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薬剤師の転職・求人を、地域の働きやすさで比べる

日野市の薬剤師求人・転職|年収相場と働きやすい職場を4エリアで比べる

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住宅地の調剤薬局へ歩いて出勤する人物の後ろ姿

薬剤師の求人・転職

日野市の
薬剤師求人・転職

年収相場と働きやすい職場を4エリアで比べる

Hino City Pharmacist Jobs / 順位ではなく件数で選ぶ

日野市の薬剤師求人・転職|年収相場と働きやすい職場を4エリアで比べる

日野市で薬剤師の求人・転職先を選ぶなら、年収は東京都の公的統計(約609.3万円)と求人票を並べて測り、職場はエリアごとの店の数と夜・日曜に開く店かどうかで絞るのが近道です。

日野市の薬局・ドラッグストアは、マップ掲載で102件。1件ずつ、住所と営業時間を確かめました。
薬剤師が職場を決めるとき、いちばん重視するのは通勤のしやすさです。残業の少なさ、職場の雰囲気がこれに続きます。
この記事は、その102件を通える範囲から絞り込むための地図として作りました。

給与の目安は、ハローワークの求人(2026年10月8日検索)では、日野市の正社員2件(2事業所)で月給36.9万〜52.5万円(事業所ごとの中央値の下限〜上限、手当込み・賞与なし)です。12か月分は約443万〜630万円で、賞与を含まない目安です。件数が少ないため参考値です。
市内は4つのまとまりに分かれます。数え方をひとつ断っておくと、ここでの102はマップ掲載の件数で、掲載1件を1件として数えています。
勤務時間の見当をつける材料として、夜まで開ける掲載が24件、日曜に開ける掲載が35件あります。

もうひとつ先に。ここでいう営業時間は店のもので、そのまま個人のシフトになるわけではありません。
夜まで開ける店に入っても自分が遅番に回るとは限らず、その逆もあります。
日野で面接のときに何を確かめるべきかまで、記事の中で整理します。

調査した市
東京都日野市(4つのまとまり)
調査の件数
掲載102件(調剤薬局85/ドラッグストア17・2026年8月時点)
単位の注意
102は掲載の数。本記事は掲載1件を1件と数えます
最も多い屋号
11件が2つ(ノムラ薬局とウエルシア)。単独の一番はありません
ブランドと個店
チェーン所属38件(調剤30/ドラッグ8)/個店・地域薬局64件
夜間営業
24件(23.5%・どこかの曜日で20時より後まで開ける掲載)
日曜営業
35件(34.3%)
まとまりの並び
多摩平・豊田38件/日野本町・栄町28件/高幡・南平22件/万願寺・三沢14件
1件の重み
最小の万願寺・三沢は14件。1件の増減で7.1ポイント動きます
口コミの偏り
中央値6件 ↔ 最大125件(評価データのない掲載10件)
口コミ本文を読んだ範囲
20件の掲載・668件を取得し本文396件。職場に関わる言及は76件
東京都の規模
薬局6,549件・薬剤師46,343人(薬キャリ掲載)
統計の年収
ハローワーク実測:日野市の正社員2件(2事業所)、月給36.9万〜52.5万円(事業所ごとの中央値の下限〜上限、手当込み・賞与なし)。件数が少ないため参考値
求人票の年収
公的推計:厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数で、時給換算は経験0年1,988円〜10年2,778円(基本給・賞与・手当込み)
データの出所
編集部による調査(Googleマップ掲載が店数)+公的統計と各社の公式ページ
3.46平均★
店数102件
調剤薬局85件
夜間営業23.5%
日曜営業34.3%
口コミ数(真ん中の店)6件

平均★は、評価の付いている92件だけを平均した値です。星を置いているのは来局した側であって、そこで働く人による採点ではありません。元にしているのは編集部の実収集です。

結論: 日野で最初に手放すべきなのは、「一番いい薬局はどこか」という問いのほうです。
屋号の一番は2つあり、まとまりの一番は数え方で入れ替わります。

  • Googleマップの検索露出ベースで調査した102件の掲載が本記事の店数です。市内すべてを数え上げた悉皆調査ではありません
  • 掲載が最も多い屋号は11件が2つ。片方は調剤11件、もう片方は調剤6件とドラッグ5件で、同じ11件でも中身が違います
  • 夜24件・日曜35件のまとまり別の一番は、件数で見るか割合で見るかで入れ替わります。日曜の件数最多である多摩平・豊田12件は、割合では4つの中で最も低い31.6%です
  • 最小の万願寺・三沢は14件で、1件が7.1ポイント。割合の差がこれに届かないなら順位は付けません
  • 口コミから拾えた職場の手がかり76件のうち20件(26.3%)が1件の掲載のもの。待ち時間は28件のうち13件が同じ掲載で、12件の掲載では0件でした
  • 同じ「忙しい」でも「人はいるのに待つ」型2件と「人が足りない」型2件が併存します。面接で聞く問いが変わります

日野市で正社員の求人を探す人向けの相談先です。1社に決めず、下の「エージェントを使うなら」のとおり複数社を並べてください。

先に答え — 譲れない条件から、日野での当たり先を1行で

根拠は後半のデータで開きます。まずは自分に当てはまる行だけを拾ってください。

譲れない条件日野市での答えと規模感最初の一歩
夜勤のない職場で働きたい夜まで開くのは102件のうち24件。残る78件は夜そのものがありません夜と日曜の実数を見る →
日曜を休みたい日曜に開けるのは35件。残る67件は日曜が営業日に入っていません日曜の内訳を見る →
研修や異動のある組織で働きたいチェーン所属は38件。ただし最多の屋号は11件が2つで、単独の一番はありません屋号別の実数を見る →
中に入る前に職場の様子を知りたい口コミ数(真ん中の店)6件・評価データなし10件。本文まで読めた掲載は20件だけです口コミで読める範囲 →

日野市の薬剤師の年収はいくらか — 3つのものさしで読む

job tagの全国平均は566.8万円。東京都の値は23区を含む集計で、日野市単独の数字ではありません。

年収の目安は、全国の統計と、市内の実測・公的推計を並べて確認します。全国の水準として国の統計が置いているのは566.8万円でした(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査を加工した値)。東京都全体では、令和6年賃金構造基本統計調査から月給×12+賞与で計算した年収が約609.3万円です。ハローワークの求人(2026年10月8日検索)では、日野市の正社員2件(2事業所)の月給は36.9万〜52.5万円(事業所ごとの中央値の下限〜上限、手当込み・賞与なし)です。12か月分は約443万〜630万円で、賞与を含まない目安です。件数が少ないため参考値です。公的推計では、厚生労働省「令和9年度の一般賃金」(2026年8月28日公表)の薬剤師の全国の値に、八王子ハローワークの地域指数107.9(全国=100)を掛けると、時給換算で経験0年1,988円・3年2,584円・10年2,778円です。基本給・賞与・手当を含みます。地域指数は全職業の賃金の地域差を表すため、薬剤師だけの地域差とはずれがあり得ます。それぞれ対象も計算の手順も異なります。提示額と比べるときは、賞与や手当、勤務時間の条件をそろえてください。

日野市で年収を見るときの3つのものさし

出所も母集団も異なる3つの数字。同じ土俵では比べられません

公的統計(全国)

566.8万円

job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査を加工した値。労働時間は157時間

ハローワーク実測

36.9〜52.5万円/月

日野市の正社員2件(2事業所)。事業所ごとの中央値の下限〜上限。月給(手当込み・賞与なし)。件数が少ないため参考値。2026年10月8日検索

公的推計

1,988〜2,778円/時

経験0年〜10年の時給換算。厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数による推計(基本給・賞与・手当込み)。地域指数は全職業の地域差

ハローワークの求人(2026年10月8日検索)では、日野市で働く薬剤師の正社員求人が2件(2事業所)。月給は事業所ごとの中央値で下限36.9万円〜上限52.5万円(手当込み・賞与なし)。12か月分にすると約443万〜630万円で、賞与を含まない目安です。正社員の求人を出している事業所が5未満なので参考値です。パートの求人は1件です。

出典: ハローワークインターネットサービス 求人情報検索(2026年10月8日検索・「薬剤師」と市名で検索し、就業場所が日野市の薬剤師の求人を編集部が集計)

推計:厚生労働省「令和9年度の一般賃金」(職業安定業務統計による薬剤師の賃金・2026年8月28日公表)の薬剤師の全国の値に、八王子ハローワークの地域指数107.9(全国=100)を掛けると、時給換算で経験0年1,988円・3年2,584円・10年2,778円(基本給・賞与・手当を含む)。地域指数は全職業の賃金の地域差で、薬剤師だけの差ではありません。

出典: 厚生労働省「令和9年度の一般賃金」(職業安定業務統計による薬剤師の賃金・2026年8月28日公表)・同「ハローワーク別地域指数」をもとに編集部が計算(推計)

東京都の薬剤師の年収(厚生労働省の公的統計)

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」の都道府県別の集計では、東京都の薬剤師(一般労働者・男女計)は、きまって支給する現金給与額が月416.3千円、年間賞与その他特別給与額が1096.9千円でした。月額×12か月+賞与で年収に直すと約609.3万円です(同じ計算で全国は約599.3万円)。

市区町村別の値は公表されていないため、これは日野市ではなく東京都全体の値です。集計の対象は東京都の薬剤師 約17,280人(推計)で、年齢や勤続年数の違いも含んだ平均です。

都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)。東京都・薬剤師・男女計: きまって支給する現金給与額 416.3千円/年間賞与その他特別給与額 1096.9千円/労働者数 1728(十人)。

出典:e-Stat 賃金構造基本統計調査 令和6年 一般労働者 都道府県別第3表(厚生労働省・2026-09-27 取得)

東京都の値は、23区を含む集計

ここは日野で最も誤解が起きやすい場所です。東京都の値は23区を含む集計であり、日野市単独の値ではありません。本記事が調査した102件は、そのうち日野市の分だけです。都の数字には都心の水準も含まれるので、日野の提示額と比べるときは対象地域の違いに注意してください。東京都の約609.3万円は、令和6年賃金構造基本統計調査から月給×12+賞与で計算した都全体の年収です。job tagの566.8万円とは対象地域も年次も異なるため、単純な差額で日野市の給与を判断するのは避けてください。

額面を比べる前に、夜の24件に入るかどうかを揃える

同じ「日野市の調剤薬局」という求人票でも、夜まで開く24件の側と、開かない78件の側では拘束の伸び方が違います。日曜についても同じで、35件の側と67件の側では月の休みの形が変わります。額面だけを横に並べると、この違いが数字の中に埋もれます。比べる前に、その求人が夜の24件に入るかどうかを揃えてください。揃えたうえで並べると、同じ600万円台でも中身が違うことがはっきりします。

都の値だけで判断すると、選択肢をかえって狭めます。実務で効くのは、通勤時間を含めた実質の時給に直して、市内の求人と広域の求人を並べるやり方です。日野市内で完結させるか、通勤時間を足して都心側まで広げるかは、額面ではなく1時間あたりで比べたときに初めて判断できます。パートや時短で組み立てる場合はなおさらです。日野市のハローワークのパート求人は1件です。比較の補助には、厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数による公的推計(時給換算で経験0年1,988円〜10年2,778円、基本給・賞与・手当込み)も使えます。地域指数は全職業の地域差なので、実際の求人の時給や勤務時間帯、移動時間と合わせて確認してください。

市内のどこで働くか — 日野市4つのまとまり

4つのまとまりで最多は多摩平・豊田の38件、最少は万願寺・三沢の14件。1件が7.1ポイント動きます。

住まいを変えずに勤め先だけ替えたい人には、まとまりごとの厚みが効きます。102件を座標で束ねると、多摩平・豊田エリア38件、日野本町・栄町エリア28件、高幡・南平エリア22件、万願寺・三沢エリア14件という配分でした。上の2つで66件になるので、候補の6割強はここに入ります。ただしいちばん小さい万願寺・三沢は14件しかなく、1件の増減が7.1ポイントに相当します。本記事でまとまりの割合を出すときは、必ず件数を先に書いてから割合を添えます。比べるときも「14件のうち4件」「38件のうち10件」のように、店数とセットで読んでください。

求人一覧では「日野市」でひとくくりになりますが、通勤という観点では市内のどこかで話が変わります。下の4つは行政の区分ではありません。102件を近い場所どうしでまとめ、それぞれに多く出てくる町名を呼び名として借りています。まとまりは座標から束ねたもので、町名の境界ではありません。日野市はJRと京王線が交差する形で市街が分かれており、通勤を組み立てるときは駅ではなくまとまりの単位で見たほうが距離感を掴みやすくなります。

編集部が102件の掲載をまとまり別に実測集計

よくある疑問:「日野市のどのあたりに職場が多いですか?」

日野市4つのまとまり 掲載の濃淡マップ

夜間=どこかの曜日で20時より後まで営業/日曜=日曜を営業日に含む掲載。色は同じ列の中での実数の高低

まとまり掲載夜間営業日曜営業口コミ数(真ん中の店)
A 多摩平・豊田(市の西部)38件10件12件6件
C 日野本町・栄町(市の北部)28件4件9件5件
D 高幡・南平(市の南部)22件6件8件6件
B 万願寺・三沢(市の東部)14件4件6件3件
低め中位高い
まとまり掲載調剤薬局ドラッグストア夜間営業日曜営業
A 多摩平・豊田38件32件6件10件12件
C 日野本町・栄町28件25件3件4件9件
D 高幡・南平22件18件4件6件8件
B 万願寺・三沢14件10件4件4件6件
合計102件85件17件24件35件

それぞれの中身:Aは多摩平・豊田・旭が丘などを含む市の西部で、調査38件と市内で最も多いまとまりです。Cは日野本町・栄町・新町などを含む市の北部で調査28件、夜間は4件・割合14.3%と、4つの中でここだけ明確に低く出ます。Dは高幡・南平・程久保などを含む市の南部で調査22件。Bは万願寺・三沢・百草・落川などを含む市の東部で、調査14件と最も少ないまとまりです。色は率ではなく実数の高低で塗っています。

チェーンと個店の混じり方は、まとまりごとに違う

同じ数の掲載でも、中身の顔ぶれは揃っていません。屋号でチェーンに分類した掲載と、そうでない掲載を並べると次のようになります。万願寺・三沢だけは7件と7件で、チェーン側と個店側の数が拮抗しています。他の3つはいずれも個店側のほうが厚く、多摩平・豊田では23件、日野本町・栄町では19件、高幡・南平では15件が個店・地域薬局に分類されました。

まとまりチェーン個店・地域薬局
A 多摩平・豊田15件23件
C 日野本町・栄町9件19件
D 高幡・南平7件15件
B 万願寺・三沢7件7件

通える範囲を2つまでに絞ってから、中身を開く

実務の順番としては、まず通勤で現実的なまとまりを2つまでに決めます。多摩平・豊田と日野本町・栄町を選べば候補は66件、高幡・南平と万願寺・三沢なら36件です。この時点ではまだ掲載の数でしかないので、次に条件を重ねます。夜を外す、日曜を外す、といった条件を1つ載せるごとに、候補は下の節で示す数まで縮みます。順番を逆にして「良さそうな店を探してから条件を確かめる」と、候補が絞れないまま時間ばかりが過ぎます。

日野市の住宅地と丘陵の風景
日野市の住宅地と丘陵の風景(出典: Wikimedia Commons/b9hetare, CC BY-SA 3.0)

日野市にはどんな職場が何件あるか

Googleマップの検索露出ベースで102件を調査。調剤85件・ドラッグ17件、夜間24件・日曜35件です。

先に単位を決めます。本記事では掲載1件を1件と数えます。編集部が日野市内で拾えた薬局・ドラッグストアは102件で、業態のラベルで割ると調剤薬局は85件、ドラッグストアは17件。営業の側は、どこかの曜日で20時より後まで開けているのが24件(23.5%)、日曜を営業日に含めているのが35件(34.3%)です。102件すべての住所に日野市が入っていますので、隣の市の掲載が混ざったぶんを差し引く必要はありません。ここから先は、この102件を屋号・まとまり・時間・口コミの4通りに開いていきます。

薬剤師の募集そのものは、日野でも尽きません。手が止まるのはもう少し手前です。検索して出てきた候補に順位を付けようとした瞬間、どれを上に置けばいいのか決まらない。実際に数えてみると、決まらないのは選び方が悪いからではなく、数字の側に単独の一番が存在しないからでした。市全体の並び方を先に入れておくと、一件ずつ何を確かめるかが自然に決まります。

賃金(年収) 566.8万円 / 労働時間 157時間 — 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成。有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-10 取得)

都としての規模も置いておきます。薬キャリが公開する東京都の統計では、都内の薬剤師は46,343人で人口10万人あたり346.1人。施設は薬局6,549件・病院648件・診療所12,944件で、勤務先の内訳は薬局21,758人(46.9%)・病院5,233人(11.3%)・診療所737人(1.6%)でした。薬局勤務が半数近くを占める配分です。同サイトには日野市単位のページもあります。本記事の102件は、都内6,549件のうち日野市内で検索上位に現れた掲載にあたります。

薬剤師の数は東京都で46,343人、人口10万対では346.1人。施設数は薬局が6,549件、病院648件、診療所12,944件。働いている先で分けると薬局21,758人(46.9%)、病院5,233人(11.3%)、診療所737人(1.6%)。

出典:薬キャリ(m3.com)/ 東京都の薬剤師求人(2026-08-10 取得・数値は同社ページの掲載に従う)
日野市の薬剤師求人を測る3つの基礎数字

公的統計に編集部の実収集を重ねて置いた「規模感」の出発点

全国の薬剤師求人倍率

3.57倍

令和6年度・job tag掲載。全職業の平均を大きく超える売り手市場が続いている

東京都の薬局

6,549件

薬キャリ掲載。都内の薬剤師46,343人のうち21,758人(46.9%)が薬局勤務

編集部の実収集

102件

日野市の薬局・ドラッグストアをGoogleマップ検索から収集(2026-08-10・掲載の件数)

令和5年度末現在の薬局数は 62,828 施設で、前年度に比べ453施設(0.7%)増加している。人口10万対の薬局数は全国50.5。都道府県別の薬局数は同資料の表5で確認できる。

出典:厚生労働省 / 令和5年度衛生行政報告例の概況(PDF)(2026-08-10 取得・全国値)

この102件の集め方と、その限界

本サンプルは、Googleマップに「日野市 調剤薬局」と「日野市 ドラッグストア」の2通りを投げ、それぞれ上位100件までを取り出して同じ登録を落とした検索露出ベースの102件です。
検索の下位に沈んだ掲載や、そもそもマップに登録のない薬局は最初から入っていません。令和5年度衛生行政報告例が数え上げた都道府県別の薬局数より小さく、悉皆調査とは性質が別のものです。


このあと使う4つのまとまりにしても、行政上の区分ではありません。掲載の所在地をもとに近い店どうしでまとめたもので、町名の境界とは一致しません。
呼び名は、その塊に多く現れる町名を借りています。

調剤85件・ドラッグ17件は、業務の中身ではなく登録のラベル

業態の内訳は、そのまま仕事の中身を表しているわけではありません。ここで使っているのはマップの登録カテゴリだけです。売り場をどこまで担うか、在宅にどれだけ出るかは、掲載からは読み取れません。実際、屋号でチェーンに分類した38件を業態で割ると調剤30件・ドラッグ8件となり、チェーンだから売り場、という対応にはなっていません。ラベルは候補を絞る最初のフィルタとして使い、中身は面接で確かめる、という順序が安全です。

評価の付き方は、掲載ごとに大きくばらついている

もう一つ、先に開いておくべきなのが口コミの分布です。件数の中央値は6件、平均は13.5件で、上位25%の境目が14件、上位10%の境目が43件。最大は125件です。加えて評価データそのものが付いていない掲載が10件あり、2件以下の掲載は26件。平均★3.46は、評価の付いている92件から算出したものです。半分の掲載は6件以下の投稿しか持っていません。

平均13.5件のほうを、忙しさの目安に使わないでください

日野の平均レビュー件数は13.5件ですが、中央値の6件とは2倍以上離れています。
上位1割が43件以上を抱えており、最大の125件が平均を引き上げているためです。


判断に使うのは中央値の6件と、上位の境目である14件・43件のほうです。
平均と中央値がここまで離れていれば、平均は分布の代表値として働いていません。
本記事でも、来局の多さを推し量るときは中央値と境目を使い、平均は参考として添えるだけにしています。

調剤室で薬の箱を揃える薬剤師の手元。新しい戸建てが並ぶ住宅地と、自転車で行き交う人
調査102件のうち38件が、多摩平・豊田を中心とする西側のまとまりに入っています(イメージ画像)

夜と日曜はどこが開いているか — 件数で見るか割合で見るかで答えが変わる

夜24件・日曜35件。件数で最も多い多摩平・豊田は、割合で見ると下から数えたほうが早くなります。

時間の側から見ると、日野はかなり日勤に寄っています。どこかの曜日で20時より後まで開けているのは102件のうち24件、日曜を営業日にしているのは35件。裏を返すと、夜を閉じている掲載が78件、日曜を閉じている掲載が67件あります。ここまでは市全体の話です。ところがまとまり別に開くと、同じ夜の数字なのに、件数で並べるか割合で並べるかで一番が入れ替わります。夜の件数が最も多いのは多摩平・豊田の10件ですが、割合で最も高いのは万願寺・三沢の28.6%です。日曜も同じで、件数の最多は多摩平・豊田の12件、割合の最高は万願寺・三沢の42.9%でした。

語の意味をそろえておきます。夜間営業として数えたのは、どこかの曜日で20時より後まで灯りが残る掲載です。日曜営業は、日曜を営業日に含めている掲載を数えました。どちらもGoogleマップの登録時間だけを手がかりにしており、シフトの回し方や残業の実情までは届きません。ただし店が開いている時間は人を置く時間の外枠にあたるので、暮らし方を見積もる材料としては使えます。

編集部が102件の営業時間を実測集計

よくある疑問:「夜や日曜に開いている職場は、どのあたりに多いですか?」

夜と日曜を、件数の棒で並べたもの

バーの長さは掲載の件数。かっこの中はそのまとまりの店数に対する割合です

  • A 多摩平・豊田 日曜12件
  • A 多摩平・豊田 夜間10件
  • C 日野本町・栄町 日曜9件
  • D 高幡・南平 日曜8件
  • D 高幡・南平 夜間6件
  • B 万願寺・三沢 日曜6件
  • C 日野本町・栄町 夜間4件
  • B 万願寺・三沢 夜間4件
まとまり夜間 件数夜間 割合日曜 件数日曜 割合
A 多摩平・豊田(38件)10件26.3%12件31.6%
C 日野本町・栄町(28件)4件14.3%9件32.1%
D 高幡・南平(22件)6件27.3%8件36.4%
B 万願寺・三沢(14件)4件28.6%6件42.9%

件数の列と割合の列で、並び順が変わります。夜間を件数で並べると10件・6件・4件・4件の順ですが、割合で並べ直すと28.6%・27.3%・26.3%・14.3%となり、先頭が入れ替わります。日曜も件数では12件・9件・8件・6件、割合では42.9%・36.4%・32.1%・31.6%です。どちらの列も嘘ではありません。店数が14件から38件まで開いているので、同じ実数でも割合の見え方が変わるだけです。判断に使うなら、通える範囲の中で件数のほうを見てください。実際に応募できる先の数はそちらだからです。

夜の割合で離れているのは1つだけ — 残り3つには順位が付かない

割合の列を上から確かめていくと、万願寺・三沢28.6%、高幡・南平27.3%、多摩平・豊田26.3%、日野本町・栄町14.3%と並びます。上の3つは隣り合う差が1.3ポイントと1.0ポイントしかありません。最小のまとまりでは1件の増減が7.1ポイントに相当するので、この程度の差は掲載が1件動いただけで簡単に反転します。つまり上位3つに順位は付けられません。一方で日野本町・栄町だけは、その上の多摩平・豊田と12.0ポイント離れています。ここは1件の増減では埋まらない差なので、「夜の薄いまとまり」として扱ってよい範囲です。

日曜は4つとも順位が付かない — ただし端と端の差だけは残る

日曜のほうはさらに詰まっています。42.9%、36.4%、32.1%、31.6%と並びますが、隣り合う差は6.5ポイント、4.3ポイント、0.5ポイント。すべて1件の重みである7.1ポイントに届いていません。したがって日曜については、4つのどれが上とも言えません。例外は端と端で、最も高い万願寺・三沢42.9%と最も低い多摩平・豊田31.6%の差だけは11.3ポイントあり、1件の増減では埋まらない開きです。日曜を避けたい人が注目すべきは、この端と端だけになります。

件数がいちばん多い場所が、割合ではいちばん低い

ここが日野でいちばん引っかかりやすい点です。日曜に開いている掲載が最も多いのは多摩平・豊田の12件。ところが同じ多摩平・豊田は店数が38件あるため、割合にすると31.6%で、4つの中でいちばん低くなります。「日曜のシフトが多い場所」を探しているなら12件のほうを、「日曜を休める職場に当たる確からしさ」を測りたいなら31.6%のほうを探すことになります。どちらの問いを立てているかで、同じ場所が正解にも不正解にもなります。この記事が順位を書かないのは、そのためです。

日野で必要なのは順位ではなく、自分の条件が何件に当てはまるかという数え方だ。

掲載がいちばん多い屋号はどれか — 答えが2つある

屋号で最も多いのは11件が2つ。片方は調剤11件、もう片方は調剤6件とドラッグ5件です。

102件を屋号ごとに数え直すと、最大は11件で、それが2つ並びます。ノムラ薬局とウエルシアです。単独の一番は存在しません。しかも中身は対照的で、片方は調剤薬局11件・ドラッグストア0件、もう片方は調剤6件・ドラッグ5件。同じ11件でも、入ってから触る仕事の幅が違います。それでいて日曜に開いているのはどちらも11件のうち6件で完全に同じ、夜まで開くのは4件と5件で1件しか違いません。「掲載の多い屋号に入る」という選び方をした瞬間、2つのうちどちらかを選ぶことになり、その2つは働き方の形が違う——これが日野の入口です。

数え方をはっきりさせておきます。ここで使ったのは店名の表記に現れる屋号だけです。運営元や資本の関係までは調べていません。同じ看板の文字が入っているかどうかだけを見て分けています。したがって、大手の系列に属していても屋号が独自の掲載は、後述する個店・地域薬局64件の側に数えられています。この64件は、64の別々の経営という意味ではありません。

編集部が102件の掲載を屋号別に実測集計

よくある疑問:「日野市でいちばん多い屋号はどれですか?」

102件を「首位に並ぶ2つ」「その他の8つ」「個店」で割ると

屋号の表記から分類。数えているのは掲載の件数です

22件首位2つ
首位に並ぶ2つ22件 その他の8つ16件 個店・地域薬局64件
屋号掲載調剤薬局ドラッグストア夜間営業日曜営業
ノムラ薬局11件11件0件4件6件
ウエルシア11件6件5件5件6件
清水薬局4件4件0件0件1件
マツキヨ・ココカラ3件2件1件3件3件
共創未来2件2件0件0件0件
アイン2件2件0件0件0件
サンドラッグ2件0件2件2件2件
アイセイ薬局1件1件0件0件0件
クオール1件1件0件0件0件
なの花薬局1件1件0件0件0件
個店・地域薬局64件55件9件10件17件
合計102件85件17件24件35件

分類の閉じ方:本記事が名前を付けて分類したのは10屋号38件、残る64件は個店・地域薬局です。足すと102件になり、調査の全数と一致します。夜間はチェーン側が14件、個店側が10件で合わせて24件。日曜はチェーン側が18件、個店側が17件で合わせて35件。市全体の数字と2方向から一致することを確認しています。表の平均★と口コミ数(真ん中の店)は掲載が1〜2件の屋号を含むため、ここには載せていません。件数が薄すぎて、ブランドの性格として読めないからです。

同じ11件でも、調剤11件と、調剤6件+ドラッグ5件

2つを並べると、数の一致と中身の違いが同時に見えます。片方は11件すべてが調剤薬局として登録されており、売り場を持つ掲載はありません。もう片方は調剤6件・ドラッグ5件で、掲載の半分近くが売り場側です。求人票で「日野市の◯◯」とだけ書かれていると、この違いは表に出ません。掲載の数が同じでも、応募先が調剤室の中で完結するかどうかは屋号では決まらないということになります。

日曜はまったく同じ6件、夜間の差は1件だけ

時間の枠で比べると、2つはさらに近づきます。日曜に開いているのは、どちらも11件のうち6件。夜まで開くのは4件と5件で、差は1件です。業態の構成があれだけ違うのに、シフトの外枠はほとんど重なっています。ここから読めるのは、「売り場があるから夜が長い」という単純な対応は日野では成り立たないということです。夜と日曜を避けたいなら、屋号を見るより、応募先の掲載そのものの営業時間を開いたほうが速く確実です。

残り8つの屋号は、1〜4件の薄い層

首位の2つを外すと、屋号の層は急に薄くなります。清水薬局4件、マツキヨ・ココカラ3件、共創未来2件、アイン2件、サンドラッグ2件、そしてアイセイ薬局・クオール・なの花薬局が各1件。合わせて16件です。掲載が1〜2件の屋号については、夜間や日曜の割合を計算しても意味を持ちません。店数が2件なら1件動くだけで数字が半分になるからです。この層は割合ではなく、件数のまま扱ってください。

チェーンと個店、どちらを選ぶか — 個店・地域薬局64件の読み方

チェーン38件に対し個店・地域薬局は64件。夜24件のうち10件、日曜35件のうち17件がこちらです。

屋号で分けると、チェーン所属38件、個店・地域薬局64件です。業態で割り直すと、チェーン側は調剤30件・ドラッグ8件、個店側は調剤55件・ドラッグ9件。ここで一度、思い込みを外しておく必要があります。業態としてドラッグストアに分類された掲載は17件です。そのうち8件はドラッグ系を含むブランドに所属し、9件は個店側に数えられています。一方、チェーン所属38件のうち30件は調剤薬局です。「チェーン=ドラッグストア」という前提は、日野市では成り立ちません。

研修の仕組みを取るか、任される幅を取るか

屋号で分類した38件と64件。数えているのは掲載の件数です

仕組みの整った組織と、任される幅。どちらを先に取りますか?

仕組みを取る — チェーン所属38件の側へ
業態の内訳は調剤30件・ドラッグ8件。夜まで開けるのは14件、日曜に開けるのは18件です。まとまり別では多摩平・豊田15件、日野本町・栄町9件、高幡・南平7件、万願寺・三沢7件。ただし屋号の首位が11件で2つに割れているため、「大きいほうに入る」という選び方は日野では機能しません。研修や異動の有無は屋号ではなく、その会社の制度として面接で確かめる必要があります。
幅を取る — 個店・地域薬局64件の側へ
業態の内訳は調剤55件・ドラッグ9件。夜まで開けるのは10件、日曜に開けるのは17件で、市全体の夜24件のうち10件、日曜35件のうち17件がこちら側にあります。まとまり別では多摩平・豊田23件、日野本町・栄町19件、高幡・南平15件、万願寺・三沢7件。掲載数では市の6割強を占める一方で、レビュー件数の中央値は4件と薄く、外から様子を読み取りにくい層でもあります。

夜と日曜の担い手は、両側にまたがっている

時間の枠を屋号側と個店側で割ってみると、どちらかに寄っているわけではないことが分かります。夜まで開ける24件のうち14件がチェーン側、10件が個店側。日曜の35件も18件と17件でほぼ半々です。掲載数ではチェーン38件に対して個店64件と差があるので、1件あたりで見ればチェーン側のほうが夜や日曜に開けている割合は高くなります。ただし実際に応募できる先の数で言えば、個店側にも夜10件・日曜17件が存在します。夜や日曜の枠を狙う場合でも、探す範囲を屋号のある掲載に狭める必要はありません。

個店側の平均★が高いことを、働きやすさに読み替えない

個店・地域薬局64件の平均★は3.59で、市全体の3.46より高く出ます。ただしこの層はレビュー件数の中央値が4件しかありません。数件の投稿で簡単に動く数字です。しかも★を付けているのは薬を受け取りに来た人であって、そこで働く人ではありません。★の高低で職場を並べるのは、日野では特に危険です。対象が少ないほど、たまたま丁寧な対応をした1回が全体の印象になります。使うなら点数ではなく、投稿の中身と件数のセットで見てください。

入る前に職場の様子はどこまで分かるか

口コミ668件を20件の掲載から取得。本文が読めた396件のうち、職場に関わる言及は76件でした。

先に届く範囲を言っておきます。編集部は口コミ件数の多い20件の掲載について本文まで読みに行き、668件を取得して本文のある396件を分類しました。そこから職場に関わる言及として拾えたのは76件です。ここで問題になるのが偏りのほうで、76件のうち20件、つまり4分の1が1件の掲載から出ています。読めた掲載も102件のうち20件だけ。しかも取得した668件のうち424件はドラッグストアの掲載のもので、そこで書かれている「待つ」にはレジの行列が含まれます。市全体の姿ではなく、投稿が集まっている数掲載を覗いた結果として受け取ってください。

そもそもGoogleマップの口コミは、来局した患者が書くものです。そこで働く人の内部の声は含まれません。ですから本記事が示す職場の手がかりは、営業時間・レビュー件数・掲載の立ち方といった客観データと、来局者視点の間接的な情報を組み合わせた推定です。従業員満足度そのものを測った値ではありません。この前提を外すと、以下の数字はすべて誤読になります。

編集部が102件のレビュー分布を実測集計

よくある疑問:「入る前に職場の様子はどこまで分かりますか?」

日野市102件のレビュー分布

平均ではなく中央値と境目で読む。数値は編集部の実収集(2026-08-10)

件数の中央値

6件

上位25%の境目は14件、上位10%の境目は43件。2件以下の掲載が26件ある

いちばん多い掲載

125件

平均は13.5件。20件以上を抱える掲載は20件、43件以上は11件ある

評価データなし

10件

平均★3.46は残る92件から算出した値。投稿が無いことは良い悪いのどちらでもない

拾えた言及件数出てきた掲載最多の1掲載読み方の注意
待ち時間・混雑28件7件13件残る12件の掲載では0件。ドラッグストア側にはレジ待ちが混じる
攻撃的なトーン20件12件4件分散している。書き手の文体の話で、職場の評価ではない
在庫・ミス・仕組み13件——運営の詰まりどころ。面接で手順を聞く材料になる
運営へのよい評価8件7件—待ち時間が短い・対応が丁寧といった書き込み
人員・忙しさ5件——内訳が2種類に割れる。次の節で開きます
研修・教育3件——件数が薄く、市の傾向としては読めない
体制の入れ替わり1件——1件のみ。離職の多寡はここからは分からない

この数字の出し方:レビュー件数の多い20件の掲載について投稿を取得し、本文のある396件を人の目で分類しました。職場に関わる言及として残したのは76件で、誤検出として外したものが12件あります。1つの投稿が複数の項目に該当することがあるため、表の件数を足しても76にはなりません。取得できたレビューはまとまり別に多摩平・豊田285件、日野本町・栄町181件、万願寺・三沢106件、高幡・南平96件で、読めた20件の掲載のうち9件が多摩平・豊田側にありました。

手がかりの4分の1が、1件の掲載から出ている

職場に関わる言及として拾えた76件のうち、20件は1件の掲載のものでした。全体の26.3%にあたります。待ち時間・混雑への言及に至ってはさらに偏っていて、28件のうち13件が同じ掲載に集まり、12件の掲載では0件です。この1件を外して数え直すと、市全体の待ち時間の言及は28件から15件に変わり、攻撃的なトーンも20件から16件になります。つまり日野市の口コミから出てくる数字は、市全体の傾向というより特定の掲載の状態を強く反映しています。

まとまり別に見れば、待ち時間の言及は多摩平・豊田に23件と集まっています。ただしその23件のうち13件が同じ1件のもので、そもそも本文を読めた掲載自体が多摩平・豊田側に9件と偏っていました。言及の多い場所が忙しいのではなく、読めた掲載がそこに多かった、という順序で受け取ってください。

攻撃的なトーン20件を、どこまで材料にしてよいか

攻撃的なトーン20件の正しい読み方(必ず読んでください)

攻撃的なトーンの投稿20件は、来局した人が攻撃的な文体で書き込んだ密度であって、日野市の薬剤師の職場が悪いという意味ではありません。
日野で夜まで開いているのは102件のうち24件、日曜は35件で、レビュー件数の中央値は6件にとどまる一方、上位1割は43件以上を抱えています。


来店の多い掲載ほど、接客への不満の絶対数も自然に増えます。
実際この20件は12件の掲載に分散しており、1件あたり最大でも4件でした。
つまりこの数字は「対人ストレスの発生源が客の側にもある職場が一定数ある」という構成の反映として読むもので、市どうしで件数を並べる使い方はできません。
使い道はひとつです。志望先の口コミ欄に同じ種類のトーンが偏っていないかを見て、面接で「混み合う時間帯の人員体制」を確かめる糸口にします。

この手がかりで届く範囲と、届かない範囲(必ずお読みください)

本記事が分類した口コミを書き残しているのは、来局した患者であって、そこで働く人ではありません。
ここで示した職場の手がかりは、営業時間・レビュー件数・掲載の立ち方という客観データに、来局者視点の間接的な情報を重ねた推定にとどまります。従業員満足度そのものを測った値ではありません。


平均★も投稿の件数も、来局した人の手で付けられた評価です。
「口コミが荒れている職場は働きにくい」と決めつけることはできませんし、その逆も同じく成り立ちません。
加えて日野では、本文まで読めたのが102件のうち20件だけで、そのうち9件が同じまとまりに寄っています。限られた窓からの眺めだという前提を外さないでください。
役に立つのは、面接で「離職の理由」「混み合う時間帯の体制」「教育・研修」を尋ねるときの下敷きとしてです。

読み順そのものは、市が変わっても同じ

日野のように投稿が偏っている市では、口コミを読み比べて職場を採点しようとしても材料が足りません。やることを切り替えます。投稿の厚い掲載には「混み合う時間帯を何人で回しているか」を、投稿のほとんど無い掲載には「1日に受ける処方箋の枚数」をぶつける。書かれているものからは仮説を立て、書かれていないぶんは直接尋ねる、という配分です。件数・営業時間・平均★をどの順番で開くかは市が変わっても共通なので、読み方の詳細は職場環境の手がかりの見方へまとめてあります。

件数・営業時間・平均★をどの順番で見るかという手順は、日野に限らず共通です。
読み方の詳細は職場環境の手がかりの見方へ→
薬局の受付カウンターと、その奥の大きな窓。団地の棟が並ぶ広い敷地と公園の木々
口コミの本文まで読めたのは102件のうち20件で、うち9件が多摩平・豊田側の掲載でした(イメージ画像)

求人はどこで探すのが漏れないか — 3ルート比較

ハローワーク・エージェント・直接応募の3ルート。個店64件は当たり方が変わります。

探し方は3つあります。公共の職業紹介は紹介手数料のかからない募集、エージェントは表に出ない枠と条件交渉の代行、直接応募は自分の速さで進められることが持ち味です。日野で効いてくるのは個店・地域薬局が64件と、掲載の6割強を占めている点です。この層は求人票が表に出にくく、求人サイトだけを見ていると視界に入りません。逆に、条件を先に決めてから「その条件に当てはまる掲載は何件か」を照会できる相手がいると、64件の側にも手が届きます。1つに寄せず、二本立てにするのが現実的です。

探し方日野で拾える層向く使い方
公共の職業紹介個店・地域薬局64件のうち、手数料のかからない窓口だけに出る募集。屋号のない掲載が中心です日勤の調剤をこつこつ拾いたいとき。週に一度は自分で検索をかける前提で
エージェント屋号のそろった38件と病院・企業。表に出ない募集を含み、掲載ごとの営業時間も代わりに照会してくれます夜を外す・日曜を外すといった条件から件数を数えたいとき。年収や勤務日を交渉したいとき
直接応募屋号の掲載が中心に並びます。首位の2つが11件ずつあるため、同じ社名が繰り返し目に入ります相場をつかみたいとき。自分の速さで数を当たりたいとき

個店64件は、条件から数えると当たりやすい

個店・地域薬局の側に当たるとき、屋号で検索する方法は使えません。名前がばらばらだからです。代わりに効くのが条件を先に固定して件数を聞くやり方です。「夜を閉じている掲載で、通える範囲にあるものは何件か」という聞き方をすれば、屋号の有無に関係なく候補が並びます。日野では夜を閉じている掲載が78件、日曜を閉じている掲載が67件あるので、この2つを重ねた時点でかなりの数が残ります。屋号から入ると38件しか見えず、条件から入ると102件が対象になります。

反対に、屋号のそろった38件を狙うなら直接応募が速いこともあります。募集が定期的に出る規模があり、応募の窓口も整っているためです。ただし首位の2つが11件ずつあるので、検索結果には同じ社名が繰り返し並びます。掲載の数と選べる幅が一致しない場面なので、住所と営業時間で一件ずつ区別しながら見てください。

正社員で転職する場合 — 日野市で転職を進める順番

正社員で年収を上げたいなら、年収のものさしで今の差を測り、差の原因(職場の種類・地域・役職)を決めてから求人を比べます。日野市はチェーン系が37.3%です。

日野市で調べた102店のうち、個店・地域薬局は64店で、チェーン系(38店・37.3%)より多い地域です。個店の正社員求人は、紹介手数料のかかる転職支援サービスには出ず、ハローワークや店の紹介で決まることがあります。年収を上げたいなら、チェーンの求人と個店の求人を同じ条件表で並べて比べるのが近道です。個店は給与の決め方が店ごとに違うので、賞与の実績と昇給の有無を必ず聞いてください。

夜間も営業している店は23.5%、日曜に開いている店は34.3%で、日勤・日曜休みの職場を選びやすい地域です。夜の手当が付かない分、年収は基本給と賞与の実額で比べてください。月給が同じでも、賞与の月数で年収は大きく変わります。

  1. 今の差を測る:この記事の年収のものさしと、自分の源泉徴収票を並べる
  2. 転職支援サービスに登録して希望を伝える:勤務地・年収・夜と日曜の可否を同じ言葉で伝える。担当者ガチャを避けるため、最低3社を併用する
  3. 求人を集めて同じ表に並べる:基本給・賞与の実績・手当・休日を横に並べる
  4. 内情を確かめる:見学で薬剤師の人数・処方箋の枚数・残業の実態を聞く(働きやすさの見抜き方)
  5. 条件をすり合わせてから決める:内定後の条件交渉は担当者に任せ、書面で確認する

日野市の求人を扱う転職支援サービス

この記事の「エージェントを使うなら」に、日野市で使える転職支援サービスの登録先をまとめています。各社の違いを先に比べたい場合は 薬剤師の転職サイト比較(5社の違いと使い方) へ。

エージェントは何社使うか — 3社併用と、条件から数える5ステップ

最低3社の併用で担当者の当たり外れをならします。日野では条件を先に決める順番が効きます。

窓口を複数持つのは、求人の件数を積み上げるためではありません。担当者の力量のばらつきに備える保険です。希望条件はそろえたまま3つの窓口へ出し、戻ってきた提案を並べて見比べる。噛み合わない相手は2週間をめどに入れ替える。この形を保っておけば、最初に付いた担当者の腕だけで結果が決まる事態を避けられます。日野で回すなら「調剤と正社員を託す軸」「派遣や時短を設計する役」「電話で条件を詰めていく遊軍」の3つに分けると扱いやすくなります。そして渡す希望条件は、屋号ではなく数えられる形にしてください。

日野市で条件から候補を数える5ステップ

一番を探すのではなく、条件に当てはまる件数を数える順番

  1. STEP 1

    譲れない条件を1つだけ決める

    夜勤・日曜・通勤時間・研修のどれを最優先にするかを先に固定する。理由の型は辞めたい理由ランキングで自分の位置を確かめられる

  2. STEP 2

    その条件が102件のうち何件かを数える

    夜勤を外すなら78件、日曜を外すなら67件が対象。両方を外しても候補は極端には減らない。ここで初めて店数が決まる

  3. STEP 3

    通えるまとまりを2つまでに絞る

    多摩平・豊田38件/日野本町・栄町28件/高幡・南平22件/万願寺・三沢14件から現実的な範囲を選ぶ。割合ではなく件数で比べる

  4. STEP 4

    残った掲載の口コミが誰に向いているかを見る

    本文を読んで、その投稿が売り場に宛てたものか、調剤の窓口に宛てたものかを見分ける。評価データの無い掲載10件を「情報が無いから外す」と決めない

  5. STEP 5

    3社の提示を並べて決める

    全国566.8万円(job tag)に、ハローワーク実測の月給36.9万〜52.5万円(手当込み・賞与なし、正社員2件・2事業所、件数が少ないため参考値)と、公的推計の時給換算1,988〜2,778円(経験0年〜10年、厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数)を並べ、提示額と勤務時間を条件をそろえて比べる。1社の提示だけでは高いか低いかを判断できない

ファルマスタッフ
規模
給与の比較には、ハローワーク実測と厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数による公的推計も参照
特徴
調剤薬局の領域に厚みがあり、日野の主役である調剤85件の相談に噛み合いやすい窓口です
向く使い方
正社員・調剤・派遣を束ねる本命の窓口として。東京都の条件は公式サイトで確認できます
ファルマスタッフで東京都の求人を見る →
お仕事ラボ
特徴
薬剤師に特化した派遣・紹介の窓口。派遣や時短、扶養の枠内といった時間の設計から相談に乗ってもらえます
役割
正社員以外の働き方まで選択肢に載せる2社目。夜の24件を外して日勤だけで組みたい人の設計役にあたります
向く使い方
勤務日数や時間帯から逆算したい人。希望の形は公式サイトの入力欄から渡せます
お仕事ラボに働き方を相談する →
ファゲット
特徴
電話でのやり取りを起点に、表へ出ていない枠まで手を伸ばす窓口。書面より会話のほうが早い人に向きます
役割
先の2社と並べて置く3社目。個店・地域薬局64件のように屋号で探せない層を拾う網を広げる役です
向く使い方
表に出ない枠を探したい人や、電話で相談したい人。問い合わせの窓口は公式サイトにあります
ファゲットに電話で相談する →
役割の割り振りは「調剤と正社員の主軸」「時間の設計役」「表に出ない枠と電話のカバー役」の3つに置くのが一例です。
日野では、屋号ではなく条件から件数を答えられる担当者に当たれるかどうかで、提案の精度がはっきり変わります。
下限は3社——比べられる状態を手放さないまま進めてください。

面談で最初に渡すのは、屋号ではなく数えられる条件

登録したら、最初の面談で渡す情報をそろえておきます。日野で効くのは「夜を閉じている掲載だけで探してほしい」「日曜が営業日に入っていない掲載だけを見たい」のように、件数に落とせる形で渡すことです。屋号で伝えると、首位の2つが11件ずつあるぶん同じ社名の提案が重なりますし、個店・地域薬局64件の側が最初から視界の外に出ます。

同時に、その担当者が個店側の募集をどれだけ持っているかも確かめます。日野の候補は64件がこちら側にあるので、ここに手が届くかどうかで提案の幅が変わります。同じ問いを3社へ投げ、返答を並べて置けば、担当者の差は2週間もあれば見分けが付きます。許可番号は人材サービス総合サイトで照会できます。

派遣や単発の枠まで手を広げたい場合は、ファル・メイト(派遣・単発の相談窓口)を4つ目の窓口として加える手もあります。日野は夜まで開く掲載が24件と限られるぶん、日勤帯だけを短時間で組みたい人には選択肢を広げる意味があります。ただし窓口を増やすほど返信の管理も増えるので、まずは3社を回し切ってから判断してください。

日野市の薬剤師求人によくある質問

日野市には薬剤師が働ける薬局・ドラッグストアがどれくらいありますか?

編集部がGoogleマップから調査できたのは102件です。業態のラベルで割ると調剤薬局85件・ドラッグストア17件で、どこかの曜日で20時より後まで開けているのが24件(23.5%)、日曜を営業日にしているのが35件(34.3%)でした。102件すべての住所に日野市が入っています。東京都全体では薬局が6,549件あるので(薬キャリ掲載)、102件はそのうち日野市内で検索上位に出てきた分にあたります。検索で下位に沈んだ掲載や、マップに未登録の薬局は含まれていません。

日野市でいちばん店舗数の多いチェーンはどこですか?

単独の一番はありません。屋号で数え直すと最大は11件で、それがノムラ薬局とウエルシアの2つ並びます。中身は対照的で、片方は調剤薬局11件・ドラッグストア0件、もう片方は調剤6件・ドラッグ5件です。それでいて日曜に開いているのはどちらも11件のうち6件で同じ、夜まで開くのは4件と5件で1件しか違いません。以下は清水薬局4件、マツキヨ・ココカラ3件、共創未来・アイン・サンドラッグが各2件、アイセイ薬局・クオール・なの花薬局が各1件で、10屋号38件と個店・地域薬局64件を足して102件になります。

夜や日曜のシフトがある職場は日野市にどれくらいありますか?

102件のうち夜まで開けているのが24件、日曜を営業日にしているのが35件です。裏返すと夜を閉じている掲載が78件、日曜を閉じている掲載が67件あるので、日勤だけを条件にしても候補は極端には減りません。まとまり別の実数は、夜が多摩平・豊田10件・高幡・南平6件・日野本町・栄町4件・万願寺・三沢4件、日曜が多摩平・豊田12件・日野本町・栄町9件・高幡・南平8件・万願寺・三沢6件でした。屋号側と個店側で割ると、夜24件はチェーン14件と個店10件、日曜35件はチェーン18件と個店17件です。

エリアごとの違いは、割合で比べていいのでしょうか?

件数を先に見てから割合を添える読み方をおすすめします。いちばん小さい万願寺・三沢は14件しかなく、1件の増減が7.1ポイントに相当するためです。夜間の割合は万願寺・三沢28.6%・高幡・南平27.3%・多摩平・豊田26.3%と並びますが、隣り合う差は1.3ポイントと1.0ポイントで、この3つに順位は付けられません。明確に離れているのは日野本町・栄町の14.3%だけで、その上とは12.0ポイント開いています。日曜は42.9%・36.4%・32.1%・31.6%と並び、隣り合う差がすべて7.1ポイントに届かないため4つとも順位が付きません。

Googleマップの★や投稿数から、職場の忙しさまで読み取れますか?

分かりません。★を付けているのは薬を受け取りに来た人で、そこで働く人による採点ではないためです。日野の平均★3.46は評価の付いている92件だけの平均で、評価データそのものが無い掲載も10件あります。件数の中央値は6件、2件以下の掲載が26件ある一方で最大は125件と大きく開いており、平均の13.5件は上位に引き上げられた値です。忙しさの目安として使うなら平均ではなく中央値と、上位の境目である14件・43件を見てください。それでも来局の多さを推し量る材料にとどまり、職場の負荷そのものではありません。

待ち時間についての書き込みが多い薬局は、人手不足だと考えていいですか?

そうとは限りません。日野で拾えた待ち時間・混雑への言及28件のうち13件は同じ1件の掲載から出ており、12件の掲載では0件でした。その1件を外すと市全体の言及は15件に変わります。さらに人員に触れた5件の中身を開くと、「人はいるのに待つ」という書き方が2件、「人手が足りないのでは」という推測が2件で、意味が正反対の2つが併存していました。前者は確認の手順や在庫の回し方といった進み方の問題として書かれています。加えて取得した口コミ668件のうち424件はドラッグストアの掲載のもので、そこでの「待つ」にはレジの行列が含まれます。待ち時間の長さは人員の多寡だけでは決まりません。

日野市の薬剤師の年収はどれくらいですか?

全国の年収の目安は566.8万円(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査の加工値)です。日野市では、ハローワークの正社員求人2件(2事業所)の月給が36.9万〜52.5万円(事業所ごとの中央値の下限〜上限、手当込み・賞与なし)でした。2026年10月8日の検索結果で、件数が少ないため参考値です。12か月分は約443万〜630万円で、賞与を含まない目安です。公的推計は、厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数による時給換算で、経験0年1,988円〜10年2,778円(基本給・賞与・手当込み)です。地域指数は全職業の地域差を表します。補助となる東京都全体の年収は、令和6年賃金構造基本統計調査から月給×12+賞与で計算すると約609.3万円です。東京都の値は23区を含む集計で、日野市単独の値ではありません。統計が測っているのは今そこで働く人の給与で、求人票が示すのはこれから採る枠への提示額です。対象と賞与の扱い、勤務時間を確認して比べてください。

個店・地域薬局の求人はどこで見つかりますか?

屋号で検索する方法は使えないので、条件から件数を数える聞き方に切り替えてください。日野では個店・地域薬局が64件あり、掲載の6割強を占めます。この層は求人票が表に出にくいため、手数料のかからない公共の職業紹介と、条件を指定して照会できる紹介会社の二本立てが取りこぼしを小さくします。「夜を閉じている掲載だけ」「日曜が営業日に入っていない掲載だけ」のように数えられる形で希望を渡すと、屋号の有無に関係なく候補が並びます。屋号から入ると38件しか見えませんが、条件から入れば102件が対象になります。

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この記事は「日野市で条件から職場を数える」ことに絞りました。業態の違い、働き方の組み立て方、辞めたい理由の棚卸し、年収の読み解きは、それぞれ独立した記事に置いてあります。

この3つを並べると、隣り合う市でも同じ条件が同じ数だけ残るわけではないことが分かります。個店・地域薬局は日野64件、八王子75店、立川76店とそれほど変わらないのに、夜まで開く数は日野24件、八王子75店、立川42店と開きがあります。どちらが多い少ないという話ではなく、同じ条件を置いたときに残る候補の数が市ごとに違うということです。通勤圏に複数の市が入る人は、市をまたいで同じ条件で数え直すと候補が増えます。

【まとめ】日野の働きやすさは「一番」ではなく「条件に当てはまる件数」で決まる

本記事では、日野市の薬局・ドラッグストアの掲載102件を調査し、屋号・まとまり・時間・口コミの4つの角度から並べました。要点は3つです。①掲載が最も多い屋号は11件が2つあり、単独の一番はありません。片方は調剤11件・ドラッグ0件、もう片方は調剤6件・ドラッグ5件で中身が対照的なのに、日曜はどちらも11件のうち6件で同じ、夜間の差も1件だけでした。

②まとまり別の一番は、件数で見るか割合で見るかで入れ替わります。夜も日曜も件数の最多は多摩平・豊田ですが、割合の最高は万願寺・三沢です。しかも日曜の件数最多である多摩平・豊田12件は、割合では4つの中で最も低い31.6%になります。③口コミから拾えた手がかりは、市に散らばらず1件の掲載に集まっています。76件のうち20件が同じ掲載のもので、待ち時間に至っては28件のうち13件。その1件を外すと市全体の数字は15件に変わります。

この3つを押さえておけば、「日野で一番いい薬局はどこか」と聞くのをやめて、「自分の条件は102件のうち何件に当てはまるか」と数える順番に自然に切り替わります。夜勤を外すなら78件、日曜を外すなら67件。通えるまとまりを2つに絞れば、そこからさらに減ります。ここまで来て初めて、一件ずつ中身を開く作業に意味が出ます。

年収の目安には、全国566.8万円(job tag・令和7年賃金構造基本統計調査を加工)と、日野市のハローワーク実測、公的推計を使います。実測は正社員2件(2事業所)の月給36.9万〜52.5万円(事業所ごとの中央値の下限〜上限、手当込み・賞与なし)で、件数が少ないため参考値です。公的推計は厚労省の一般賃金×八王子ハローワークの地域指数による時給換算で、経験0年1,988円〜10年2,778円(基本給・賞与・手当込み)です。地域指数は全職業の地域差を表します。東京都全体の約609.3万円(令和6年賃金構造基本統計調査から月給×12+賞与で計算)も補助に使えますが、23区を含む集計です。日野市の提示額とは、対象地域や賞与、勤務時間の条件をそろえて比べてください。

くり返しになりますが、日野の口コミを書き残しているのは薬を受け取りに来た人たちです。働く側の評価ではありません。件数の中央値は6件で、評価データの無い掲載も10件あります。点数が高いこと、件数が多いことを根拠に職場を序列化する道具ではありません。面接で「混み合う時間帯に何人で回すのか」「その忙しさは人数の問題か、手順の問題か」「入職後の指導は誰が担うのか」を聞くための下準備として使ってください。

迷ったら5ステップの順番に戻ります。譲れない条件を1つ決め、それが102件のうち何件かを数え、通えるまとまりを2つに絞り、残った掲載の口コミが誰に向いているかを見て、3社の提示を並べて選ぶ。この順番でたどれば、求人票が触れていない部分を自分で埋めながら候補を並べられます。

Agent Guide / 担当者の当たり外れを均す

日野の求人は、今日から「条件を先に決めて3社併用」で当たる

登録も利用も無料です。
日野市で「一番いい薬局はどこですか」と聞いても、答えは返ってきません。掲載が最も多い屋号は11件が2つ並び、夜と日曜の一番は数え方で入れ替わるからです。
決められるのは、自分の条件のほうを先に決めたとき。夜勤を外すなら候補は102件のうち78件、日曜を外すなら67件です。

ここに挙げた3社は、いずれも厚生労働大臣の許可を得た職業紹介・労働者派遣の事業者です。番号の実在は人材サービス総合サイトで確かめられます。東京都の値は23区を含む集計であって、日野市単独の数字ではありません。

出典

ここまでに挙げた統計値の出どころは、下記の公的機関と各社公式ページの一次情報、そして働きやすさマップ編集部の実収集(Googleマップ掲載102件・2026年8月10日)です。調査をどう進めたか、どこまでが限界かは本文の各所に記しています。

薬剤師の有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)・賃金(年収) 566.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-10 取得)

求人票の「忙しい」は2種類ある — どちらかを面接で分ける

待ち時間の言及28件は7件の掲載に集中。人はいるのに待つ型2件と、人が足りない型2件が併存します。

人員や忙しさに触れた言及は5件と多くありません。ただし中身を開くと、「人はいるのに待つ」という書き方が2件、「人手が足りないのでは」という明示的な推測が2件で、意味が正反対の2つが同じ市内に併存していました。前者は多摩平・豊田側の2件の掲載、後者は日野本町・栄町側の1件の掲載から出ています。求人票ではどちらも同じ「忙しい薬局」に見えます。同じ言葉に見えて、確かめるべきことがまったく違うので、面接では必ず分けて聞いてください。

同じ「忙しい」でも、詰まっている場所が違う

口コミ本文から拾った2つの型。件数は編集部の分類による

2件

人はいるのに待つ型

人数が足りないという書かれ方ではなく、確認の手順や在庫の回し方など進み方のほうが詰まっているという形で書かれています。2件の掲載から出ており、いずれも多摩平・豊田側でした。

  • 聞く問い: 1日の処方箋枚数
  • 聞く問い: 監査は誰が何人で回すか
  • 聞く問い: 在庫が無いときの手順

2件

そもそも人が足りない型

来局した人が人数そのものの不足を推測している書かれ方です。1件の掲載に2件が集まっており、日野本町・栄町側でした。あくまで来局者の推測であって、実際の人員配置を確かめたものではありません。

  • 聞く問い: 常勤とパートの内訳
  • 聞く問い: 欠員が出たときの回し方
  • 聞く問い: 募集の背景は増員か補充か

待ち時間28件のうち13件が、同じ掲載から出ている

待ち時間・混雑への言及は28件ありましたが、出てきたのは7件の掲載だけです。掲載ごとの件数を降順に並べると13件・5件・4件・2件・2件・1件・1件。最も多い1件だけで全体の46.4%を占めます。残る12件の掲載では0件でした。ここから言えるのは、待ち時間の長さは日野市全体の性質ではなく、掲載ごとの状態だということです。志望先を絞るときに市の平均像を持ち出しても、当たり外れの説明にはなりません。

もう一つ、取得元の偏りも重ねて見てください。取得できた668件のうち424件はドラッグストアの掲載のもので、調剤薬局の掲載からは244件です。売り場を持つ掲載で書かれる「待つ」には、レジの行列が含まれます。調剤室の忙しさとは別のことを指している投稿が、この28件には混じっています。数字を職場の負荷にそのまま置き換えないでください。

結論は「人員の多寡だけでは決まらない」まで

2つの型を並べて言えるのは、待ち時間の長さは人の数だけでは決まらないということまでです。人がいても手順が詰まれば待ちは伸びますし、人が少なくても回し方が整っていれば伸びないこともあります。だから求人票に「忙しい職場です」と書いてあっても、それだけでは何も判断できません。忙しさの中身を聞き分ける質問を用意して面接に行くかどうかで、入ってからの見え方が変わります。

応募前の3分チェック(日野版)

候補が絞れたら、応募ボタンに触れる前に次の3つだけ済ませてください。
①掲載の営業時間を開き、夜まで開ける24件の側か、閉じている78件の側かを判定する。
②日曜が営業日に入っているか(35件の側か、67件の側か)を確かめる。
③口コミ欄を上から10件ぶん読み、それが調剤の窓口への感想か、売り場への感想かを見分ける。


この3分で、面接で聞くべきことがほぼ決まります。
日野は評価データそのものが無い掲載が10件、2件以下の掲載が26件あるので、③で何も出てこないことは珍しくありません。
そのときは②までを材料に判断し、足りない分は面接で直に尋ねてください。

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