開求人・電話相談を使いたい人。公式サイトから相談する
東大阪では条件の伝え方が結果を分けます。「土日休み希望」ではなく「日曜は月◯回まで、平日の閉局は◯時まで可」と分けて伝えると、個店74店・日曜0.0%の調剤系15店・夜も日曜も開ける物販型30店のどれを提案すべきかが担当者側でもすぐ判断できます。
個店はレビューが少なく外から実態が見えにくいぶん、担当者が持っている内部情報の価値が高くなります。最低3社併用——担当者を比較できる状態を保つことを崩さないでください。
転職判断のチェックリスト — 5ステップで整理する
①移りたい理由を1行にする ②日曜に入るかを先に決める ③年収を全国566.8万円+大阪府569.8万円+求人票608万円の3ものさしで掴む ④エージェント3社+ハローワーク+Googleマップに複線化 ⑤面接で手がかりの答え合わせをしてから決める。
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STEP 1
移りたい理由を1行にする
忙しさ・人間関係・年収・シフトのどれが主因かを特定。理由の型は辞めたい理由ランキングで自分の位置を確かめられる
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STEP 2
「日曜に入るか」を先に決める
東大阪は日曜に開く78店のうち約56店がチェーン側で、個店74店は約22店(29.7%)。日曜休みが主因なら個店側か日曜0.0%の調剤系15店、シフトで稼ぎたいなら物販型30店と、先に型を決めてからエリアを絞る
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STEP 3
年収レンジを3本のものさしで掴む
全国566.8万円(job tag)+大阪府569.8万円(マイナビ薬剤師集計・全国36位)+求人票平均608万円の3層で相場を掴み、ファルマスタッフ大阪府ページで直近値を必ず自分でも確認する。求人票はレンジ下限を初年度想定に置く
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STEP 4
情報源を3系統に複線化する
エージェント最低3社+個店74店を拾うハローワーク+志望店舗のGoogleマップ確認。個店はレビュー中央値3件で外から見えにくいぶん、複線化の効果が大きい
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STEP 5
面接で「手がかりの答え合わせ」をしてから決める
ピーク時間帯の人員体制・休憩の実態・直近の退職者数を質問し、レビューから立てた仮説を検証したうえで意思決定する
あわせて読みたい(東大阪の隣接軸+方法論ピラー)
よくある質問(東大阪市の薬剤師求人)
東大阪市の薬剤師求人はチェーンと個店どちらが多いですか?
編集部の検索露出ベースサンプルでは、チェーン82店(52.6%)が個店・地域薬局74店(47.4%)を上回りました。本サイトが公開している大阪市・堺市・神戸市・京都市の調査ではいずれも個店側が過半だったので、東大阪は向きが逆ということになります。ただし数の多さと働き方は別問題です。個店74店のうち54店が調剤で、日曜に開けているのは29.7%——実数にして約22店。市内で日曜に開いている78店から差し引くと、残る約56店はチェーン側です。「数はチェーン、日勤に純化しているのは個店と一部の調剤系」という二層構造として読んでください。
東大阪で日曜休みの薬剤師求人は見つけやすいですか?
市全体の日曜営業は50.0%(78店)で、ちょうど半分の店が日曜も開けています。ただし個店74店にかぎると日曜営業は29.7%(約22店)で、約7割が日曜を閉めている計算です。加えてチェーンでも、アカカベ薬局4店・東光第一薬局4店・さくら薬局3店、そして日本調剤・クオール・そうごう薬局・オレンジ薬局の各1店は日曜0.0%です。逆にスギドラッグ11店・キリン堂5店・サンドラッグ5店・ジャパン4店を含む9ブランド計30店は日曜100%なので、この30店は日曜出勤が前提になります。
夜勤なし・夜間シフトなしで働きたい場合はどうすればいいですか?
東大阪市全体の夜間営業率は48.1%(75店)と半分近くあるので、店舗単位で選ぶ必要があります。個店74店の夜間営業は31.1%(約23店)ですから、残る約51店は20時より前に閉めている計算です。エリアで見ると長田・鴻池元町のエリアB(26店)が夜間38.5%で最も低いのですが、26店は1店の増減で約3.8ポイント動く小ささなので、エリア平均を根拠にしないでください。チェーンで夜を避けたい場合は、さくら薬局3店や日本調剤・クオール・そうごう薬局・オレンジ薬局の各1店が夜間0.0%、ウエルシア19店も夜間26.3%です。いずれも曜日単位でGoogleマップの営業時間を確認してください。
布施のエリアDと吉田・加納のエリアA、働き方はどう違いますか?
エリアD 布施・長堂・足代は52店で全体の33.3%を占める最大店数のエリアです。調剤26店とドラッグストア26店がちょうど半々、運営主体はチェーン30店/個店22店で、夜間51.9%・日曜50.0%と稼働が市内で最も高めです。レビュー平均17.8件・中央値8件で乖離2.2倍と、平均が実感に近いエリアでもあります。一方エリアA 吉田・加納は44店・チェーン22/個店22で、日曜52.3%と4エリアで最も高く、平均★3.63も最も高い。ただしレビュー平均25.7件は中央値6件の4.3倍で、市内最大261件の1店がこのエリアに属しています。稼働の高さで選ぶならD、来店量に幅がある環境で経験を積みたいならAです。
長田・鴻池元町のエリアBの数字は信頼できますか?
エリアB 長田・鴻池元町は収集26店で、4エリアのなかで最も対象が少ないエリアです。1店の増減で約3.8ポイント動くため、夜間営業38.5%という数字の実体は「26店のうち10店」です。日曜46.2%が他の3エリア(50.0%・50.0%・52.3%)より低いことも、この件数の上に乗った値なので差として読まないでください。またレビュー中央値3件に対して平均16.8件で、乖離は5.6倍——最大106件の1店の影響を強く受けています。このエリアで応募先を探すなら、エリア平均ではなく候補店を1店ずつ並べて比較するのが正しい進め方です。
スギドラッグとスギ薬局は同じ扱いで考えていいですか?
本記事の集計では別のブランド名として分けて数えています。東大阪ではスギドラッグ11店・スギ薬局6店で、合わせると17店。ただし営業の型は違います。スギドラッグ11店は夜間100%・日曜100%でレビュー中央値42件、スギ薬局6店は夜間66.7%・日曜66.7%でレビュー中央値12件です。同じ看板グループでも、店名表記の違いによって夜と日曜の入り方が変わるということです。応募先を検討するときは、グループ名でまとめず店舗単位で営業時間を確認してください。なお本記事のグループ分けは店名から編集部が分類したもので、資本関係を示すものではありません。
個店の平均★3.66はチェーンより高いですが、働きやすいということですか?
そうは読めません。平均★は来局した患者・お客さんの評価であって、そこで働く人の満足度ではありません。加えて個店74店のレビュー中央値は3件と非常に小さく、たまたま投稿された1〜2件で平均が大きく動きます。市内で最も高いのはオレンジ薬局の5.00、次にそうごう薬局の4.60ですが、どちらも1店だけの値でレビュー件数は1件・10件しかありません。逆にコクミンドラッグの2.60・クオールの2.70という低い数字も同じく1店の値です。マツキヨ・ココカラ12店の3.33やさくら薬局3店の2.90も、来店客数の多さや客層の違いが反映されます。評価の高低を職場の質と直結させず、面接で人員体制や離職理由を確認する材料として使ってください。
東大阪市の薬剤師平均年収はいくらですか?
ものさしは3本あり、基準が違うので混ぜないでください。公的統計の全国値は566.8万円(job tag・令和7年賃金構造基本統計調査)。マイナビ薬剤師の大阪府集計は569.8万円で全国36位、同社基準の全国平均599.3万円を29.5万円下回ります(平均年齢41.9歳・月間168時間)。ファルマスタッフの大阪府ページでは登録求人5,356件の正社員平均が608万円(最低350万円)でした(いずれも2026-07-26 取得)。ただしこれらは大阪府全域の集計で、大阪市・堺市などを含む値です。東大阪市単独の相場ではない点と、布施から近鉄で大阪市中心部が通勤圏に入る点を踏まえ、通勤時間を含めた実質時給で比較してください。

