彦根市の薬剤師求人|91店・年収637万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場
彦根市の薬局・ドラッグストアは91店。1店ずつ住所と営業時間を確かめました。
薬剤師が職場を決めるとき、いちばん重く見るのは通勤のしやすさです。残業の少なさ、職場の雰囲気がこれに続きます。
この記事は、91店を通える範囲から絞り込むための地図として作りました。
年収の目安は、滋賀県の求人票ベースで正社員平均637万円です。
市内の店は4つのまとまりに分かれますが、どれも18〜32店で大きな偏りがありません。彦根駅・中心市街地が32店、南彦根・高宮が21店、開出今・八坂が20店、河瀬・稲枝・日夏が18店です。
勤務時間の見当をつける材料として、夜まで開ける店が23店、日曜に開ける店が28店あります。
ひとつだけ先に。ここでいう営業時間は店のもので、そのまま個人のシフトになるわけではありません。
夜まで開ける店に入っても自分が遅番に回るとは限らず、その逆もあります。この記事が引き受けるのは、候補を絞るところまでです。
彦根で面接のときに何を確かめるべきかまで、記事の中で整理します。
※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。掲載した数値は、編集部が自前で集めて数え直したものです。
- 調査都市
- 滋賀県彦根市(4エリア)
- 調査した店舗数
- 91店(調剤薬局70/ドラッグストア21・2026年8月時点)
- 夜まで開ける店
- 23店(25.3%・調剤薬局8店/ドラッグストア15店)
- 日曜に開ける店
- 28店(30.8%・調剤薬局11店/ドラッグストア17店)
- 夜も日曜も開けない店
- 61店(うち調剤薬局57店)
- 店名が売り場系の表記で始まる店
- 31店(夜21店/日曜25店)
- それ以外の60店
- 夜2店/日曜3店
- 口コミ
- 20店から650件を取得、うち本文323件
- 本文の中身
- 待ち時間への言及15件/強い口調10件/人員や忙しさ5件
- 口コミ中央値
- 2件(1件も付いていない店が30店)
- 平均★
- 3.65(評価が付いた61店)
- 滋賀県の規模
- 薬剤師2,936人・薬局578件(薬キャリ掲載)
- 統計の年収
- 滋賀県 582.8万円(マイナビ集計・全国32位)
- 求人票の年収
- 正社員平均637万円(ファルマスタッフ滋賀県・求人590件)
- データの出所
- Googleマップ掲載店の編集部実収集に、公的統計と各社の公式ページを併用
平均★は評価データのある61店の平均です。これは薬を受け取りに来た人が付けた点であり、そこで働く人の採点ではありません。この記事の数値は、すべて編集部が独自に集計したものです(2026年8月時点)。
結論: 彦根で遅番や日曜のシフトがある職場を探すなら、候補は夜23店・日曜28店。
調剤薬局に絞ると夜8店・日曜11店まで減り、その大半は売り場系の名前を掲げた店です。
- 調剤薬局70店のうち57店は夜も日曜も開けていません。平日の日中だけ働きたいなら、候補は市内に61店あります
- 夜に開く23店のうち21店、日曜に開く28店のうち25店が、店名が売り場系の表記で始まる31店の側から出ています。残る60店から出ているのは夜2店・日曜3店だけです
- エリアで見ると、夜も日曜も店数が最も多いのは南彦根・高宮エリアで21店中7店と11店。開出今・八坂エリアの調剤薬局14店には、夜に開ける店がありません
- 本記事の数字は、Googleマップで「彦根市 調剤薬局」「彦根市 ドラッグストア」を検索して上位に出た店を重ねて数えた調べた91店の露出ベースのサンプルです。市内の全店を数え上げた調査ではありません
- 口コミは650件を読み、本文があったのは323件。待ち時間への言及が15件、強い口調のものが10件で、いずれも夜か日曜に開けている店に付いていました
- 年収のものさしは3本。
公的統計の全国値が566.8万円(job tag)、県単位の集計は582.8万円(マイナビ)、求人票の正社員平均が637万円(ファルマスタッフ滋賀県)です
先に答え — 知りたいことから、彦根での見どころを1行で
根拠は後半のデータで開きます。まずは自分に当てはまる行だけを拾ってください。
| 知りたいこと | 彦根での見どころ | 最初の一歩 |
|---|---|---|
| 遅番や日曜のシフトに入りたい | 候補は夜23店・日曜28店。調剤薬局に絞ると夜8店・日曜11店まで減ります | 夜と日曜の実数を見る → |
| 平日の日中だけ働きたい | 夜も日曜も開けていない店が61店。うち57店が調剤薬局です | 61店の内訳へ → |
| 家の近くで候補を並べたい | 彦根駅・中心市街地32店/南彦根・高宮21店/開出今・八坂20店/河瀬・稲枝・日夏18店 | エリア別マップへ → |
| 口コミを読んで決めたい | 本文が採れたのは20店。市内91店のうち30店には、口コミが1件も付いていません | 口コミの中身へ → |
彦根市で働く薬剤師の年収はいくらか
全国の平均年収は566.8万円です。滋賀県の実額は求人2社の掲載値を並べて確かめます。
出所も母集団も異なる3つの数字。同じ土俵で比べられません
566.8万円
job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査の加工値。労働時間は157時間
582.8万円
マイナビ薬剤師がまとめた同社集計。平均年齢34.5歳・月間勤務174時間、順位は全国32位
637万円
ファルマスタッフが掲載する正社員平均。求人590件・パート時給2,276円
滋賀県の薬剤師平均年収 582.8万円(全国32位)。同社基準の全国平均は599.3万円で、その差は-16.5万円。平均年齢34.5歳・月間勤務時間174時間。賃金構造基本統計調査をもとにした同社集計。
出典:マイナビ薬剤師 / 滋賀県の薬剤師平均年収(2026-08-17 取得)
滋賀県の薬剤師求人 590件。正社員の平均年収は637万円で、幅は最高826万円から最低400万円まで。パートは平均時給2,276円で、幅は最高3,000円から最低1,900円まで。※値は同社に掲載中の求人を店数としたもので、2026年08月17日時点のものです。
出典:ファルマスタッフ / 滋賀県の薬剤師求人(2026-08-17 取得・日次で変動します)
統計は全国平均を下回り、求人票は上回るという並び
滋賀県の数字には少しねじれがあります。マイナビ集計では582.8万円で全国32位、同社基準の全国平均を16.5万円下回りました。ところが求人票側のファルマスタッフでは正社員平均637万円で、こちらは統計側より50万円以上高く出ています。
この差は職場の良し悪しではなく、測っているものの違いから来ます。統計の側が見ているのは、すでにその職場にいる人の給与で、勤続の浅い人も時短の人も母集団に入ります。求人票が示すのは、これから採用したい枠への提示額です。ファルマスタッフの掲載でも最高826万円から最低400万円まで幅があり、平均637万円が初年度に約束される額ではありません。
県の値は彦根市の値ではない
もう一点、押さえておきたいことがあります。滋賀県の集計は大津市や草津市を含む県内全域をならした値であり、彦根市だけを取り出した数字ではありません。彦根市は県庁所在地ではなく、県内にある複数の市のひとつです。県の平均を自分の条件にそのまま当てはめないでください。
実務で意味を持つのは、提示された金額と月あたりの勤務時間を組にして見比べることです。マイナビの滋賀県の値には月間勤務174時間という付帯情報が付いています。同じ年収でも、夜と日曜を含むシフトかどうかで時間あたりの重さは変わります。彦根では業態によって営業時間が大きく違うので、この確認はとくに効きます。
どのエリアで働くか — 彦根市4エリアの職場マップ
4エリアのうち夜も日曜も店数が最も多いのは南彦根・高宮エリアで、21店中7店と11店が開けています。
下の4つは行政の区分ではありません。91店の所在地をもとに近い店どうしでまとめ、それぞれに多く現れる町名を名前として借りています。彦根駅・中心市街地エリアは大東町・中央町・芹川町を核に、市の中心部をまとめた32店の束です。開出今・八坂エリアは開出今町と後三条町を中心に市街地の西側へ広がり、南彦根・高宮エリアは西今町と高宮町を核として中心部の南に位置します。河瀬・稲枝・日夏エリアは日夏町と川瀬馬場町を含み、4つのまとまりの中で中心部から最も離れた一帯です。いずれも実在する町名・地区名で、記事のために作った呼び名ではありません。
よくある疑問:「夜や日曜の勤務がある職場は、市内のどのあたりに多いんですか?」
夜は20時より後まで開ける店、日曜は日曜を営業日に持つ店。色は同じ列の中での相対的な高低
| エリア | 調剤薬局の夜/日曜 | ドラッグストアの夜/日曜 |
|---|---|---|
| 彦根駅・中心市街地 | 4店/4店 | 2店/3店 |
| 開出今・八坂 | 0店/1店 | 5店/5店 |
| 南彦根・高宮 | 1店/4店 | 6店/7店 |
| 河瀬・稲枝・日夏 | 3店/2店 | 2店/2店 |
この数字の出し方:編集部が91店をエリアと業態で仕分けし、夜と日曜の店数を数え直しました。調剤薬局の夜は4+0+1+3で8店、日曜は4+1+4+2で11店、ドラッグストアの夜は2+5+6+2で15店、日曜は3+5+7+2で17店に戻ります。いちばん小さい河瀬・稲枝・日夏エリアは18店なので、1店の増減で5.6ポイント動きます。エリアどうしを割合で比べないでください。実数で言えるのは、彦根駅・中心市街地エリアが32店で最も厚いこと、夜に開ける店と日曜に開ける店がともに南彦根・高宮エリアで最も多いこと、そして開出今・八坂エリアの調剤薬局から夜の候補が出てこないことです。
開出今・八坂エリアの調剤薬局14店に、夜の候補はない
4つのまとまりの中で、いちばん形がはっきりしているのが開出今・八坂エリアです。このエリアの調剤薬局14店のうち、夜に開けている店は0店、日曜に開けている店は1店。一方でドラッグストアは6店中5店が夜も日曜も開けています。エリアの中に夜の職場は存在しますが、その入口は売り場の側にしかありません。
このエリアに含まれる開出今町には6店が集まっており、6店とも調剤薬局で、6店とも夜も日曜も開けていません。うち1店は店名に「彦根市立病院前」、もう1店は「彦根八坂」を含みます。平日の日中で働きたい人にとっては、市内で最も候補が詰まった町名のひとつです。ここから読み取れるのは店名に書かれている事実までで、処方箋がどこから来るのかまでは分かりません。
南彦根・高宮エリアのドラッグストア7店は、7店とも日曜に開ける
反対に、夜と日曜の職場がいちばん多く集まっているのが南彦根・高宮エリアです。夜に開ける店が7店、日曜に開ける店が11店で、どちらも4エリアの中で最も多い実数でした。とくにこのエリアのドラッグストア7店は、7店すべてが日曜を営業日にしています。
ただし調剤薬局の側を見ると、夜に開けているのは14店中1店だけです。このエリアは「夜と日曜の職場が多い」のであって、「調剤の夜勤が選びやすい」わけではありません。調剤薬局が自前で夜を持っているのは彦根駅・中心市街地エリアで、市内8店のうち4店がここに集まっています。
| エリア | 平均★(レビュー件数) | 口コミが1件も付いていない店 |
|---|---|---|
| 彦根駅・中心市街地 | 3.78(17店) | 15店 |
| 開出今・八坂 | 3.78(15店) | 5店 |
| 南彦根・高宮 | 3.39(18店) | 3店 |
| 河瀬・稲枝・日夏 | 3.72(11店) | 7店 |
評価の側も並べておきます。彦根駅・中心市街地エリアと開出今・八坂エリアの平均★はともに3.78で、順位は付きません。件数はそれぞれ17店と15店で、評価そのものが付いていない店を差し引いた数です。星の高低を職場の質と結び付けて読むことはできません。これは薬を受け取りに来た人が付けた点であって、そこで働く人の採点ではないからです。
同じ町名が2つのエリアにまたがっている
もうひとつ、読み方の注意を添えます。この4つのまとまりは所在地をもとに近い店どうしでまとめたものなので、行政の町丁目とは一致しません。実際、西今町の9店は開出今・八坂エリアと南彦根・高宮エリアに分かれて入っており、川瀬馬場町の5店も南彦根・高宮エリアと河瀬・稲枝・日夏エリアにまたがっています。後三条町と野瀬町も同じように2つのまとまりに分かれました。
ですから「◯◯町はこのエリア」と断定しないでください。本記事で町名に触れるときは、あくまで「このエリアに含まれる◯◯町の店」という意味で書いています。通勤の可否を決めるときは、エリアの呼び名ではなく店の住所と地図で判断するのが確実です。
彦根市には薬局が何店あり、どう分かれているのか
彦根市で実際に確認できた薬局とドラッグストアは91店です。調剤薬局70店とドラッグストア21店に分かれます。
資格職なので、募集そのものが尽きる心配は彦根でもありません。むしろ困るのは、募集の文面には閉店時刻の実情も、日曜に誰が入っているかも書かれていないことです。暮らしの形を左右するのはそちら側なのに、応募する前には見えません。市全体の並びを先に手元へ置いておけば、どの欄が空白なのか、どこを自分で確かめる必要があるのかが短い時間で判別できます。
賃金(年収) 566.8万円 / 労働時間 157時間 — 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成。有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)。
出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-17 取得)
県の規模感も添えておきます。薬キャリが掲げる滋賀県の統計では、県内の薬剤師は2,936人、人口10万人あたりでは207.3人(全国平均226人)。施設のほうは薬局578件、病院57件、診療所1,046件と並びます。勤務先の割合は薬局58.1%(1,705人)、病院15.5%(455人)、診療所2.6%(77人)で、半数を超える人が薬局に勤めているという配分です。本記事が数えた91店は、この578件のうち彦根市内で検索上位に出てきた分にあたります。県の数字は大津市や草津市を含む県内全域の集計であって、彦根市単独の値ではありません。
滋賀県の薬剤師 2,936人(人口10万対 207.3人・全国平均226人)。薬局578件・病院57件・診療所1,046件。勤務先の割合は薬局58.1%(1,705人)・病院15.5%(455人)・診療所2.6%(77人)。
出典:薬キャリ(m3.com)/ 滋賀県の薬剤師求人(2026-08-17 取得・同社ページの掲載値を書き写したものです)
公的統計の上に編集部の実収集を載せた、規模をつかむための出発点
3.57倍
令和6年度・job tag掲載。全職業の平均を大きく超える水準が続いています
578件
薬キャリ掲載。県内の薬剤師2,936人のうち58.1%が薬局に勤めています
91店
彦根市の薬局・ドラッグストアをGoogleマップ検索から収集(2026-08-17・重複を除いた数)
本記事のデータの前提(91店の集め方と、そこから来る限界)
ここで扱う91店は、Googleマップに「彦根市 調剤薬局」「彦根市 ドラッグストア」の2通りを投げ、それぞれ上位100件までを取り出して重複を落とした検索露出ベースのサンプルです。
住所に市名の入る店だけを残しています。
マップに登録のない店や、検索結果の下のほうに沈んだ店は入っていません。
そのぶん令和5年衛生行政報告例が示す県別の薬局数より小さくなり、市内を数え上げた悉皆調査とは性質が異なります。
狙いは1店ずつに点を付けることではなく、業態・店名・エリア・営業時間という単位で市の並びをつかむことにあります。
この先で扱う4つのまとまりも、行政上の区分けとは関係がありません。店の所在地をもとに近い店どうしでまとめ、そこに多く現れる町名を呼び名として借りたものです。
令和5年度末現在の薬局数は 62,828 施設で、前年度に比べ453施設(0.7%)増加している。人口10万対の薬局数は全国50.5。都道府県別の薬局数は同資料の表5で確認できる。
出典:厚生労働省 / 令和5年度衛生行政報告例の概況(PDF)(2026-08-17 取得・全国値)
「彦根市 薬剤師 求人」で最初に押さえる一枚の数字
求人サイトの一覧を下までたどっても、市の形は像を結びません。91店を横に並べて最初に見えたのは、調剤薬局70店に対してドラッグストアが21店という並びでした。数のうえでは、彦根は圧倒的に処方箋の側に寄った市です。
ただし、この総数だけでは応募先を絞れません。知りたいのは「その70店が、自分の希望する時間帯で開いているのか」だからです。そこを開いた瞬間に、彦根の輪郭は一気にはっきりします。次の調剤70店の夜と日曜が本記事のいちばんの山です。
「チェーン17店・個店74店」という区分の限界
収集の過程では、店名の頭に付く社名でそのままチェーンかどうかを判定した列も作りました。その集計では市内をチェーン17店と個店・地域薬局74店に分けています。ただしこの判定表に載っていない全国規模の会社は、そのまま個店の側に入ってしまいます。実際、彦根で店を構えるいくつかの全国チェーンが判定表から漏れており、「74店が個人経営の薬局」という意味には受け取れません。
そのため本記事では、この区分を働き方の話の根拠には使いません。代わりに使うのは業態(処方箋を扱う店か、売り場を持つ店か)と、店名そのものの2つです。どちらも収集した91店の情報から直接読み取れるもので、判定表の抜けに左右されません。
平日の日中だけ働きたいなら、どの61店から当たるか
平日の日中だけ働きたい人には、夜も日曜も開けていない61店が候補です。市内91店の3分の2にあたります。
この61店をエリアで割ると、彦根駅・中心市街地エリアが24店、開出今・八坂エリアが14店、河瀬・稲枝・日夏エリアが13店、南彦根・高宮エリアが10店です。調剤薬局だけに絞ってもそれぞれ22店・13店・12店・10店あり、どのまとまりを選んでも二桁の候補が残ります。通勤範囲を先に決めても、日中の職場を探すぶんには選択肢が尽きません。
| 切り口 | 店数 | 中身 |
|---|---|---|
| 夜も日曜も開けていない店 | 61店 | 91店の3分の2。調剤薬局57店とドラッグストア4店で構成されます |
| うち店名が売り場系でない店 | 55店 | 地域名や個人名を掲げた薬局が中心。求人の出し方がまちまちな層でもあります |
| いちばん厚いエリア | 24店 | 彦根駅・中心市街地エリア。うち22店が調剤薬局です |
| いちばん詰まった町名 | 6店 | 開出今町。6店とも調剤薬局で、6店とも夜も日曜も開けていません |
日夏町5店のうち4店も、平日の日中で回している
もう1か所、町名の単位で見えるまとまりがあります。河瀬・稲枝・日夏エリアに含まれる日夏町です。この町名で拾えた5店はすべて調剤薬局で、うち4店が夜も日曜も開けていません。残る1店は夜と日曜の両方を開けており、店名に売り場系の表記が付いています。
高宮町の5店(調剤薬局4店・ドラッグストア1店)や、川瀬馬場町の5店(調剤薬局2店・ドラッグストア3店)も同じように調べられます。町名の単位まで下りると、候補が2〜3店に絞れて動きやすくなります。ただしこの粒度では対象が少ないので、割合ではなく実数で読んでください。
候補が厚いことと、情報が集まることは別
この61店に当たるときの弱点は、外から見える材料の薄さです。調剤薬局70店の口コミは合計454件、中央値は1.5件で、26店には1件も付いていません。店の名前で検索しても、営業時間と地図のほかにはほとんど何も出てこない、ということが起こります。
だからこそ、この層に当たるときは先に何を確かめるかを決めておくほうが早くなります。営業時間はマップで見られます。それ以外の、調剤室に何人立つのか、入職後の指導は誰が担うのかといった項目は、面接か担当者を通した照会でしか埋まりません。材料が薄い店ほど、聞くことを先に決めておく値打ちが上がります。
店名にドラッグストアの名前が入る店と、入らない店で何が違うのか
夜に開く23店のうち21店、日曜に開く28店のうち25店が、屋号にドラッグストアの名前を持つ店でした。
ここで数えたのは、あくまで店名の頭に付く表記です。会社の資本関係や運営元まで踏み込んだ判定ではありません。それでも、この31店には売り場を持たない調剤専門の店が14店含まれており、店名だけを手がかりにしても業態とは別の区分になっています。店名が売り場系でも中身は調剤室、というケースが彦根には実在するということです。
頭に売り場系の表記が付く31店と、付かない60店を並べた実数
この数字の出し方:編集部が91店の店名を1件ずつ読み、頭に主要ドラッグストアの表記が付く店を数えました。31店と60店を足すと91店、夜は21店と2店で23店、日曜は25店と3店で28店に戻ります。判定に使ったのは店名の表記だけで、会社の資本関係までは追っていません。
夜に開く調剤薬局8店のうち6店は、売り場系の名前を掲げている
ここまでの2つの切り口を重ねると、彦根の形がはっきりします。夜に開いている調剤薬局8店のうち6店、日曜に開いている11店のうち9店は、店名の頭に売り場系の表記が付く店でした。処方箋だけを扱う店でありながら、名前は売り場の会社のものだということです。
裏を返せば、それ以外の名前を掲げた店で夜に開いているのは市内に2店、日曜に開いているのは3店だけです。地域の名前や個人の名字を冠した薬局で遅番のシフトを探すのは、彦根ではかなり細い道になります。この5店をどう見つけるかは、後半の探し方の章で扱います。
店名で当たりを付け、営業時間で確かめる
実務的な使い方はこうなります。求人サイトで彦根の募集を眺めるとき、店名の頭を見た時点で夜と日曜のおおよその見当が付く。そのうえで、気になった店だけマップの登録時間を開いて裏を取る、という順番です。
ただし例外は必ずあります。売り場系の名前を持つ31店の中にも、夜も日曜も開けていない店が6店ありました。名前は当たりを付ける道具であって、答えではありません。候補に残した店は、必ず1件ずつ営業時間を開いてください。
調剤薬局70店のうち、夜と日曜に開いているのは何店か
調剤薬局70店のうち夜まで開くのは8店、日曜は11店です。残る57店は夜も日曜も開けていません。
言葉の意味を先に揃えます。本記事で調剤薬局と呼ぶのは、収集の時点で処方箋の応需を掲げていた店です。ドラッグストアと呼ぶのは、売り場のほうに軸足を置いた店です。夜まで開けるというのは、いずれかの曜日で20時より後まで営業していることで、日曜営業は日曜を営業日に持っていることです。いずれもマップに登録された営業時間からそのまま読み取った区分で、実際のシフトの人数までは分かりません。それでも、この2つの区分だけで市内の91店はきれいに分かれました。
よくある疑問:「彦根の調剤薬局に、遅番や日曜のシフトはあるんですか?」
20時より後まで営業している店を、処方箋の側と売り場の側で分けた内訳
この数字の出し方:編集部が91店の営業時間を1件ずつ確認して集計しました(2026-08-17時点)。夜まで開ける23店を業態で割るとドラッグストア15店・調剤薬局8店で、足すと23店に戻ります。市内のドラッグストアは21店しかないのに、そのうち15店が夜の側にいます。日曜も同じ形で、28店のうち17店が売り場の側でした。営業時間はマップの登録値をそのまま読んだものなので、店舗ごとの実際の閉店時刻は応募前にご自身で開いて確かめてください。
調べた91店を業態で割ったときの、営業時間と口コミの積もり方
70店
処方箋の側 — 調剤薬局
市内の店の大半がこちらです。夜に開けるのは8店、日曜は11店にとどまり、57店は平日の日中で回しています。口コミの合計は454件で、中央値は1.5件。外から様子をうかがえる材料はほとんどありません
- 夜に開ける 8店
- 日曜に開ける 11店
- 両方閉めている 57店
- 口コミ中央値 1.5件
21店
売り場の側 — ドラッグストア
店数は多くありませんが、夜に開けるのが15店、日曜が17店。どちらも閉めているのは4店だけです。口コミの合計は2,107件で、中央値は21件。外から読める言葉はこちらに集まっています
- 夜に開ける 15店
- 日曜に開ける 17店
- 両方閉めている 4店
- 口コミ中央値 21件
調剤薬局70店のうち57店は、夜も日曜も開けていない
この57店という数字が、彦根で職場を選ぶときの出発点になります。処方箋を扱う70店の8割強が、平日の日中だけで回っているということです。ドラッグストアの側で同じ条件に当てはまるのは4店しかありません。売り場を持つ店は、そもそも夜と日曜を前提に組まれています。
この差は、応募先に何を期待できるかを分けます。調剤の仕事に集中しながら遅番も経験したいという希望は、彦根では8店の中から探すことになります。逆に勤務時間を平日の日中に固定したいなら、選べる店は市内に61店あります。どちらの希望も数で答えが出るのが、この市の読みやすいところです。
市全体の25.3%という数字を、そのまま受け取らない
市全体では夜に開ける店が23店で、割合にすると25.3%です。この一行だけを見ると「4店に1店は夜も動いている市」と読めますが、その23店の内訳は調剤薬局8店とドラッグストア15店で、均等ではありません。日曜の28店も、調剤薬局11店とドラッグストア17店という分かれ方です。
つまり市全体の割合は、応募先を選ぶときにはほとんど使えません。使えるのは「自分が入ろうとしている業態の中で、夜と日曜が何店あるか」という実数のほうです。彦根では、業態を決めた瞬間に、働ける時間帯の選択肢もほぼ確定します。
求人票に載らない職場の様子は、どこまで分かるか
口コミ650件のうち本文がある323件では、待ち時間への言及が15件、強い口調のものが10件でした。
まず前提を1つ置きます。本記事が読んだ口コミは、来局した患者が書いたものです。そこで働く人の内部の声は含まれません。ですから以下の件数は、職場の忙しさそのものを測った値ではなく、外から見える混み方の気配にすぎません。それでも、面接で何を聞くかを決める材料としては十分に使えます。
よくある疑問:「口コミを読めば、忙しさは分かるものなんですか?」
職場の様子に触れていそうな投稿を種類ごとに数え直した結果。書き手は来局した患者です
調べた91店から、実際に読める言葉にたどり着くまでの3段階
650件
件数が積もっていた20店から取得。市内91店のうち20店にしか材料がありません
323件
星だけを付けて文章を書かなかった投稿を除いた数。読める言葉はここまで減ります
33件
待ち時間15件・強い口調10件・人員5件ほか。323件のおよそ1割です
この数字の出し方:件数が積もっていた20店から口コミ650件を取得し、本文が空でない323件を残しました。そこから職場の様子に触れていそうな33件を種類ごとに分類しています。待ち時間15件はエリア別に見ると南彦根・高宮と河瀬・稲枝・日夏がそれぞれ5件、開出今・八坂が3件、彦根駅・中心市街地が2件。強い口調の10件は開出今・八坂に6件が集まりました。分類は言葉づかいをもとにした保守的なもので、別の言い方で書かれた投稿は拾えていません。口コミの件数は日々増えていきます。応募先として残した店は、最新の数をご自身で開いて確かめてください。
言及が付いた店は、いずれも夜か日曜に開けている
この33件を店の側から見直すと、はっきりした並びが出てきました。待ち時間の15件を出した9店も、強い口調の10件を出した7店も、全店が夜か日曜に開けている店だったのです。長く開けている店ほど来客が多く、投稿の絶対数も増えます。この件数は職場の質ではなく、来客の量を写しています。
業態で割ると、待ち時間の15件は調剤薬局7件・ドラッグストア8件、強い口調の10件は調剤薬局4件・ドラッグストア6件でした。どちらの業態にも同じように付いており、片方に偏っているわけではありません。件数の多さを店の良し悪しに読み替えないでください。
Googleマップの口コミを書くのは、その場所へ実際に足を運んだ人で、投稿するかどうかは本人に任されています。星の評価だけの投稿もあれば、本文が書かれた投稿もあります。
出典:Googleマップ(2026-08-17 取得・店舗情報と口コミ統計はここから採りました)
口コミ2,561件のうち1,607件が、たった1店に付いている
もう1つ、彦根の口コミには極端な偏りがあります。91店の口コミを合計すると2,561件ですが、そのうち1,607件が1店に集中しています。南彦根・高宮エリアのドラッグストア1店です。上位3店で1,782件、上位5店で1,897件になり、残る86店で600件あまりを分け合っている計算になります。
その1店を除いたドラッグストア20店の合計は500件、中央値は19.5件。一方の調剤薬局70店は合計454件、中央値1.5件で、26店には1件も付いていません。市内で最も多くの店を占める業態が、最も言葉を持っていません。口コミの有無で候補を切ると、彦根では調剤薬局の大半を最初に捨てることになります。
読める店と読めない店で、確かめ方を変える
材料が偏っているなら、何を口コミに聞き、何を別の手で確かめるかを分けておくほうが早くなります。彦根の323件から実際に読み取れたのは、混み具合、接客の当たり外れ、営業時間の実感といった来店体験の側でした。調剤室に何人立つのか、処方箋がどこから来るのか、入職後の指導は誰が担うのかは、ここには書かれていません。
本文323件の中身から、確かめられる範囲と確かめられない範囲を分けた整理
その情報は、来局した人の目に映りますか?
外から使える手がかりは営業時間・口コミ件数・平均★の3つですが、どれ1つでは答えになりません。先に見当を付けておき、面接でその答え合わせをする、という使い方になります。口コミが20件以上ある店には「混み合う時間帯を何人で回しているか」、1件も付いていない店には「入職して3か月の指導を誰が担うのか」。手がかりに任せられるのは、聞くべきことを1つか2つに絞るところまでです。この見る順番については職場環境の手がかりの見方で詳しく扱っています。
この並びは市が変わっても動きません。読み順は職場環境の手がかりの見方で整理しています。
業態そのものの差は、調剤薬局とドラッグストアの違いのほうで扱っています。
強い口調の10件を、どう扱うか
強い口調の10件の正しい読み方(必ずお読みください)
本文323件のうち、強い口調で書かれた投稿は10件ありました。
これは客が攻撃的な文体で書いた投稿の密度であって、彦根の薬剤師の職場が荒れているという意味ではありません。
この10件を出した7店は、いずれも夜か日曜に開けている店でした。
市内で夜に開けているのは23店、日曜は28店で、いずれも長く開けているぶん来客も多くなります。
つまりこの10件は来客の多い店で起きた摩擦の密度であって、そこで働く人の負担を測った数字ではありません。都市どうしで件数を単純に比べる使い方はできません。
使い道は、志望する店の口コミ欄でこの調子の投稿が集まっていないかを見ておき、面接で混み合う時間帯の人の置き方を確かめる道具にすることです。
この手がかりで分かることの範囲(必ずお読みください)
本記事が並べた職場環境の手がかりは、営業時間や口コミ件数や店舗の規模といった外形の数字に、患者側から見える情報を重ねた推定であって、従業員満足度そのものを測った値ではありません。
平均★も口コミ件数も来局した人の採点であって、そこで働く人の満足度とは別物です。
彦根ではさらに、本文が読める規模まで件数が積もっているのが91店のうち20店だけで、
市全体の口コミ中央値は2件、30店には評価すら付いていません。
しかも本文が採れた20店のうち19店は、店名に売り場系の表記が付いた店でした。
口コミが無いことは、悪い店であることを意味しません。
口コミが荒れている店を働きにくい職場だと決めつけることはできません。反対の読み方も同じく成り立ちません。
役に立つのは、面接で離職の理由や混み合う時間帯の体制、教育と研修に踏み込むときの問いのタネとしてです。
求人はどこから探すと取りこぼしがないか
求人サイトとエージェントとハローワークを併用すると、彦根の91店を取りこぼす確率が下がります。
彦根市の薬剤師求人・募集 152件。掲載条件には年収600万円以上、土日休み、年間休日120日以上、残業なし・少なめ、車通勤可などが並ぶ。
出典:薬キャリ(m3.com)/ 彦根市の薬剤師求人(2026-08-17 取得・同社に載っている求人が店数なので日々動きます)
| 比較軸 | エージェント | 公共の職業紹介・直接応募 |
|---|---|---|
| 拾える層 | 売り場系の名前を掲げた31店や、病院・企業の枠。表に出ない募集も含みます | 店名が売り場系でない60店。紹介手数料が発生しない窓口にしか出さない募集も混ざります |
| 店舗単位の確認 | 担当者を通して営業時間や人員の置き方を問い合わせられます | マップと店頭を自分の足で確かめる手間が乗ります |
| 口コミが薄い店への強み | その店へ人を送った実績があれば、公開情報には出てこない話が返ってくることもあります | 窓口の担当者が地元の事情に通じている場合があります |
| 向く使い方 | 夜と日曜の枠を店舗指定で探すとき | 日中の調剤薬局を地道に拾うとき |
彦根での使い分け — 夜の5店をどう見つけるか
彦根で難しいのは、店名が売り場系でない60店の中から、夜や日曜に開けている5店を見つけることです。夜が2店、日曜が3店しかないので、求人サイトの条件検索だけでは網に掛かりません。この5店を探すなら、店舗を指定して問い合わせられるエージェント側に分があります。
逆に、日中の調剤薬局を地道に拾うなら公共の職業紹介が主戦場です。夜も日曜も開けていない57店のうち、店名が売り場系でない店は55店あり、そのすべてがエージェント側に出てくるとは限りません。週に1度は自分でも検索をかけておけば、取りこぼしははっきり減ります。彦根でとくに効くのは、口コミが1件も付いていない30店について担当者に照会をかけることです。公開情報が無いという理由だけで候補から外さずに済みます。
エージェントは何社に登録すればよいか
エージェントは最低3社です。1社だけだと担当者の力量と保有求人の偏りをそのまま受けます。
- 規模
- 同社ページには滋賀県の求人590件、正社員平均年収637万円と出ています(掲載値・日次で変動)
- 特徴
- 調剤薬局の領域に厚みがあり、彦根の受け皿である調剤薬局70店の相談に噛み合いやすい窓口です
- 向く使い方
- 正社員・調剤を軸に据える主軸として。公式サイトで滋賀県の条件を確かめておく
- 特徴
- 薬剤師に絞った派遣・紹介の会社です。扶養内やパート、時短まで含めて、働く時間の組み方から相談できます
- 役割
- 正社員以外の働き方も候補に載せる2社目です。夜と日曜を外したい人にとっては、働く形そのものを組み直す相手になります
- 向く使い方
- 働く日数や時間帯から先に決めたい人。公式サイトで希望する働き方を先に伝えておく
- 特徴
- 電話でのやり取りを入口にして、公開されていない枠まで手を伸ばす会社です。書類より先に会話で詰めたい人に向いています
- 役割
- ほかの2社の担当者と横に並べて見比べる3社目。口コミが出てこない地域の薬局まで網を広げる役です
- 向く使い方
- 公開されていない枠や電話での相談を使いたい人。公式サイトの窓口から声をかけてみる
彦根では、口コミがほとんど付いていない調剤薬局70店にどこまで手が届く担当者かで、提案の幅がはっきり変わります。
3社を下限に——並べて見比べられる状態を保ったまま進めてください。
3社に同じ問いを渡す
登録を済ませたら、初回の面談で投げる問いを先に固めておきます。彦根で効くのは「その店は何時に閉めるのか」「日曜に誰が入っているのか」の2点です。市内の調剤薬局70店のうち57店は夜も日曜も開けていないので、この2つの答え次第で候補が一気に絞れます。
あわせて、口コミの薄い店の募集をどれだけ抱えているかも確かめておきたいところです。市内91店のうち30店には口コミが1件も付いておらず、この層まで手が回る担当者かどうかで提案の幅は大きく違ってきます。同じ問いを3社に渡し、返ってきた中身を並べれば、担当者の差は2週間ほどで見えてきます。給与の相場観を先に持っておきたいときは給料相場の考え方が役に立ちます。
どの順番で動くか — 5つのステップ
動く順番は5段階です。働ける時間帯を先に決め、業態、エリア、店ごとの条件の順に絞ります。
何から決めるかを先に決めておくと、比べるときの物差しが揺れません
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STEP 1
働ける時間帯を先に決める
夜と日曜を引き受けるのか、平日の日中に固定したいのかを最初に確定させる。彦根ではこれで候補の層が決まる。移りたい理由の整理には辞めたい理由ランキングが使える
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STEP 2
業態を決める
日中に固定したいなら夜も日曜も開けていない61店、うち調剤薬局は57店。遅番や日曜を引き受けるなら夜23店・日曜28店で、売り場を持つ店が中心になる
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STEP 3
通えるまとまりを2つまでに絞る
彦根駅・中心市街地32店/南彦根・高宮21店/開出今・八坂20店/河瀬・稲枝・日夏18店から、通勤時間で現実的な範囲を選ぶ。いちばん小さいまとまりは18店なので、比率ではなく実数で比べる
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STEP 4
候補ごとに営業時間と口コミを開く
店名で当たりを付けたら、マップの登録時間で裏を取る。件数が積もっている店なら本文を20件ほど読み、混み合う時間帯の当たりを付ける。1件も付いていない店は面接の質問に回す
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STEP 5
複数の提示を並べて決める
全国566.8万円・滋賀県582.8万円・求人票637万円という3本のものさしに、提示された額と月間勤務時間を重ねる。1社の提示だけでは高いか低いかを判断できない
応募前の3分チェック(彦根版)
候補が絞れてきたら、応募ボタンを押す前に次の3つに目を通してください。
①その店の閉店時刻と日曜の営業日をマップで見る。市内の調剤薬局70店のうち、夜に開けるのは8店です。
②店名の頭を見る。売り場系の表記が付く31店と、それ以外の60店では営業時間の前提が違います。
③口コミの件数を見る。20件以上あれば本文が読めますし、数件しかないなら口コミでは判断できません。
この3分で、面接で聞くべき質問がほぼ決まります。
口コミが1件も付いていない店でも、①と②は確かめられます。
「動かない」も選択肢のうち — 彦根では時間帯を変えると形が変わる
ここまでの数字は、転職をすすめるために並べたものではありません。不満の中身しだいでは、会社は変えずに勤務先の店舗だけを移すほうが先に来る手です。ただし彦根では、その手が効くかどうかが業態によって割れます。売り場を持つ21店のうち17店は日曜を営業日にしているので、同じ会社の中で店舗を移しても日曜の前提は変わりません。
言い換えれば、その不満が1つの店に固有のものなのか、業態そのものに付いてくるものなのかを先に見極める値打ちがあります。売り場の仕事が負担なら業態の側の話、夜のシフトが辛いなら営業時間の側の話になります。彦根には夜も日曜も開けていない店が61店あるので、日中へ寄せる向きには十分に動かせます。暮らしの時間をどう組み替えたかは、ワークライフバランスの事例にも載っています。
よくある質問(彦根市の薬剤師求人)
彦根市の薬剤師の年収はいくらですか?
3本のものさしを別々に見てください。はじめに公の統計です。全国の値が566.8万円です(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査を加工した数字)。次に都道府県ごとの集計を見ると、マイナビ薬剤師が示す滋賀県の値は582.8万円で、同社基準の全国平均599.3万円を16.5万円下回る全国32位です(平均年齢34.5歳・月間勤務174時間)。3本目は募集側の数字で、ファルマスタッフ滋賀県の正社員平均637万円、パート平均時給2,276円です(同ページ表記: 2026年08月17日時点)。並べると求人票側が統計側を上回りますが、統計が測っているのは在職者の給与で、求人票が示すのはこれから採る枠への提示額です。見ている対象がそもそも違います。また滋賀県の集計は大津市や草津市を含む県内全域をならした値であり、本記事の調査が対象とした彦根市だけを取り出した数字ではありません。
彦根市の調剤薬局に、夜勤や日曜出勤はありますか?
市内の調剤薬局70店のうち、20時より後まで開けているのは8店、日曜を営業日にしているのは11店です。残る57店は夜も日曜も開けていません。一方でドラッグストア21店では夜が15店、日曜が17店で、どちらも閉めているのは4店だけでした。市全体では夜が23店(25.3%)、日曜が28店(30.8%)ですが、この数字を業態で割ると形がまったく違います。つまり彦根では、遅番や日曜のシフトを希望するかどうかで見るべき業態が先に決まります。ただし営業時間はマップの登録値をそのまま読んだもので、店舗ごとのシフトの人数までは分かりません。候補に残した店は登録時間を1件ずつ開いて確かめてください。
彦根市で平日の日中だけ働ける職場はどれくらいありますか?
夜も日曜も開けていない店が61店あります。調べた91店のおよそ3分の2で、内訳は調剤薬局57店とドラッグストア4店です。さらに店名で割ると、売り場系の表記が付かない店が55店、付く店が6店でした。エリア別では彦根駅・中心市街地エリアが24店、開出今・八坂エリアが14店、河瀬・稲枝・日夏エリアが13店、南彦根・高宮エリアが10店で、どのまとまりを選んでも二桁の候補が残ります。町名まで下りると、開出今町の6店は6店とも調剤薬局で6店とも夜も日曜も開けておらず、日夏町の5店も5店とも調剤薬局で4店が同じ形でした。勤務時間を平日の日中に固定したい人にとって、彦根は候補の厚い市です。
彦根市で薬局・ドラッグストアが多いエリアはどこですか?
調べた91店を4つのまとまりに分けると、彦根駅・中心市街地エリアが32店でいちばん多く、南彦根・高宮エリアが21店、開出今・八坂エリアが20店、河瀬・稲枝・日夏エリアが18店と続きます。調剤薬局も彦根駅・中心市街地エリアに27店と最も多く集まっています。夜に開ける店と日曜に開ける店は、ともに南彦根・高宮エリアが最も多く7店と11店でした。いちばん小さい河瀬・稲枝・日夏エリアは18店なので、1店の増減で5.6ポイント動きます。エリアの比較は比率ではなく実数で読んでください。なお平均★は彦根駅・中心市街地エリアと開出今・八坂エリアがともに3.78で、この2つに順位は付きません。
店名にドラッグストアの名前が入っていると、働き方は違いますか?
営業時間についてははっきり違いが出ました。91店の店名を見て、頭に主要ドラッグストアの表記が付く店を数えると31店、付かない店が60店です。この31店では夜に開けるのが21店、日曜が25店。一方の60店では夜が2店、日曜が3店にとどまります。市内で夜に開いている23店のうち21店、日曜に開いている28店のうち25店が前者から出ている計算です。さらに、夜に開く調剤薬局8店のうち6店、日曜に開く11店のうち9店も、この31店の側にありました。ただし判定に使ったのは店名の表記だけで、会社の資本関係までは追っていません。31店の中にも夜も日曜も開けていない店が6店あるので、名前は当たりを付ける道具として使い、最後は営業時間で確かめてください。
口コミが少ない薬局は候補から外すべきですか?
外さなくてかまいません。マップに言葉を残すのは薬を受け取りに来た人であり、その数字は働く側の満足度を測ったものではないからです。彦根市の口コミ中央値は2件で、1件も付いていない店が30店あります。本文まで読める規模で件数が積もっていたのは20店だけで、そのうち19店は店名に売り場系の表記が付いた店でした。さらに市内の口コミを合計した2,561件のうち1,607件が1店に集まっており、上位5店で1,897件を占めます。件数が無い状態は、まだ何も分かっていないというだけであって、悪い知らせではありません。しかも調剤薬局70店の口コミは合計454件・中央値1.5件で、26店には1件も付いていません。口コミの有無で切ると、彦根では調剤の候補の大半を最初に捨てることになります。
彦根市の薬局の口コミから、職場の忙しさは分かりますか?
部分的にしか分かりません。編集部が件数の積もっている20店から口コミ650件を取得し、本文のある323件を読み通したところ、職場の様子に触れていそうな投稿は33件でした。内訳は待ち時間や混雑への言及が15件、強い口調で書かれたものが10件、人員や忙しさに触れたものが5件で、体制の変化と教育への言及、運営面を評価したものが各1件です。エリア別では待ち時間が南彦根・高宮と河瀬・稲枝・日夏でそれぞれ5件、強い口調は開出今・八坂に6件が集まりました。ただし、これらの言及が付いた店はいずれも夜か日曜に開けている店です。長く開けている店ほど来客が多く、投稿の絶対数も増えます。件数の多さは職場の質ではなく来客の量を写していると考えておくのが安全です。
ハローワークだけで彦根市の転職活動は足りますか?
地域の調剤薬局を狙うならかなり有効ですが、これ1本では抜けが出ます。彦根で夜も日曜も開けていない57店の調剤薬局のうち、店名が売り場系でない店は55店あります。紹介手数料のかかる窓口に募集を出さない店もあるので、公共の職業紹介にしか載らない枠が実在します。市内の調剤の大半がこちら側なので、週に1度の検索は習慣にする値打ちがあります。一方で、夜や日曜の枠を店舗指定で掘り、条件を代わりに詰めるのはエージェント側の役目です。彦根ではもう1つ理由があって、口コミが1件も付いていない30店については公開情報から確かめる手立てがありません。紹介した実績のある担当者に照会できるかどうかで、候補に残せるかどうかが変わります。地域の薬局については公共の職業紹介で押さえ、それ以外は3つの窓口で網を張る。この二本立てにしておけば取りこぼしがいちばん少なくなります。
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この記事は「彦根市で勤め先をどう選ぶか」に絞りました。業態そのものの違い、働き方の組み立て方、辞めたい理由の整理、年収の読み方は、別の記事にまとめています。
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他エリアの薬剤師求人(同じ切り口で整理)
同じ手法で数えた別の市の記事です。営業時間の分かれ方を、市ごとに読み比べられます。
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- 京都市の薬剤師求人の選び方:通勤圏に入れる人もいる大都市。店数が桁違いの市での読み方を確かめられます
まとめ: 彦根では、働ける時間帯を先に決めると候補が絞れる
本記事では、彦根市の薬局・ドラッグストア91店を調べ、業態・店名・エリア・営業時間の4つの角度から並べました。要点は3つです。①調剤薬局70店のうち57店は夜も日曜も開けていない。夜に開けるのは8店、日曜は11店だけで、売り場を持つ21店では夜15店・日曜17店という形でした。同じ市の中で、業態によって営業時間の前提がここまで違います。
②夜と日曜の職場は、店名が売り場系の31店に集まっている。夜に開く23店のうち21店、日曜に開く28店のうち25店がこの側から出ています。残る60店で夜に開けるのは2店、日曜は3店だけです。③エリアを決めることは、働ける時間帯を決めることでもある。夜と日曜がいちばん多いのは南彦根・高宮エリアの7店と11店で、開出今・八坂エリアの調剤薬局14店には夜に開ける店がありません。
年収はものさし3本で読みます。全国566.8万円(job tag・令和7年賃金構造基本統計調査を加工)、滋賀県582.8万円(マイナビ集計・同社基準の全国平均との差はマイナビ基準の計算)、求人票の正社員平均637万円(ファルマスタッフ滋賀県・求人590件)。統計側は全国平均を下回り、求人票側は上回るという並びですが、片方は在職者の給与、もう片方はこれから採る枠への提示額で、見ているものがそもそも違います。
繰り返しになりますが、口コミを残しているのは薬を受け取りに来た人です。働く側の評価ではありません。彦根の口コミ中央値は2件で、30店には1件も付いていません。数字の高い低いで職場を並べるのではなく、「混み合う時間帯は何人で回しているのか」「この1年で何人が入れ替わったか」「入職後の指導は誰の担当か」を面接で確かめるための下ごしらえとしてお使いください。
迷ったら5ステップの順番に戻ります。働ける時間帯を決め、業態を決め、通えるまとまりを2つまで絞り、候補ごとに営業時間と口コミを開き、いくつかの提示を並べて選ぶ。この並びを守れば、募集の文面が触れていない部分を自分で埋めながら候補を並べられます。
Agent Guide / 担当者の当たり外れを均す
彦根の求人は、今日から「3社併用」で当たる
登録も利用も無料です。
夜や日曜のシフトの有無は、求人票の業態表記だけでは分かりません。
彦根では調剤薬局70店のうち57店が夜も日曜も開けていないので、希望する時間帯で働ける店かどうかを店単位で確かめる必要があります。
その確認を代わりに進めてくれる相手がいると、動き出しが速くなります。
掲載した3社はいずれも厚生労働大臣の許可を受けた職業紹介・労働者派遣の事業者で、許可番号は人材サービス総合サイトで照会できます。

