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古河市の薬剤師求人|107店・年収624万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場

Koga City Pharmacist Jobs / 茨城県古河市・会社名の先にある選択

古河市の薬剤師求人|107店・年収624万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場

古河市の薬局・ドラッグストアは107店。1店ずつ、場所と営業時間を確かめました。
薬剤師が職場を選ぶときに最も重く見るのは通勤のしやすさで、古河でもそこは変わりません。残業の少なさ、職場の雰囲気が続きます。
この記事は、107店を通勤圏から絞るための地図として組みました。

年収の目安は、茨城県の求人票ベースで正社員平均624万円です。
市内の店は4つのまとまりに分かれ、いちばん多いのは古河駅周辺の45店。総和が39店、諸川・仁連が15店、鴻巣・駒ケ崎が8店です。
勤務時間の見当をつける材料として、夜まで開ける店が23店、日曜に開ける店が34店あります。

ひとつだけ先に。ここでいう営業時間は店のもので、そのまま個人のシフトになるわけではありません。
夜まで開ける店に入っても自分が遅番に回るとは限らず、その逆もあります。この記事が引き受けるのは、候補を絞るところまでです。
古河で面接のときに何を確かめるべきかまで、記事の中で整理します。

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※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。データの収集と分析は、編集部が独立した立場で行っています。

調査した市
茨城県古河市(4つのまとまり)
調査した店舗数
107店(調剤薬局82/ドラッグストア25・2026年8月時点)
運営の内訳
チェーン所属54店(11屋号)/個店・地域薬局53店
店舗数の最大
ウエルシア18店(調剤9店/ドラッグストア9店)
夜間営業
23店(21.5%・20時より後まで開ける店)
日曜営業
34店(31.8%)
営業の形
屋号で決まる27店(全店開ける14/全店閉じる13)/屋号の中で分かれる27店
夜と日曜の担い手
夜23店=チェーン20店+個店3店/日曜34店=チェーン27店+個店7店
まとまりの厚み
古河駅周辺45店/総和39店/諸川・仁連15店/鴻巣・駒ケ崎8店
口コミの散らばり
中央値2件 ↔ 最大75件(評価が付いていない店25店)
茨城県の規模
薬キャリ掲載で薬局1,269件・薬剤師6,385人
統計の年収
茨城県 627.8万円(マイナビ集計・全国16位)
求人票の年収
ファルマスタッフ茨城県の正社員平均624万円(掲載求人1,357件)
データの出所
編集部の実収集(Googleマップ掲載店)と公的統計・各社公式ページの併用
3.74平均★
店数107
個店・地域薬局53
夜間営業21.5%
日曜営業31.8%
レビュー中央値2

平均★は、評価の付いている店だけを平均した値です。点を付けたのは来店して薬を受け取った人であり、働く側による採点ではありません。いずれも編集部の実収集(2026年8月時点)にもとづく数値です。

結論: 古河で職場を絞り込む単位は、会社名ではなく店舗です。
同じ屋号の中で業態も営業時間も割れており、会社を決めた時点では働き方がまだ確定しません。

  • 本記事の数字は、Googleマップで「古河市 調剤薬局」「古河市 ドラッグストア」を検索し、上位に出た店を重ねて数えた107店の露出ベースのサンプルです。市内の全店を数え上げたものではありません
  • チェーン54店と個店・地域薬局53店が、差1店でほぼ半々に並びます。どちらかが街を押さえているという構図にはなっていません
  • チェーン54店のうち18店がウエルシア。ただし調剤薬局9店とドラッグストア9店にちょうど割れ、夜に開けるのは5店、日曜に開けるのは9店です
  • チェーン54店は屋号で夜と日曜の扱いまで決まる27店と、同じ屋号の中で分かれる27店に、同じ数で並びます。前者の内訳は全店開ける4屋号14店と全店閉じる4屋号13店です
  • 市全体では夜23店・日曜34店。夜の23店はチェーン20店と個店3店、日曜の34店はチェーン27店と個店7店という担い手の配分でした
  • 4つのまとまりの厚みは古河駅周辺45店、総和39店、諸川・仁連15店、鴻巣・駒ケ崎8店。
    いちばん小さいまとまりが8店なので、まとまりどうしは実数で見比べます
  • 年収のものさしは3本。
    全国566.8万円(job tag)、茨城県の統計集計が627.8万円(マイナビ)、求人票の正社員平均が624万円(ファルマスタッフ茨城県)です

先に答え — 希望する働き方から、古河での当たり先を1行で

根拠は後半のデータで開きます。まずは自分に当てはまる行だけを拾ってください。

あなたの希望古河市での答え読む場所
夜と日曜は入りたくない夜も日曜も全店を閉じている屋号が4つ・合わせて13店あります。個店・地域薬局53店のうち夜を開けているのは3店です担い手の内訳を見る →
夜も日曜も含めて稼ぎたい夜も日曜も全店を開ける屋号が4つ・合わせて14店。クスリのアオキ5店とカワチ薬品4店が芯になります開けている店を確認 →
会社名で絞って探している同じ屋号の中で開ける店と閉じる店に分かれるのが27店。屋号ではなく店の単位で確かめます屋号別の内訳を見る →
住む場所から決めたい4つのまとまりで店数も夜の開き方も違います。古河駅周辺45店/総和39店/諸川・仁連15店/鴻巣・駒ケ崎8店まとまり別マップへ →
CONTENT

古河市の薬剤師の年収はいくらか — 統計と求人票の3つのものさし

全国566.8万円に対し、茨城県は統計627.8万円・求人票624万円。3本は母集団が違うので引き算しません。

年収は1本の数字ではなく3本のものさしで見るのが安全です。公的統計が示す全国値は566.8万円(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査の加工値)。県の単位に降りると、マイナビ薬剤師が出している茨城県の値は627.8万円。同社が基準に置く全国平均599.3万円との開きは28.5万円で、順位は全国16位でした。求人サイトに目を移すと、ファルマスタッフ茨城県が掲げる正社員平均は624万円で、パートは時給2,399円、派遣は時給3,150円です。3本は母集団の取り方も計算の手順もそれぞれ別物で、引き算して意味を読める関係にはありません。
古河市で年収を見るときの3つのものさし

出所も母集団も異なる3つの数字。同じ土俵で比べられません

公的統計(全国)

566.8万円

令和7年賃金構造基本統計調査を加工した値をjob tagが掲載。あわせて労働時間157時間

統計集計(茨城県)

627.8万円

マイナビ薬剤師が自社の式で集計。順位は全国16位、平均年齢42.2歳、月間勤務166時間

求人票の平均(茨城県)

624万円

ファルマスタッフが掲載する正社員の平均。掲載求人は1,357件、パートは時給2,399円

茨城県における薬剤師の平均年収は 627.8万円で、順位は全国16位。同社基準の全国平均は599.3万円で、その差は28.5万円。平均年齢42.2歳・月間勤務時間166時間。令和6年賃金構造基本統計調査をもとにした同社集計。

出典:マイナビ薬剤師 / 茨城県の薬剤師平均年収(2026-08-09 取得)

茨城県の薬剤師求人 1,357件。正社員の平均年収624万円、パートの平均時給2,399円、派遣の平均時給3,150円。※同社の掲載求人ベース、2026年08月09日時点の値。

出典:ファルマスタッフ / 茨城県の薬剤師求人(2026-08-09 取得・日次で変動します)
ものさし何を数えた数字か
公的統計(全国)566.8万円いま働いている人の賃金。全国が対象で、県や市の事情は反映されません
統計集計(茨城県)627.8万円同じ賃金統計を1年前の調査で県別に加工した値。県内の他市を含みます
求人票の平均(茨城県)624万円これから採用する枠への提示額。掲載求人の入れ替わりで日々動きます

3.8万円しか離れていない2つの数字を、同じものとして読まない

茨城県では、統計側の627.8万円と求人票側の624万円がごく近い位置に並びます。ただし近いからといって「求人票の額がそのまま実態」だと読むのは筋が違います。統計の側が拾っているのは在職者の給与で、時短やパートまで含んだ幅広い働き方が母集団に入っています。求人票の側が示すのは、これから採る枠への提示額です。ファルマスタッフの掲載も正社員・パート・派遣で数字が分かれており、正社員平均624万円が初年度に約束される額ではありません

加えて、マイナビの627.8万円に付く16位という順位は同社基準の全国平均599.3万円を物差しにしたときの位置です。job tagの566.8万円は調査の年次も加工の手順も違うため、両方を引き算しても読める値にはなりません。そして茨城県の値はどちらも県内の他市を含む集計で、古河市だけを切り出した数字ではありません。まず手を付けるべきは、提示された額を月間の勤務時間と組にして並べ直すことです。

古河市は茨城県の西端にあたり、日常の行き来という点では県境の向こう側も近くなります。ただし、ここで挙げた3本のものさしはいずれも全国か茨城県の集計です。県外の相場と足し引きして読める数字ではないので、比較の土俵は茨城県の中に置いてください。

古河市のどのあたりで働くか — 4つのまとまりの職場マップ

古河駅周辺45店、総和39店、諸川・仁連15店、鴻巣・駒ケ崎8店。店数と夜の開き方はそろって動きません。

引っ越さずに職場だけ替えたい人には、まとまりごとの厚みが効いてきます。調べた107店を店の緯度経度で束ねると、古河駅周辺が45店、総和が39店、諸川・仁連が15店、古河市鴻巣と駒ケ崎の一帯が8店という配分でした。上の2つで84店になり、候補の8割近くはここに入ります。とはいえ、夜や日曜の開き具合でまとまりに序列を付ける読み方は、この数字からは成り立ちません。最小の塊が8店しかなく、1店の出入りで12.5ポイントも振れてしまうからです。まとまりの比較は割合ではなく実数で読んでください

求人一覧では「古河市」でひとくくりになりますが、通勤という観点では市内のどこかで話が変わります。下の4つは行政の区分ではありません。107店の所在地をもとに近い店どうしでまとめ、それぞれに多く出てくる地名を呼び名として借りています。同じ地名が2つのまとまりにまたがることもあります。古河市は東西に長い市域を持ち、座標で並べると西から順に鴻巣・駒ケ崎、古河駅周辺、総和、諸川・仁連となります。鴻巣・駒ケ崎は古河駅周辺より南側です。ここでいう鴻巣は古河市内の地名で、埼玉県の鴻巣市とは別のものです。

編集部が107店をまとまり別に実測集計

よくある疑問:「住む場所を先に決めると、働き方はどうなる?」

古河市4つのまとまり 職場環境の濃淡マップ

夜間は20時以降まで開ける店、日曜は営業日に日曜を置く店。色は同じ列の中での相対的な高低

まとまり店数夜に開ける店日曜に開ける店チェーン所属
B 古河駅周辺45店9店11店19店
C 総和39店10店14店18店
A 諸川・仁連15店1店5店10店
D 鴻巣・駒ケ崎8店3店4店7店
低め中位高い
まとまり店数調剤薬局個店・地域評価が付いていない店レビュー中央値
B 古河駅周辺45店37店26店13店2件
C 総和39店30店21店9店2件
A 諸川・仁連15店11店5店3店2件
D 鴻巣・駒ケ崎8店4店1店0店27件

この数字の出し方:調べた107店の緯度経度から4つの塊にまとめ、それぞれに多く含まれる地名を呼び名にしました。Aは諸川・仁連、Bは本町・大堤、Cは東牛谷・下辺見・関戸、Dは鴻巣・駒ケ崎が中心です。これは座標による機械的な区切りであって行政区ではありません。同じ地名が2つの塊にまたがることもあります。まとまりどうしを割合で比べないでください。Dは8店なので1店で12.5ポイント動きます。レビュー中央値もA・B・Cが2件で並んでおり、順位の付く差にはなっていません。

候補の厚みと、夜に働ける場所は切り離して見る

古河駅周辺の45店は、4つのまとまりの中で最も店数が多い塊です。店数を先に確保しておきたいなら、この塊から手を付けるのが近道になります。調剤37店・個店26店という中身で、日勤の求人を探す前提とも噛み合います。次に厚い総和は39店で、こちらは調剤30店・個店21店。数の上では2つのまとまりが並び、市内の候補の大半をこの2か所が抱えています。

ただし夜と日曜の実数となると、まとまりの厚みとはきれいに連動しません。夜に開ける店は総和で10店、古河駅周辺で9店、鴻巣・駒ケ崎で3店、諸川・仁連で1店。45店を抱える古河駅周辺より、39店の総和のほうが夜も日曜も実数で上回ります。とはいえ対象の店数が45店と39店で違うので、どちらが夜に強いという言い方はできません。通える範囲を2つまで先に落とし、それから塊の中の実数に目を移す。この順番が現実的です。

チェーンの厚みと営業の形は、同じ向きに動いていない

4つのまとまりを並べると、チェーンの厚みと開ける時間が連動していないことが分かります。諸川・仁連は15店のうち10店がチェーンなのに、夜に開けているのは1店だけ。鴻巣・駒ケ崎は8店のうち7店がチェーンで、夜は3店です。逆に古河駅周辺は45店のうち19店とチェーンが薄いほうですが、夜は9店が開いています。

したがって「チェーンが多いまとまりほど夜や日曜が開く」という読み方は、古河では成り立ちません。まとまりと営業の形は別々に確かめる必要があります。業態の分布も合わせて見ておくと、調剤薬局は古河駅周辺37店・総和30店・諸川・仁連11店・鴻巣・駒ケ崎4店。調剤の求人を探すなら、通勤の選択肢は実質的に2つに絞られます。

古河市の薬剤師求人は、どれだけの数から選べるのか

古河市で調査した薬局・ドラッグストアは107店。調剤82店とドラッグストア25店で、4つの地区に分かれます。

最初に総量を置きます。編集部が古河市内で拾えた薬局・ドラッグストアは107店でした。業態で割ると調剤薬局82店・ドラッグストア25店。運営で割り直すとチェーン所属54店・個店・地域薬局53店で、こちらは差が1店しかありません。営業の側は、20時より後まで開けている店が23店(21.5%)、日曜を営業日にしている店が34店(31.8%)。業態は調剤に大きく傾いているのに、運営はどちらにも傾いていないという並びです。この2本の軸が別々に動くところから、古河の読みにくさが始まります。

資格職なので、募集そのものが見つからないという事態は古河でも起こりません。詰まるのはその次です。求人票を最後まで読んでも、勤務時間の前提が決まらない。閉店は何時か、日曜にシフトが入るのか、調剤だけを担うのか売り場も持つのか。この3つは生活の形を直接動かしますが、募集要項の書式には収まりません。応募先を絞る前に市全体の並びを持っておくと、店ごとに確かめる場所がすぐ見つかります。

賃金(年収) 566.8万円 / 労働時間 157時間 — 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成。有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-09 取得)

県の規模も先に置いておきます。薬キャリが公開する茨城県の統計では、県内の薬剤師は6,385人、人口10万人あたりでは218.7人。施設は薬局1,269件・病院179件・診療所1,723件で、勤務先の配分は薬局3,606人(56.5%)・病院938人(14.7%)・診療所118人(1.8%)でした。薬局勤務が半分をやや超えるという形です。本記事の107店は、この1,269件のうち古河市内で検索上位に出てきた分にあたります。

茨城県で働く薬剤師は 6,385人、人口10万対では 218.7人。施設数は薬局1,269件、病院179件、診療所1,723件。勤務先別に見ると薬局3,606人(56.5%)、病院938人(14.7%)、診療所118人(1.8%)。

出典:薬キャリ(m3.com)/ 茨城県の薬剤師求人(2026-08-09 取得/数値は同社ページの表記どおり)
古河市の薬剤師求人を測る3つの基礎数字

公的統計に編集部の実収集を重ねて置いた、規模をつかむための起点

全国の薬剤師求人倍率

3.57

令和6年度の値をjob tagが掲載。他の職種と比べて突出した売り手市場が続いています

茨城県の薬局

1,269

薬キャリ掲載の県内統計。薬剤師6,385人のうち3,606人(56.5%)が薬局に勤めています

編集部の実収集

107

古河市の薬局・ドラッグストアをGoogleマップ検索から収集(2026-08-09・重複を除いた数)

令和5年度末現在の薬局数は 62,828 施設で、前年度に比べ453施設(0.7%)増加している。人口10万対の薬局数は全国50.5。都道府県別の薬局数は同資料の表5で確認できる。

出典:厚生労働省 / 令和5年度衛生行政報告例の概況(PDF)(2026-08-09 取得・全国値)

本記事のデータの前提(107店の集め方と、その限界)

ここで扱う107店は、Googleマップに「古河市 調剤薬局」「古河市 ドラッグストア」の2通りを投げ、それぞれ上位100件までを取り出して重複を落とした検索露出ベースのサンプルです。
住所に市名が入る店だけを残しました。
検索の下位に沈んだ店やマップ未掲載の店は、最初から入っていません。市内の薬局を一軒残らず数えた悉皆調査とは性質が違います。


目的は1店ごとの採点ではありません。業態・運営・営業の形・地区という単位で、古河の並び方をつかむことにあります。
以降で使う4つのまとまりも、行政が定めた区分ではありません。調査した店の所在地をもとに近い店どうしでまとめたうえで、その塊に多く出てくる地名を呼び名として借りています。

「古河市 薬剤師 求人」で最初に見ておきたい一枚の数字

求人サイトの一覧を上から流しても、市の形は浮かんできません。107店を横に並べて最初に目を引いたのは、調剤薬局82店に対してドラッグストアが25店という業態の傾きでした。売り場を持つ店は4分の1ほどにとどまります。ところが運営で切り直すとチェーン54店・個店53店となり、業態の傾きはそのまま運営の傾きにはなりません。

もう一枚は、その運営の内側です。チェーン54店を屋号ごとに数え直すと、1つの屋号に18店が集まる一方で、その18店の中身は業態でも営業時間でも割れているという結果になりました。以下、屋号と運営、夜と日曜、まとまり、口コミの順に開いていきます。

業態と運営を掛け合わせると、107店は4つの区分に分かれる

業態と運営は別々の軸なので、掛け合わせると4つの区分ができます。いちばん厚いのは個店の調剤薬局51店で、調べた107店のおよそ半分を占めます。次がチェーンの調剤薬局31店、チェーンのドラッグストア23店と続き、個店のドラッグストアは2店だけでした。裏返すと、調剤薬局82店のうち51店が個店の側、ドラッグストア25店のうち23店がチェーンの側という配分になります。

業態×運営の区分店舗数働き方の目安
個店の調剤薬局51店市内でいちばん厚い層。日勤の受け皿の中心にあたり、募集の出し先がばらけます
チェーンの調剤薬局31店研修や異動の枠組みがある調剤。夜も日曜も閉じる4屋号13店はすべてこの区分です
チェーンのドラッグストア23店夜と日曜の枠が集まる層。全店を開ける4屋号14店の大半がここに入ります
個店のドラッグストア2店屋号は地場でも売り場を持つ形。狙って探す層ではありません

この4区分は、探し方そのものを変えます。屋号の付いた54店は採用の入口が本部にまとまるので、求人サイトにも紹介会社にも姿を見せやすい。ところが個店・地域薬局53店は募集の出し先が一定しません。店頭に貼り紙を出して終わり、公共の職業紹介に出して終わり、という募集が現に残っています。窓口をひとつに寄せると、古河の候補のほぼ半分がそのまま視界から外れます。

茨城県古河市内の街並み
茨城県古河市内の街並み。調べた107店のうち45店が古河駅周辺のまとまりに入っています

夜と日曜に開いているのは、どこの何店か

夜に開けるのは107店中23店、日曜は34店。夜の23店はチェーン20店と個店3店に分かれます。

夜と日曜をひとまとめに「土日夜も入れる職場」と考えると、古河では判断がずれます。市全体で開けているのは夜が23店、日曜が34店。屋号ごとの営業率を店数に戻して担い手を並べ直すと、全店を開ける4屋号14店は夜も日曜も14店で動かず、全店を閉じる4屋号13店はどちらも0店。数を動かしているのは残る2つ、同じ屋号の中で分かれる3屋号27店(夜6店 → 日曜13店)と個店・地域薬局53店(夜3店 → 日曜7店)だけです。積み上げた合計は市全体の実数と過不足なく一致します。

この内訳を知らずに困るのは、勤務の希望を1つの言い方にまとめて伝えてしまったときです。「シフトに入れます」と伝えれば夜も日曜も同じ扱いで返ってきますが、古河の求人の実体は日曜のほうが11店ぶん広い。日曜だけなら受け入れられる、あるいは夜だけなら大丈夫、という条件の出し方をすると、当たる店の集合そのものが変わります。市全体の割合より先に担い手の内訳を見ておくほうが、判断は早く固まります。

編集部が107店を営業形態別に実測集計

よくある疑問:「夜に開けるのはチェーンだけ?」

古河市107店の夜と日曜 — 11店の差はどこから出るか

夜間=いずれかの曜日で20時以降まで営業/日曜=日曜を営業日に含む店

夜に開ける店

23

107店の21.5%。チェーンの側が20店、個店・地域薬局の側が3店

日曜に開ける店

34

107店の31.8%。チェーンの側が27店、個店・地域薬局の側が7店

日曜が上回る差

11

内訳は屋号の中で分かれる組で7店、個店・地域薬局で4店。ほかの組は差を生みません

担い手夜に開ける店日曜に開ける店
全店が夜も日曜も開ける4屋号(14店)14店14店
全店が夜も日曜も閉じる4屋号(13店)0店0店
同じ屋号の中で分かれる3屋号(27店)6店13店
個店・地域薬局(53店)3店7店
市全体(107店)23店34店

この数字の出し方:屋号ごとの夜間営業率と日曜営業率を店数に戻し、市全体の夜間営業23店・日曜営業34店と突き合わせました。担い手ごとの数を足した結果が市全体の実数と食い違わないため、この内訳は検算済みの値として扱えます。全店を閉じる4つの屋号は、どちらの列にも1店として姿を見せません。営業時間は店ごとに変わります。絞り込んだ店については、マップの登録時間を1軒ずつ開いて自分の目で確かめてください。

日曜が11店多い理由は、屋号の中で分かれる組と個店の側にある

担い手の表を縦に読み直すと、日曜のほうが広い理由がはっきりします。全店を開ける4屋号14店は夜も日曜も14店で固定され、全店を閉じる4屋号13店はどちらも0店。この2つは差にまったく寄与していません。増えているのは屋号の中で分かれる3屋号27店が6店から13店へ、個店・地域薬局53店が3店から7店への2か所だけです。

求職者から見ると、これは制約であると同時に選択肢でもあります。日曜の枠を探すときに、売り場を持つ大手へ候補を寄せなくてもよいという意味になるからです。地域の薬局のまま日曜を担っている店が7店ある以上、業態を変えずに曜日だけ動かす選び方が古河では成立します。逆に日曜を確実に空けたいなら、全店を閉じる4屋号13店と、個店53店のうち日曜を閉じている46店が候補になります。

分かれる3屋号27店は、分かれ方の向きまで揃っていない

分かれる組を1つの塊として扱うのも危ういところです。中身はウエルシア18店(夜5店・日曜9店)、アイン6店(夜0店・日曜2店)、ツルハ3店(夜1店・日曜2店)の3つ。アイン6店は夜を1店も開けないのに、日曜だけ2店が動きます。ウエルシアとツルハは夜も日曜も一部が開きますが、開ける店数はどちらも日曜のほうが多くなります。

実務での扱い方は単純です。分かれる組に当たった時点で、屋号ではなく応募先の店を特定してから登録時間を開く。27店という数は市内の4分の1にあたるので、確認を省くと当たる確率がそれなりにあります。紹介会社を挟むのであれば、屋号ではなく店舗名の粒度で回答をもらうのが最短です。

会社を決めれば、働き方も決まるのか — 11屋号54店と個店53店

チェーン54店のうち18店がウエルシア。ただし中身は調剤9店とドラッグストア9店で、屋号では業態が決まりません。

ここが古河の核心です。チェーン所属54店は11の屋号に分かれ、そのうちウエルシア18店が店数で最も多い屋号にあたります。2番目のアイン6店の3倍で、この差は1店や2店の揺れでは動きません。ところが18店の内訳は調剤薬局9店とドラッグストア9店にちょうど割れ、夜に開けているのは5店、日曜を営業日にしているのは9店。業態も時間帯も、屋号の名前からは1つに定まらないのです。他の10屋号は片方に寄っていますが、その分だけ店数が小さくなります。

語の意味をそろえておきます。夜に開ける店として数えたのは、どこかの曜日で20時より後まで灯りを残している店です。日曜に開ける店のほうは、営業日に日曜を置いている店を数えています。どちらもGoogleマップに登録された営業時間からそのまま切り出した数で、シフトの組み方や残業の実情には手が届いていません。ただ店を開けている時間は人を置く時間の外枠にあたるので、生活の形を見積もる材料としては使えます。

編集部が107店を屋号別に実測集計

よくある疑問:「会社名を決めれば、働き方も決まる?」

店数が最も多い屋号ウエルシア18店の中身

1つの屋号の中で調剤薬局とドラッグストアが同数に割れている

18店ウエルシア
調剤薬局9店 ドラッグストア9店
2つの組 — 屋号で決まる27店 と 屋号の中で分かれる27店

左は屋号を見れば夜と日曜の扱いが決まる組、右は同じ屋号の中で店ごとに分かれる組

27

屋号を見れば時間帯まで決まる組

全店が夜も日曜も開ける4屋号14店と、全店が夜も日曜も閉じる4屋号13店。合わせて27店です

  • クスリのアオキ 5店
  • カワチ薬品 4店
  • ドラッグストアコスモス 4店
  • マツキヨ・ココカラ 1店
  • 共創未来 5店
  • さくら薬局 4店
  • 日本調剤 3店
  • オレンジ薬局 1店

27

同じ屋号の中で分かれる組

屋号は同じでも、夜や日曜を開ける店と閉じる店が混在する3屋号。合わせて27店です

  • ウエルシア 18店
  • アイン 6店
  • ツルハ 3店
チェーン54店の組屋号の数店舗数
全店が夜も日曜も開ける414店
全店が夜も日曜も閉じる413店
同じ屋号の中で分かれる327店
屋号別に見た古河市107店の規模

店名の表記からブランドを判定。図は店舗数の上位7屋号まで(残る4屋号は下の注記)

  • 個店・地域薬局53店
  • ウエルシア18店
  • アイン6店
  • 共創未来5店
  • クスリのアオキ5店
  • さくら薬局4店
  • カワチ薬品4店
  • ドラッグストアコスモス4店

この数字の出し方:調べた107店の店名の表記からブランドを判定し、判定の付かなかった店をまとめて個店・地域薬局として数えました。拠り所は店名の表記だけで、運営元や資本の関係までは追っていません。表記の違う屋号は別々に数えています。上の図に出していない4屋号は、日本調剤3店・ツルハ3店・オレンジ薬局1店・マツキヨ・ココカラ1店の8店で、図に出した7屋号46店と足すと54店になります。同じ店数の屋号が複数あるため、上位・下位という順位の言い方はしていません。

ウエルシア18店の中身は、業態でも時間帯でも1つにまとまらない

古河でいちばん目を引くのは、店数の集中と中身の分散が同居していることです。ウエルシア18店は調剤薬局9店とドラッグストア9店で、業態としては真っ二つ。求人票に屋号しか書かれていない場合、売り場を持つ職場なのかどうかが読めません。時間帯も同じで、18店のうち夜に開けているのは5店にとどまります。

日曜のほうは18店のうち9店が営業日に入れています。ただしこの9店と、業態で数えたドラッグストアの9店は、別々の集計です。同じ9という数字が並ぶので同一の集合に見えますが、本記事のデータからは重なり方を示せません。日曜に開けているのがどの店かは、店舗を特定してから確かめてください

他の10屋号は片方に寄る。ただし店数はどれも6店以下

ウエルシア以外の屋号は、業態がどちらかに寄っています。調剤だけで構成されているのはアイン6店・共創未来5店・さくら薬局4店・日本調剤3店・オレンジ薬局1店。ドラッグストアだけなのはドラッグストアコスモス4店とマツキヨ・ココカラ1店です。クスリのアオキ5店は調剤1店とドラッグストア4店、カワチ薬品4店は調剤1店とドラッグストア3店、ツルハ3店は調剤1店とドラッグストア2店で、少ないほうが1店ずつ混じります。

つまり業態が読める屋号ほど、店数が小さいという並びです。同じ店数の屋号も複数あるため、順位を付けた読み方はできません。共創未来とクスリのアオキが5店で並び、さくら薬局・カワチ薬品・ドラッグストアコスモスが4店で並び、日本調剤とツルハが3店、オレンジ薬局とマツキヨ・ココカラが1店で並びます。屋号の一覧は、順位ではなく表として横に読むものだと考えてください。

屋号店舗数調剤/ドラッグ夜に開ける店日曜に開ける店
ウエルシア18店9/95店9店
アイン6店6/00店2店
共創未来5店5/00店0店
クスリのアオキ5店1/45店5店
さくら薬局4店4/00店0店
カワチ薬品4店1/34店4店
ドラッグストアコスモス4店0/44店4店
日本調剤3店3/00店0店
ツルハ3店1/21店2店
オレンジ薬局1店1/00店0店
マツキヨ・ココカラ1店0/11店1店
個店・地域薬局53店51/23店7店

店数が集まるほど中身が割れ、中身が読める屋号ほど店数が小さい。古河の屋号一覧は、この2つが同時に成り立っています。

個店・地域薬局53店という、もう半分の受け皿

屋号の付かない53店は、市内の候補のほぼ半分にあたります。業態の内訳は調剤薬局51店・ドラッグストア2店で、ほとんどが調剤です。営業の側は夜3店・日曜7店なので、大半は日勤でまわしているという読み方になります。古河で調剤の職場を探す作業は、かなりの部分でこの層を探す作業と重なります。

ただし個店の側は、店が小さいぶん人手の余白が外から見えません。薬剤師が1人になる時間帯があるのか、休みをどう回しているのか、在宅対応を抱えているのか。このあたりは店ごとに事情が違い、求人票の欄には書ききれません。面接で直接尋ねるほかに手立てのない領域だと先に割り切っておけば、入職後に感じるずれは小さく済みます。

自分はどの型の職場に向いているか — 職場タイプ別の選び方

屋号を見れば時間帯まで分かる27店と、同じ屋号の中で分かれる27店。古河のチェーン54店はこの半々です。

古河で最初に決めるべきは業態でも屋号でもなく、「夜と日曜に入れるかどうか」です。入れるなら候補は夜に開ける23店と日曜に開ける34店の側。ここには売り場を持つ店も調剤専業の店も混じります。入れないなら、全店を閉じる4屋号13店と、個店・地域薬局53店のうち日勤でまわしている大半が候補です。この枝分かれさえ先に決めてしまえば、残るのはまとまりと通勤時間での絞り込みだけになります。
編集部が107店を営業時間で二分して集計

よくある疑問:「自分はどちらの枝に進む?」

「夜と日曜に入れるか」で分かれる古河の職場

夜に開けている23店と、夜を閉めている側。それぞれの中心になる屋号と業態

あなたは夜と日曜のシフトに入れますか?

入れる — 夜に開けている23店の側へ
芯になるのは全店を開ける4屋号14店で、クスリのアオキ5店・カワチ薬品4店・ドラッグストアコスモス4店・マツキヨ・ココカラ1店という顔ぶれです。売り場の仕事もセットになる前提で考えてください。これに加えて、同じ屋号の中で分かれる3屋号27店が夜6店・日曜13店、個店・地域薬局53店が夜3店・日曜7店を担っています。まとまり別の夜の実数は、総和が39店中10店、古河駅周辺が45店中9店、鴻巣・駒ケ崎が8店中3店、諸川・仁連が15店中1店です。
入れない — 夜を閉めている側へ
主役は個店・地域薬局53店で、うち51店が調剤薬局。夜を開けているのは3店、日曜は7店なので、残りは日勤でまわしています。屋号のあるほうで日勤に寄っているのは、共創未来5店・さくら薬局4店・日本調剤3店・オレンジ薬局1店の13店。4つとも全店が調剤薬局です。ここにアイン6店のうち夜を開けていない全店も加わります。候補の数を優先するなら古河駅周辺の45店(うち調剤37店)から、通勤時間を優先するなら住まいに近い塊から当たります。

この数字の出し方:調べた107店のうち、いずれかの曜日で20時より後まで営業している23店を「夜に開けている側」、それ以外を「夜を閉めている側」として二分しました。この線引きはマップの登録時間だけでそのまま引いています。シフトの組み方や各人の勤務時間までは踏み込めていません。夜に灯りを残す店であっても、遅番を全員で分け合っていれば自分の番はゆっくり回ってきます。反対に夜を閉じる店でも、在宅対応や当番を抱えていれば夜間に呼ばれることがあります。面接での確認は省けません。

勤め先の型については、病院や企業まで広げた見取り図も添えておきます。調べた107店には出てこない勤め先についても、茨城県全体の内訳から大きさの見当はつきます。

職場タイプ古河市での見え方向く人
個店・地域の調剤薬局調べた51店。夜3店・日曜7店を除けば日勤でまわしており、勤務日や時間の相談が通りやすい場面があります調剤に集中したい人・生活時間を固定したい人
チェーンの調剤薬局調べた31店。研修や異動の枠組みがあり、夜も日曜も閉じる4屋号13店はすべてここに含まれます教育の枠組みを重く見る人・転居のある異動を受け入れられる人
ドラッグストア調べた25店。うち23店に屋号が付いており、夜と日曜の枠はこの層に厚く出ますシフトを重ねて収入を伸ばしたい人・売り場の業務も引き受けられる人
病院・診療所茨城県全体で病院938人(14.7%)・診療所118人(1.8%)。市内で調べた店には出てきません臨床に近い経験を積みたい人

状況別の分岐 — 子育て・年収・日勤で、古河では見る場所が変わる

子育てと両立したい場合は、全店を閉じる4屋号13店と、個店・地域薬局53店のうち日勤側から当たります。古河はこの層が調剤51店を抱えているので、時間帯を理由に転居まで考える必要は薄いはずです。雇用の形を派遣やパートに組み替える手も残っています。その場合は相談先を別に立てたほうが、話の進みが早くなります。

年収を上げたい場合は、夜と日曜の枠を持つ店が候補になります。ただし古河では会社名から当たりが付かないので、まず全店を開ける4屋号14店と分かれる3屋号27店を切り分けてから店を特定すると回り道が減ります。日勤にこだわる場合は、古河駅周辺の調剤37店が最も候補の数を確保できる場所です。

求人票に載らない働きやすさは、どこから読み取れるか

レビュー中央値は2件、上位25%で14件、最大75件。107店のうち25店には評価が1件も付いていません。

募集要項が触れない部分を、公開情報からどこまで推し量れるか。古河の口コミ分布は平均12.1件・中央値2件・最大75件で、下位25%は1件、上位25%で14件、上位10%で44件です。評価が1件も付いていない店も25店ありました。平均を基準に置くと感覚がずれます。物差しは中央値の側に取ってください。そして件数は、職場の当たり外れではなくどれだけ人が来ているかの目安として扱います。件数の積み上がった店は処方箋の量も多いはずだ、という推し量りが上限になります。
古河市107店の口コミ分布 — 中央値・上位帯・最大

来局者が付けた口コミ件数の散らばり。働く人の評価ではありません

中央値

2

下位25%は1件。半分の店は2件以下という、そもそも情報の乏しい分布です

上位25%の境目

14

上位10%になると44件。平均12.1件は、この上側の店に引き上げられた値です

最大件数

75

古河駅周辺のまとまりにある1店。評価が1件も付いていない店は市内に25店

評価が付いていない25店は、どこに寄っているか

件数の少なさは市内で均等に散らばっていません。評価が1件も付いていない25店をまとまり別に数えると、古河駅周辺が45店のうち13店、総和が39店のうち9店、諸川・仁連が15店のうち3店。そして鴻巣・駒ケ崎の8店は、すべてに評価が付いています。候補がいちばん多い場所が、同時に情報の薄い店をいちばん多く抱えているという形です。

逆の端も見ておきます。鴻巣・駒ケ崎のレビュー中央値27件は、市全体で上位25%の境目にあたる14件を上回ります。8店という小さな塊なので順位の話はできませんが、この一帯は8店のうち7店がチェーンで、売り場を持つ店が4店。立ち寄る人の多い店が集まった場所ほど件数が積み上がるという関係が、そのまま出ています。

屋号別に見ると、件数の付き方は業態で割れる

屋号ごとの中央値を並べると、差がはっきり出ます。ドラッグストアコスモス53件・カワチ薬品40件・クスリのアオキ37件・ツルハ24件という並びに対して、個店・地域薬局は1件。共創未来とさくら薬局は2件、アインは3件です。売り場のある店に件数が集まりやすいのは、立ち寄る人の多さがそのまま数へ跳ね返るからです。

ここで見えているのは職場の質ではなく、あくまで忙しさの目安です。件数の多い店は来客も処方箋の量も多いと読むのが自然です。その忙しさに人の数が見合っているかどうかは、ここからは分かりません。件数の乏しい個店を「情報がないから候補から外す」と決めてしまうと、古河では手元にほとんど何も残らなくなります。

屋号レビュー中央値平均★
ドラッグストアコスモス(4店)53件3.70
カワチ薬品(4店)40件3.52
クスリのアオキ(5店)37件3.38
ツルハ(3店)24件3.87
マツキヨ・ココカラ(1店)11件3.20
ウエルシア(18店)8件3.34
日本調剤(3店)7件4.23
アイン(6店)3件3.98
共創未来(5店)2件3.62
さくら薬局(4店)2件3.53
個店・地域薬局(53店)1件3.98
オレンジ薬局(1店)0件評価なし

件数の読み方を、面接の質問に変える

ここまでの数字を、そのまま店の格付けに使うことはできません。やることは、面接で詰める論点を絞り込む材料へ置き換えることです。件数の積み上がっている店なら「ピーク時間帯に何人で回しているか」、件数の乏しい店なら「直近1年で何人が入れ替わったか」。手がかりから仮説を立て、面接で答え合わせをする。この行き来を繰り返せば、公開情報が届かない範囲を実地で埋められます。古河に限らない一般的な読み順については、職場環境の手がかりの見方にまとめてあります。

件数・営業時間・平均★をどの順に見るかという手順そのものは、市が違っても動きません。
その読み順は職場環境の手がかりの見方に整理してあります。

レビュー件数の正しい読み方(必ずお読みください)

古河の件数の開きは、中央値2件に対して最大75件。評価が1件も付いていない店も25店あります
この開きが表しているのは来局する人の量の違いであって、働きやすさの順位ではありません。


売り場を持つ店に件数が積み上がるのは、薬を受け取る目的以外でも人が立ち寄るからです。
同じ理由で、地域の小さな調剤薬局は件数が伸びません。店ごとの件数を市の中で並べて優劣をつける使い方はできません
使い道はひとつです。志望する店の口コミ欄に待ち時間や混雑の書き込みが集中していないかを見て、面接で「ピーク時の人員体制」を確かめる道具にします。

この手がかりの限界について(必ずお読みください)

Googleマップに口コミを残しているのは、そもそも薬を受け取りに来店した人たちです。そこで働く人の内部の声は含まれていません
本記事が扱う職場環境の手がかりは、営業時間・件数・店の規模といった客観データと、来局した側の視点を組み合わせた推定であって、従業員満足度そのものの測定値ではありません。


平均★も同じです。付けているのは客であって、そこで働く人の満足度とは別物です。
口コミの評価が低い店を働きにくい職場と決めてかかることはできず、逆向きの読み方も同じように成り立ちません。
面接の場で「辞めた人の理由」「混み合う時間の体制」「入職後の教育」を確かめる、その問いを立てる材料として使ってください。

★平均3.74をどう扱うか — レビュー件数と業態を見てから

古河の平均★は3.74です。まとまり別では総和3.85(30店)、古河駅周辺3.73(32店)、鴻巣・駒ケ崎3.66(8店)、諸川・仁連3.52(12店)。ただし店数が8店から32店までばらついているので、この数字を横に並べて優劣を語ることはできません。数件の投稿が入るだけで簡単に動く水準です。

屋号ごとに見ても事情は同じです。★4.23の日本調剤は3店、★3.98のアインは6店で、同じ3.98が個店・地域薬局53店にも並びます。★はレビュー件数とセットでしか読めません。オレンジ薬局1店には評価そのものが付いていません。材料として使うなら、★の点数ではなく投稿の中身に目を通してください。

茨城県古河市内の通り
茨城県古河市内の通り。個店・地域薬局53店のうち51店が調剤薬局で、市内の求人の受け皿として最も厚い層です

求人はどこから探すと漏れないか — 3ルート比較

探し方はエージェント・求人サイト・店舗の直接確認の3つ。古河市では店単位の確認がとくに効きます。

探し方は3つあります。エージェントの持ち味は表に出ない枠と条件交渉の代行、公共の職業紹介は手数料のかからない個店の募集、店舗の直接確認は自分の速さで登録時間まで詰められることです。古河は個店・地域薬局53店と屋号の付いた54店がほとんど並ぶので、公共の職業紹介を外すと候補の半分を見落とします。同時に、同じ屋号の中で27店が分かれる市でもあるので、店を指定して照会を投げられるエージェントの価値も上がります。片方に寄せず、二本立てにするのが現実的です。
比較軸エージェント公共の職業紹介・直接確認
拾える層屋号の付いた54店・病院・企業の枠。表に出ない募集も含みます個店・地域薬局53店。紹介手数料の発生しない窓口にだけ出る募集が残っています
店単位の確認担当者が営業時間や人員体制を代わりに照会してくれますマップと店頭を自分で確かめる手間がかかります
条件交渉年収や勤務日の調整を代わりに詰めてもらえます自分で交渉します。相場の物差しを先に握っておく必要があります
向く使い方分かれる27店から夜や日曜の枠を店指定で探すとき日勤の個店を地道に拾うとき

古河での使い分け — 個店狙いと屋号狙いで窓口を変える

古河の場合、日勤の個店を探すなら公共の職業紹介が主戦場になります。53店という数のうち、紹介会社の側に姿を見せるのはその一部にとどまります。週に一度は自分の手で検索をかける、という運びにしておくと、こぼれ落ちる数がはっきり減ります。店頭の掲示だけで募集を終える店もあるので、通勤圏内なら実際に立ち寄って確かめる手も残ります。

逆に夜や日曜の枠を掘るなら、エージェントの働きが大きくなります。古河では会社名から営業の形が推し量れず、同じ屋号の中で分かれる店が27店あるので、「この時間帯に人を置いている店はどれか」という聞き方ができる相手がいると調べる手間が丸ごと減ります。求人票に並ぶ屋号だけで応募すると、思っていた勤務時間と違う店に当たります。

エージェントは何社に登録するか — 3社を横に並べる使い方

エージェントは1社に絞らず3社の併用が基本。担当者との相性と、非公開求人の重なり方を見ます。

登録先を増やすのは、手元の求人件数を積み上げるためではありません。担当者の力量のばらつきに備える保険です。希望条件は同じ内容のまま3つの窓口へ渡し、返ってきた提案を横に置いて見比べる。噛み合わない相手は2週間をめどに入れ替える。この形を崩さずにいれば、最初に付いた担当者の腕前ひとつで結果が決まってしまう事態を避けられます。古河で回すなら「正社員と調剤を任せる軸」「時短や派遣の設計役」「電話でのやり取りを埋める補完役」の3つに分けておくと扱いやすくなります。
ファルマスタッフ
規模
同社ページに茨城県の求人1,357件と正社員平均年収624万円が出ています(掲載値は日次で動きます)
特徴
調剤薬局の領域に厚みがあります。古河の受け皿である調剤82店の相談と噛み合いやすい窓口です
向く使い方
正社員・調剤・派遣を軸に据える本命として。まず公式サイトで茨城県の掲載条件を見ます
ファルマスタッフで茨城県の求人を見る →
お仕事ラボ
特徴
薬剤師だけを扱う派遣・紹介の窓口。扶養内や時短も含めて、働く時間の組み方から話を始められます
役割
正社員以外の選択肢を並べる2社目。夜も日曜も外したい人にとっては、条件の設計を任せる相手になります
向く使い方
週の勤務日数や時間帯から逆算する人。公式サイトで希望の形を伝えます
お仕事ラボに働き方を相談する →
ファゲット
特徴
電話のやり取りから入り、公開されていない枠にも手を伸ばす窓口。書類より会話で詰めたい人に向きます
役割
先の2社と横に並べて見比べる3社目。地場の調剤や店ごとの事情を拾う網を広げる係です
向く使い方
公開されていない枠や電話相談を使いたい人。公式サイトから問い合わせます
ファゲットに電話で相談する →
上の3社は「調剤と正社員の本命/時間の設計役/表に出ない枠と電話のカバー役」という割り振りの一例です。
古河では、屋号ではなく店の単位で営業の形を答えられる担当者に当たれるかどうかで、提案の精度がはっきり変わります。
最低でも3社——比べられる状態を保ったまま進めてください。

3社を回すときの実務 — 古河でとくに効く聞き方

登録を済ませたら、初回の面談で尋ねる内容をそろえておきます。古河で効くのは「その店は何時まで開けているか」「日曜に人を置いているか」の2点です。会社名では当たりが付かず、同じ屋号の中で分かれる店が27店ある以上、店を特定してもらったうえでこの2つを確認するのが最短の道になります。

個店・地域薬局の募集をどれだけ持っているかも、あわせて聞いておきます。古河の候補は53店がこちら側に寄っているので、この層へ手が届く担当者かどうかで提案の幅が変わります。3社に同じ問いを渡し、返ってきた中身を横に並べれば、担当者の差は2週間もあれば輪郭が見えてきます。

応募までに、どの順番で動けばよいか — 5ステップ

地区を決める、屋号ではなく店を見る、夜と日曜を確かめる。この順に5つのステップへ落とします。

古河市で転職を判断する5ステップ

条件を決める順を先に固定してしまえば、比べる軸がぶれません

  1. STEP 1

    移りたい理由を1行に落とす

    主な原因が忙しさか人間関係か年収か勤務時間か、そこを先に決める。理由の型は辞めたい理由ランキングで自分の位置を確かめられる

  2. STEP 2

    通えるまとまりを2つまでに絞る

    古河駅周辺45店/総和39店/諸川・仁連15店/鴻巣・駒ケ崎8店から、東西に長い市域を踏まえて現実的な範囲を選ぶ。塊の大きさが違うので、割合ではなく実数で比べる

  3. STEP 3

    会社名ではなく店を見る前提に切り替える

    チェーン54店のうち27店は、同じ屋号の中で夜と日曜の扱いが分かれる。屋号で決まる27店なのか、分かれる27店なのかをまず判定してから店を特定する

  4. STEP 4

    夜と日曜を別々の条件として出す

    古河は夜23店に対して日曜34店で、日曜のほうが11店ぶん広い。両方入れるのか、日曜だけなら可なのか、どちらも外したいのかを分けて伝えると、当たる店の集合が変わる

  5. STEP 5

    複数の提示を並べて決める

    全国566.8万円 / 茨城県統計627.8万円 / 求人票624万円という3本のものさしに、提示された額と月間勤務時間を重ねる。1社の提示だけでは高いか低いかが判断できない

応募前の3分チェック(古河版)

候補が絞れたら、応募ボタンに触れる前に次の3つだけ目を通してください。
①その店のマップを開いて閉店時刻と日曜の営業を見る。
②屋号ではなく、その店が調剤専業なのか売り場を持つのかを確かめる。
③口コミ欄を上から10件だけ読み、待ち時間や混雑に触れた投稿があるかを見る。


この3分で、面接で聞くべき質問がほぼ決まります。
店名の書かれていない募集に当たったら、まず店を特定してもらうところから始めてください。

「動かない」も選択肢のうち — 古河では店を替えるだけで形が変わる

ここで数字を並べているのは、転職を後押しするためではありません。不満の中身しだいでは、屋号はそのままに勤務先の店だけを移すという選び方が先に来ます。古河ではこの手がとくに効きます。同じ屋号の中で夜と日曜の扱いが店ごとに割れている27店があり、そこでは店を移すだけで生活の形が変わる余地があるからです。

言い換えれば、その不満が特定の店に固有のものなのか、業態そのものに付いてくるものなのかを先に見分けておく価値があります。売り場の業務が負担なら業態の問題、日曜のシフトが辛いなら店の問題かもしれません。古河には調剤薬局が82店あるので、どちらの向きにも動かせます。

よくある質問(古河市の薬剤師求人)

古河市で働く薬剤師の年収は、どのくらいが目安ですか?

ものさしは3本立てで考えます。まず全国の公的統計が566.8万円(job tagが掲載する令和7年賃金構造基本統計調査の加工値)。次に県の単位で、マイナビ薬剤師が示す茨城県の値が627.8万円、同社が基準に置く全国平均599.3万円との開きは28.5万円で順位は全国16位です(こちらは令和6年の同じ調査を同社の式にかけた数字になります)。最後に求人サイト側として、ファルマスタッフ茨城県の正社員平均が624万円、パートは時給2,399円、派遣は時給3,150円でした(同ページ表記: ※2026年08月09日時点)。茨城県の値はいずれも県内の他市を含んだ集計で、古河市を切り出したものではありません。統計は在職者の給与、求人票はこれから採る枠への提示額。母集団の違う数字として別々に読んでください。

古河市で候補が多いのはどの地区ですか?

調べた107店を座標で4つの塊に分けると、古河駅周辺が45店、総和が39店、諸川・仁連が15店、鴻巣・駒ケ崎が8店という配分でした。上の2つで84店になるので、候補の数を先に確保したいならこの2か所から当たることになります。古河市は東西に長い市域で、西から順に鴻巣・駒ケ崎、古河駅周辺、総和、諸川・仁連と並びます。鴻巣・駒ケ崎は古河駅周辺より南側です。ここでいう鴻巣は古河市内の地名で、埼玉県の鴻巣市とは別のものです。なお、この4つは行政の区分ではなく座標による機械的な区切りで、いちばん小さい塊は8店しかありません。塊どうしは割合ではなく実数で見比べてください。

古河市でいちばん店舗数が多い会社はどこですか?

ウエルシアの18店です。2番目のアイン6店の3倍にあたるので、この差は1店や2店の揺れでは動きません。ただし18店の中身は調剤薬局9店とドラッグストア9店にちょうど割れ、夜に開けているのは5店、日曜を営業日にしているのは9店です。会社名を1つに決めた時点では、業態も時間帯もまだ確定しません。以下、共創未来とクスリのアオキが各5店、さくら薬局・カワチ薬品・ドラッグストアコスモスが各4店、日本調剤とツルハが各3店、オレンジ薬局とマツキヨ・ココカラが各1店と続き、11の屋号で54店になります。同じ店数の屋号が複数あるため、3番目・4番目といった順位の付け方はしていません。

古河市には夜や日曜に働ける職場がありますか?

市全体で夜間営業は23店(21.5%)、日曜営業は34店(31.8%)です。特徴は、夜と日曜が同じ意味を持たないことにあります。夜の23店はチェーンの側が20店、個店・地域薬局の側が3店。日曜の34店はチェーンが27店、個店が7店でした。担い手をさらに分けると、全店を開ける4屋号14店は夜も日曜も14店で動かず、全店を閉じる4屋号13店はどちらも0店。差の11店は、同じ屋号の中で分かれる3屋号27店が6店から13店へ、個店・地域薬局53店が3店から7店へ増えた分から出ています。夜も日曜もそろって全店で開けるのは、クスリのアオキ5店・カワチ薬品4店・ドラッグストアコスモス4店・マツキヨ・ココカラ1店です。

会社名まで決めれば、勤務時間の前提も決まりますか?

古河では決まりません。チェーン所属54店を営業の形で分けると、屋号を見れば夜と日曜の扱いまで決まる27店と、同じ屋号の中で店ごとに分かれる27店が、同じ数で並びます。前者は全店を開ける4屋号14店(クスリのアオキ・カワチ薬品・ドラッグストアコスモス・マツキヨ・ココカラ)と、全店を閉じる4屋号13店(共創未来・さくら薬局・日本調剤・オレンジ薬局)です。後者はウエルシア18店・アイン6店・ツルハ3店で、たとえばアイン6店は夜を1店も開けないのに日曜だけ2店が動きます。会社を決めた後にもう一段、店を特定する作業が残ると考えてください。

古河市ではチェーンと個人薬局のどちらが多いですか?

屋号の付いた54店と個店・地域薬局53店で、差は1店しかありません。どちらかが街を押さえているという構図にはなっていないので、どちらが多い市かという聞き方自体があまり実りません。業態と掛け合わせると偏りが出ます。個店の調剤薬局51店・チェーンの調剤薬局31店・チェーンのドラッグストア23店・個店のドラッグストア2店で、合わせて107店。裏返すと調剤薬局82店のうち51店が個店の側、ドラッグストア25店のうち23店がチェーンの側です。個店53店の夜間営業は3店、日曜営業は7店なので、日勤で働きたい人にとっては数の多い層になります。募集が紹介手数料のかかる窓口に流れてこないこともあるため、公共の職業紹介や店頭の掲示も並べて見ておくと取りこぼしが減ります。

口コミの件数が少ない店は避けたほうがよいですか?

件数の少なさを理由に候補から落とす必要はありません。マップへ書き込んでいるのは薬を受け取りに来た人であって、そこで働く人の満足度を採点した数字ではないからです。古河の分布は中央値2件・平均12.1件・最大75件で、下位25%は1件、上位25%で14件、上位10%で44件。評価が1件も付いていない店も25店あります。個店・地域薬局53店の中央値は1件ですが、これは来局する人の数がそのまま出ているだけで、職場としての優劣を示すものではありません。件数の少ない店を外していくと、古河ではほとんどの候補が消えてしまいます。使い道は、志望する店の口コミ欄に待ち時間や混雑の書き込みが集中していないかを見て、面接で確かめたい論点を絞ることです。

ハローワークだけで古河市の求人を探しきれますか?

個店・地域薬局が狙いならしっかり使えますが、これ1本に頼ると抜けが出ます。古河には屋号の付かない53店があり、この層は紹介手数料のかかる窓口に募集を出さないことがあるため、公共の職業紹介にしか載らない枠が残ります。市内の候補のほぼ半分がこちら側に寄っている以上、週に1度の検索を運びに組み込む価値はあります。一方、屋号の付いた54店や病院・企業の公開されていない枠を拾い、条件を代わりに詰めるのは紹介会社の役目です。古河では会社名から営業の形が読めず、同じ屋号の中で分かれる店が27店ある以上、その店がどちらなのかは担当者を通したほうが早く判明します。個店は公共の職業紹介で拾い、屋号と病院・企業には3つの窓口で網をかける。この二段構えが、取りこぼしをいちばん小さくします。

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この記事は「古河市で職場をどう選ぶか」に絞りました。業態そのものの違い、働き方の組み立て、辞めたい理由の整理、年収の読み解き方は、それぞれ独立した記事として用意しています。

まとめ: 古河の働きやすさは「会社」ではなく「店」で決まる

本記事では、古河市の薬局・ドラッグストア107店を調べ、業態・運営・営業の形・まとまり・口コミの5つの角度から並べました。要点は3つです。①チェーン54店と個店・地域薬局53店が差1店で並び、どちらかが街を押さえる構図になっていない。業態は調剤82店・ドラッグストア25店と大きく傾いているのに、運営の側は傾いていません。この2本の軸が別々に動くところが、古河の読みにくさの出発点です。

②チェーン54店のうち18店がウエルシアに集まるが、その18店は調剤9店とドラッグストア9店に割れ、夜5店・日曜9店にとどまる。さらにチェーン54店全体を見ると、屋号を見れば時間帯まで決まる27店と、同じ屋号の中で分かれる27店が同じ数で並びます。会社名まで絞り込んでも、そこから先は店の単位で確かめるしかありません。

③市全体では夜23店より日曜34店が11店多く、その差は分かれる3屋号27店と個店・地域薬局53店からしか出ていない。全店を開ける4屋号14店は夜も日曜も14店で固定、全店を閉じる4屋号13店はどちらも0店です。夜と日曜をひとまとめの条件として出すと、当たる店の集合を取り違えます。

年収は3本のものさしを並べて読みます。全国が566.8万円(job tagの掲載値・令和7年賃金構造基本統計調査を加工)、茨城県の統計集計が627.8万円(マイナビ薬剤師・同社基準の全国平均599.3万円との開きもマイナビの物差しによる計算)、求人票の正社員平均が624万円(ファルマスタッフ茨城県・掲載求人1,357件)。統計と求人票の値は3.8万円しか離れていませんが、片方は在職者の給与、もう片方はこれから採る枠の提示額で、測っている対象が別物です。

くり返しになりますが、古河の口コミを書き残しているのは薬を受け取りに来た人たちです。働く側の評価ではありません。中央値は2件で、1店に75件という偏りもあり、評価が1件も付いていない店も25店あります。★の高さや件数の多さを使って職場に序列を付ける道具ではありません。「混み合う時間帯を何人で回しているのか」「この1年で何人が入れ替わったのか」「入職後に指導を担うのは誰か」——面接でこう尋ねるための下ごしらえとして使ってください。

迷ったら5ステップの順番に戻ります。理由を1行にし、通えるまとまりを2つに絞り、会社名ではなく店を見る前提に切り替え、夜と日曜を別々の条件として出し、複数の提示を並べて選ぶ。この順番を守って進めれば、求人票が黙っている部分を自分の手で補いながら候補を並べていけます。

Agent Guide / 担当者の当たり外れを均す

古河の求人は、今日から「3社併用」で当たる

登録も利用も無料です。
会社名を決めても働き方が決まらず、同じ屋号の中で分かれる店が27店ある——それが古河。
求人票に書かれない勤務時間の実情も、辞めていった人が挙げた理由も、担当者へ直接ぶつけるのが近道になります。

上の3社はいずれも、職業紹介および労働者派遣について厚生労働大臣の許可を受けた事業者です。許可番号の確認は人材サービス総合サイトで行えます。

本記事のデータ根拠一覧

掲載した統計値は、下記の公的機関・各社公式ページの一次情報と、働きやすさマップ編集部の実収集(Googleマップ掲載107店・2026年8月9日)によります。実収集データをどう集めたか、どこに限界があるかは本文の各所に記しています。

薬剤師の有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)・賃金(年収) 566.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-09 取得)
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