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薬剤師は何歳まで働ける?定年後の再雇用と再就職、求人選びで確かめたいこと

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落ち着いた調剤室のいすと作業台(人物なし・文字なし)

薬剤師の求人・転職

薬剤師は
何歳まで働ける?

定年後の再雇用と再就職、求人選びで確かめたいこと

薬剤師は、定年を迎えたら一律に働けなくなるわけではありません。職場の定年・再雇用制度と、本人が希望する勤務条件によって働き方を考えられます。

法律が求める雇用確保と、実際の求人で採用されるかは別の話です。ここでは厚生労働省の制度説明と薬剤師統計をもとに、定年後の再雇用、再就職、求人票で確認したい条件を順に整理します。

【結論】薬剤師は定年後も働けるが条件確認が必要

薬剤師は定年後も働く人がおり、勤務先の制度や求人の条件を確認する必要があります。

  • 定年を設ける場合、その年齢は60歳以上です。
  • 定年が65歳未満の事業主には、65歳までの雇用確保措置が求められます。
  • 70歳までの就業機会確保は努力義務で、70歳定年の義務ではありません。
  • 令和6年の統計には、70歳以上で薬局・医療施設に従事する薬剤師が掲載されています。

厚生労働省の説明では、企業が定年を決める場合は60歳以上とする必要があります。また、定年が65歳未満なら、定年引上げ、継続雇用、定年廃止のいずれかで65歳までの雇用を確保する必要があります。

厚生労働省の薬剤師統計には70歳以上で働く人も載っています。したがって「定年後は薬剤師として働けない」と考える必要はありません。

定年は雇用の区切りで再雇用は継続の仕組み

定年は勤務先が設ける雇用の区切りで、再雇用は定年後も同じ職場などで働く仕組みです。

厚生労働省は、継続雇用制度を、雇用している高年齢者を本人が希望すれば定年後も引き続き雇用する制度と説明しています。継続雇用先として自社だけでなくグループ会社も認められています。今の勤務先で働き続けたい場合は、就業規則や人事担当者への確認を先に進めると、退職後の求人探しと混同せずに済みます。

再雇用後の業務、勤務日数・時間、勤務地、賃金、契約更新条件を、説明を受けた書面で比べましょう。継続雇用制度があっても、これまでと同じ労働条件で続けられるとは限りません。

定年後の進路を分けて考える

厚生労働省「高年齢者の雇用」・2026年9月29日取得

  1. 現在の勤務先の制度を確認定年年齢、継続雇用の有無、再雇用後の勤務条件を確認する。
  2. 続ける場合は条件を照合業務、時間、勤務地、賃金、契約更新について説明を受ける。
  3. 別の職場も考える場合は求人を比較希望する働き方に合う募集を探し、応募条件を個別に確かめる。

なお、65歳までの雇用確保措置と、70歳までの就業機会確保は義務の強さが異なります。70歳までについては、定年の引上げや継続雇用、定年廃止、業務委託契約などの選択肢を事業主が設けるよう努める制度です。70歳まで正社員として雇う義務や、すべての人が同じ条件で働ける仕組みと読み替えないことが大切です。

高齢の薬剤師も薬局や医療施設で働いている

令和6年統計では、薬局・医療施設に従事する70歳以上の薬剤師は13,788人です。

同じ統計では60~69歳が34,173人です。対象は薬局・医療施設に従事する薬剤師であり、すべての職場で働く薬剤師の年齢別人数ではありません。

薬局・医療施設で働く薬剤師の年齢階級

厚生労働省「令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況 薬剤師」・2026年9月29日取得

260,727人薬局・医療施設の総数
34,173人60~69歳
13,788人70歳以上

統計で確認できるのは、対象施設で実際に従事している人数です。採用時の年齢、転職した時期、雇用形態、週の勤務時間は、この数字から読み取れません。「70歳以上の薬剤師がいる」という事実と、「希望する条件で新たに採用されるか」は分けて考えてください。

定年後は継続雇用と別の職場の求人を選べる

定年後は現在の職場での継続雇用のほか、別の職場で正社員・パート・派遣の求人を探せます。

働く時間と担当業務を先に決めて比べましょう。

ファルマスタッフとお仕事ラボは、どちらも正社員・パート・派遣の求人を扱っています。ファゲットでは調剤薬局や病院などの求人を探せ、検索条件に「再雇用制度あり」があります。

短時間で働きたいなら、パート求人の曜日・時間帯、休憩、残業の見込みを確認します。派遣を考えるなら、雇用主と就業先の違いも把握しましょう。ファルマスタッフは、派遣では派遣会社と雇用関係を結び、正社員やパートでは就業先と直接契約すると説明しています。

働き方を決める前に

希望する勤務日数、避けたい時間帯、続けたい業務を先に書き出すと、雇用形態の名前だけで判断せずに求人を比べられます。長く働くための体力面も、通勤時間や立ち仕事の比重と合わせて考えてください。

厚生労働省は高年齢者の働きやすい職場づくりとして、作業設備の改善や短時間勤務など雇用形態の多様化を挙げています。ただし、個々の薬局や病院でその設備や勤務制度が整っているかは、求人票と面談で確かめる必要があります。

再就職の求人票は業務と勤務条件で判断する

再就職では年齢だけで応募先を選ばず、業務や勤務条件を見て続けられる働き方か確認します。

年齢だけで応募先を選ばず、担当業務、勤務時間、契約期間と更新条件、通勤や設備を見て、続けられる働き方かを確認します。

求人票の「再雇用制度あり」は、応募した人に再雇用が約束される表示ではありません。ファゲットの検索条件にもこの項目がありますが、その内容や対象年齢、再雇用後の条件は募集ごとに確認が必要です。定年後に新しい職場へ入る場合は、入職後の定年制度も合わせて聞いておきましょう。

図解: 再就職の求人で確かめる条件
(編集部作成の図)
  • 担当する業務と、これまでの経験を使える範囲
  • 勤務日数・時間帯・休憩・残業の扱い
  • 雇用期間、更新の条件、勤務先の定年と再雇用制度
  • 通勤方法、作業設備、立ち仕事の割合
  • 賃金の決まり方と、説明された条件を書面で確認できるか

勤務時間と業務の範囲は、働き始めてからの負担に直結します。無理なく続けられるかは本人の事情で変わるため、年齢だけで一律に判断できません。

紹介会社には、希望する業務、地域、勤務日数・時間帯をまとめて伝えましょう。複数のサービスで同じ募集が見つかった場合は、募集元と応募状況を整理して二重応募を避けます。

薬剤師の求人サービスは契約先や検索条件で選ぶ

雇用形態で決まらなければ、派遣の契約先・通勤経路・再雇用制度の検索条件で使い分けます。

次の順番は、このページで紹介する提携先の掲載順です。求人の質や採用されやすさの順位ではありません。各社の公開ページで確認できた項目だけを載せています。

画像:ファルマスタッフ・お仕事ラボ・ファゲットの公式サイト(2026年10月2日〜2026年10月7日時点)
#名前公式ページで確認できた内容
1ファルマスタッフの公式サイト(スマホ表示)ファルマスタッフ正社員・パート・派遣の求人を扱う
2お仕事ラボの公式サイト(スマホ表示)お仕事ラボ正社員・パート・派遣の求人を扱う
3ファゲットの公式サイト(スマホ表示)ファゲット「再雇用制度あり」の検索条件がある

ファルマスタッフとお仕事ラボは、正社員・パート・派遣の取扱いが共通しています。派遣の契約先を理解したい場合はファルマスタッフの説明、通勤経路から候補を絞りたい場合はお仕事ラボの沿線・駅検索が判断材料になります。入職後の再雇用制度を重視する場合は、ファゲットの「再雇用制度あり」で候補を探せます。

年齢別の採用実績や、希望地域・勤務時間に合う求人数は、今回読んだ公式資料では比較できません。以下は公開された制度・検索項目をもとにした編集上の整理です。現在の勤務先で続ける場合や、応募を保留する場合も含めて選べます。

希望する働き方から選ぶ
読者の状況選択肢選ぶ理由
現在の職場の継続雇用条件が希望に合う現職での継続雇用を優先する現在の勤務先などで働き続ける制度を使えるなら、外部への応募を急ぐ必要はない
勤務時間を減らし、通勤経路も重視したいお仕事ラボでパート・沿線・駅から探す勤務形態と通勤経路を組み合わせて候補を絞れる
派遣の雇用主と就業先の関係を理解したいファルマスタッフの派遣説明を読む就業先との直接雇用と、人材派遣会社との雇用関係の違いが説明されている
新しい職場でも将来の再雇用制度を重視したいファゲットで「再雇用制度あり」を選ぶ制度のある職場を探す入口になる。対象者や条件は前節のチェック項目で比べる
希望条件が未定、または候補の条件が合わない追加登録・応募を保留する先に希望する業務・時間を整理すると、現職の条件も含めて比較しやすい

根拠:厚生労働省の継続雇用制度説明、ファルマスタッフの派遣説明、お仕事ラボの検索項目、ファゲットの検索項目。
選択肢と理由は、これらをもとにした編集上の判断です。

【よくある質問】働ける年齢と採用条件は分けて考える

年齢の上限、再雇用と再就職の違い、求人の確かめ方について、迷いやすい点を整理します。

薬剤師は65歳で働けなくなりますか?

いいえ。65歳までの雇用確保措置は勤務先に求められる制度で、薬剤師がその年齢で働けなくなる決まりではありません。現在の勤務先の定年と継続雇用条件を確認してください。

70歳まで雇ってもらえる決まりですか?

70歳までの就業機会確保は事業主の努力義務です。厚生労働省は、70歳定年を義務付けるものではないと明記しています。

70歳以上で働く薬剤師はいますか?

令和6年の厚生労働省統計では、薬局・医療施設に従事する70歳以上の薬剤師は13,788人です。この数字から、個人の採用可能性までは分かりません。

再雇用と再就職は同じですか?

この記事では、再雇用を現在の勤務先などで定年後も働き続ける制度、再就職を別の職場の求人に応募することとして区別しています。応募時には新しい勤務先の制度を確認してください。

パートや派遣でも探せますか?

ファルマスタッフとお仕事ラボは、正社員・パート・派遣の求人を扱うと公式ページで示しています。希望地域や勤務時間に合う募集があるかは、検索結果で確認してください。

求人票の「再雇用制度あり」だけで決めてよいですか?

制度の有無に加え、対象者、勤務時間、業務、賃金、契約更新の条件を個別に確認してください。検索画面の表示だけでは、入職後の条件までは判断できません。

データの根拠(出典)

本文の数字・制度・サービス情報は上記ページの記載に基づきます。統計は薬局・医療施設に従事する薬剤師の範囲で読み取っています。

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