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足利市の薬剤師求人|111店・年収605万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場

Ashikaga City Pharmacist Jobs / 栃木県足利市・夜だけ数え直すと別の地図が出る市

足利市の薬剤師求人|111店・年収605万円・夜/日曜に出る職場と出ない職場

足利市の薬局・ドラッグストアは111店。1店ずつ、場所と営業時間を確かめました。
薬剤師が職場を選ぶときに最も重く見るのは通勤のしやすさで、足利でもそこは変わりません。残業の少なさ、職場の雰囲気が続きます。
この記事は、111店を通勤圏から絞るための地図として組みました。

年収の目安は、栃木県の求人票ベースで正社員平均605万円です。
市内の店は4つのまとまりに分かれ、いちばん多いのは五十部・田中・堀込エリアの41店。足利駅周辺・中心市街が36店、小俣・葉鹿が19店、福居・常見が15店と続きます。
勤務時間の見当をつける材料として、夜まで開けている店が21店、日曜に開けている店が31店あります。

ひとつだけ先に。ここでいう営業時間は店のもので、そのまま個人のシフトになるわけではありません。
夜まで開ける店に入っても自分が遅番に回るとは限らず、その逆もあります。この記事が引き受けるのは、候補を絞るところまでです。
足利で面接のときに何を確かめるべきかまで、記事の中で整理します。

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※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。掲載データの収集・分析は編集部が独立して実施しています。

調査都市
栃木県足利市(4エリア)
調査した店舗数
111店(調剤薬局86/ドラッグストア25・2026年8月時点)
運営の内訳
チェーン所属39店(11のチェーン)/個店・地域薬局72店
店舗数の最大
ウエルシア10店(111店の9.0%)
夜間営業
21店(18.9%・20時より後まで開ける店)
日曜営業
31店(27.9%)
夜を担う側
5つのチェーン17店から16店。残る94店からは5店
日曜を担う側
17店の側から16店、94店の側から15店
いちばん多いエリア
五十部・田中・堀込エリア41店(夜4店・日曜6店)
口コミの偏り
中央値2件 ↔ 平均19.2件(最大816件・評価が付いていない店19店)
栃木県の規模
薬局860件・薬剤師3,826人(薬キャリ掲載)
統計の年収
栃木県 667.7万円(マイナビ集計・全国6位)
求人票の年収
正社員平均605万円(ファルマスタッフ栃木県・求人846件)
データの出所
編集部実収集(Googleマップ掲載店ベース)+公的統計・各社公式ページ
3.65平均★
店数111
個店・地域薬局72
夜間営業18.9%
日曜営業27.9%
レビュー中央値2

平均★は、評価の付いている92店だけを平均した値です。付けているのは薬を受け取りに来た人で、そこで働く人の採点ではありません。数値は編集部の実収集(2026年8月時点)によります。

結論: 足利で職場を仕分ける線は、業態でもチェーンの大きさでもありません。
夜に開ける店だけを数え直したとき、111店が17店と94店に割れることです。

  • 20時より後まで開ける21店のうち16店が、市内に17店しかない5つのチェーンから出ています。夜勤や遅番のある職場を足利で探すことは、実質この17店の中から選ぶことと重なります
  • 残る94店から夜に出てくるのは5店だけ。ところが日曜には15店が出てきます。夜と日曜を同じ条件として扱うと、当たる店の集合を取り違えます
  • 店数がいちばん多い五十部・田中・堀込エリアは41店ありながら、夜は4店・日曜は6店。店が集まっている場所ほど、時間の側は閉じています
  • 111店のうち86店が調剤薬局、72店が個店・地域薬局です。足利の多数派は「夜のない調剤薬局」という並びになります
  • 口コミは中央値2件で、評価が付いていない店も19店。口コミを読み比べるより、営業時間と運営のかたちから絞り込むほうが早く決まります
  • 本記事の数字は、Googleマップで「足利市 調剤薬局」「足利市 ドラッグストア」を検索し、上位に出た店を重ねて数えた111店の露出ベースのサンプルです。市内の全店を数え上げたものではありません

先に答え — 希望する働き方から、足利での当たり先を1行で

根拠は後半のデータで開きます。まずは自分に当てはまる行だけを拾ってください。

働き方の希望足利での当たり先と規模感最初の一歩
夜勤・遅番のある職場を探している夜に開ける21店のうち16店は、5つのチェーン17店から出ています。実質この17店の中から選ぶことになります夜の21店の出どころを見る →
夜が絶対にない職場を探している残る94店のほぼ全部が該当し、しかもそれが足利の多数派です。夜を開けているのは94店中5店だけです運営別の分布を確認 →
日曜だけなら出られる日曜に開けるのは31店。うち15店は94店の側から出てきます。夜より選択肢は広がります日曜の担い手を見る →
家の近くで候補を並べたい4エリアから通える範囲を選びます。五十部・田中・堀込41店/足利駅周辺36店/小俣・葉鹿19店/福居・常見15店エリア別マップで確認 →
CONTENT

足利で働く薬剤師の年収はいくらか — 3つのものさし

全国の公的統計は566.8万円。栃木県は統計で667.7万円、求人票の正社員平均は605万円です。

年収は1本の数字ではなく3本のものさしで読むのが安全です。国の統計が示す全国の水準は566.8万円です(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査の加工値)。県単位ではマイナビ薬剤師が公開する栃木県の値が667.7万円で、マイナビ自身の全国平均599.3万円を68.4万円上回る全国6位でした。求人サイト側を見ると、ファルマスタッフ栃木県の正社員平均は605万円、パートの平均時給2,424円です。3本は母集団の取り方も計算の手順もそれぞれ別物です。差を引き算して意味を読もうとしないでください。
足利市で年収を見るときの3つのものさし

出所も母集団も異なる3つの数字。同じ土俵で比べられません

公的統計(全国)

566.8万円

job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査を加工した値。労働時間は157時間

統計集計(栃木県)

667.7万円

マイナビ薬剤師の同社集計。全国6位・平均年齢44.7歳・月間勤務175時間

求人票の平均(栃木県)

605万円

ファルマスタッフ掲載の正社員平均。求人846件・パート時給2,424円

栃木県の薬剤師平均年収 667.7万円(全国6位)。同社基準の全国平均は599.3万円で、その差は68.4万円。平均年齢44.7歳・月間勤務時間175時間。

出典:マイナビ薬剤師 / 栃木県の薬剤師平均年収(2026-08-09 取得)

栃木県の薬剤師求人 846件。正社員の平均年収605万円(最高849万円・最低420万円)、パートの平均時給2,424円(最高3,750円・最低1,700円)。※2026年08月09日時点の同社掲載求人ベース。

出典:ファルマスタッフ / 栃木県の薬剤師求人(2026-08-09 取得・日次で変動します)

統計の667.7万円と求人票の605万円が62.7万円離れている理由

栃木県では、統計側と求人票側の値が62.7万円離れています。この開きを「求人票が渋い」と読むのは筋が違います。統計側が数えているのは今そこで働いている人の給与で、勤続の長い人も管理職も母集団に入ります。マイナビの集計では栃木県の平均年齢が44.7歳、月間の勤務が175時間となっており、働き盛りで時間も長い層が中心の数字です。一方の求人票は、これから採用したい枠への提示額。ファルマスタッフの栃木県の掲載でも正社員平均605万円に対して最高849万円・最低420万円と幅があり、605万円は初年度の約束ではありません

もう一点、マイナビの667.7万円は同社基準の全国平均599.3万円と比べたときの6位という位置づけです。job tagの566.8万円は調査の年次も計算の式も別物なので、引き算をしても意味のある数字は出てきません。そして栃木県の値はいずれも宇都宮市や小山市を含む県全体の集計で、足利市単独の数字ではありません。足利市は県内で最大の都市ではないので、県値をそのまま市の相場として当てにいかないでください。実務でまず手を付けるのは、提示された金額を月間の勤務時間と組にして並べ直すことです。

足利のどのあたりで働くか — 4エリアの職場マップ

4エリアで店数がいちばん多いのは五十部・田中・堀込エリアの41店。いちばん少ないのは福居・常見の15店です。

住まいを動かさずに職場だけ替えたい人には、まとまりごとの厚みが効いてきます。調べた111店を店舗の緯度経度で束ねると、五十部・田中・堀込エリアが41店、足利駅周辺・中心市街エリアが36店、小俣・葉鹿エリアが19店、福居・常見エリアが15店という配分でした。上の2つで77店になり、候補の7割はここに入ります。ところがいちばん厚い41店のエリアが、夜4店・日曜6店で時間の側はいちばん閉じているという向きになります。店が集まっている場所ほど選べる、とは限りません。なお比率でエリアに順位を付けることはこの数字からはできません。いちばん小さいまとまりは15店しかなく、1店の増減で6.7ポイント動くためです。エリアは実数で読んでください

求人一覧では「足利市」でひとくくりになりますが、通勤という観点では市内のどこかで話が変わります。下の4つは行政の区分ではありません。111店の所在地をもとに近い店どうしでまとめ、それぞれに多く出てくる町名を呼び名として借りています。足利市は渡良瀬川をはさんで東西に広がる市域を持ち、座標で並べると小俣・葉鹿側がいちばん西、次に五十部・田中・堀込側と足利駅周辺側、福居・常見側がいちばん東に位置します。通勤の話をするときは、この東西の並びを頭に置いておくと距離感を掴みやすくなります。

編集部が111店をエリア別に実測集計

よくある疑問:「店が多いエリアに行けば、それだけ選べる?」

足利市4エリア 職場環境の濃淡マップ

夜間=20時より後まで営業する店/日曜=日曜に営業日がある店。色は同じ列の中での実数の高低

エリア店数夜間営業日曜営業チェーン所属
B 五十部・田中・堀込41店4店(9.8%)6店(14.6%)16店
D 足利駅周辺・中心市街36店9店(25.0%)12店(33.3%)9店
A 小俣・葉鹿19店4店(21.1%)7店(36.8%)8店
C 福居・常見15店4店(26.7%)6店(40.0%)6店
低め中位高い
エリア店数調剤薬局個店・地域平均★(レビュー件数)レビュー中央値
B 五十部・田中・堀込41店35店25店3.71(35店)3件
D 足利駅周辺・中心市街36店29店27店3.49(31店)1件
A 小俣・葉鹿19店12店11店3.93(14店)2件
C 福居・常見15店10店9店3.57(12店)5件

この数字の出し方:調べた111店の緯度経度から4つの塊にまとめ、それぞれに多く含まれる町名を呼び名にしました。Aは小俣町・大前町・葉鹿町、Bは五十部町・田中町・堀込町、Cは上渋垂町・常見町・福居町、Dは伊勢町・新山町・大町が中心です。色は率ではなく実数の高低で塗っています。Cは15店なので1店で6.7ポイント動き、率で順位を付けられる幅ではありません。夜間営業は小俣・葉鹿、五十部・田中・堀込、福居・常見の3エリアがいずれも4店で並び、日曜営業も五十部・田中・堀込と福居・常見が6店で並びます。

店の厚みと、夜に働ける場所は切り離して見る

五十部・田中・堀込の41店は、調べた111店のおよそ4割にあたります。候補の数を先に積みたいなら、ここから当たるのが近道になるのは確かです。調剤35店・個店25店という中身で、日勤の求人を探す前提とも噛み合います。次に厚い足利駅周辺・中心市街は36店で、こちらは調剤29店・個店27店。個店の割合はさらに上がります。

ところが夜の実数を見ると向きが変わります。夜に開ける店は足利駅周辺で9店、残る3エリアはどこも4店。41店を抱える五十部・田中・堀込も、15店しかない福居・常見も、夜に開いている数は同じ4店です。日曜も足利駅周辺の12店が抜けていて、他は7店・6店・6店で固まります。先に通える範囲を2つまで絞り、そのうえで中の実数を見る。この順番が現実的です。

いちばん厚いエリアが、いちばん調剤に寄っている

4つのまとまりを並べると、店数と業態の傾きが同じ向きに動いていることが分かります。五十部・田中・堀込は41店のうち35店が調剤薬局で、市全体の77.5%より高い比率です。店が集まっているのは調剤薬局が集まっているからであって、夜や日曜の枠が集まっているからではないという読み方になります。

逆に足利駅周辺・中心市街は36店中27店が個店・地域薬局と個店に寄りながら、夜9店・日曜12店で実数はいちばん多い。運営のかたちと営業時間も、きれいには連動していません。エリアと営業時間は別々に確かめる必要があります。調剤薬局の分布は五十部・田中・堀込35店・足利駅周辺29店・小俣・葉鹿12店・福居・常見10店なので、調剤の求人を数で探すなら通勤の選択肢は事実上2つに絞られます。

足利市に薬剤師の職場はどれくらいあるのか

足利市内で確認できたのは111店。うち86店が調剤薬局で、個店・地域薬局が72店を占めます。

まず総量から押さえます。編集部が足利市内で拾えた薬局・ドラッグストアは111店でした。業態で割ると調剤薬局86店・ドラッグストア25店で、調剤が77.5%を占めます。運営で割り直すとチェーン所属39店・個店・地域薬局72店。営業の側は、20時より後まで開けている店が21店(18.9%)、日曜を営業日にしている店が31店(27.9%)です。調剤に大きく傾いた市でありながら、夜と日曜に開ける店は2割前後にとどまるという並びになります。そして後で見るように、その2割がどこから出てくるのかが、足利ではきわめて偏っています。

資格職なので、足利でも募集そのものが枯れることはありません。つまずくのはその先です。求人票をいくら読み込んでも、働く時間の輪郭が描けない。何時に灯りを落とすのか、日曜のシフトに名前が入るのか、調剤だけを見るのか売り場まで持つのか。この3つは暮らし方をそのまま決めてしまうのに、求人票の様式には入る場所がありません。だからこそ、応募先を絞り込む手前で市全体の並びを頭に入れておくと、店舗ごとに何を聞けばよいかが自然に浮かびます。

賃金(年収) 566.8万円 / 労働時間 157時間 — 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成。有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-09 取得)

県としての規模も先に置いておきます。薬キャリが公開している栃木県の統計では、県内の薬剤師は3,826人で人口10万人あたり193.2人。施設の側は薬局860件・病院108件・診療所1,439件で、勤務先の内訳は薬局2,228人(58.2%)・病院673人(17.6%)・診療所100人(2.6%)でした。薬局勤務が6割弱という配分です。本記事が扱う111店は、この860件のうち足利市内で検索上位に出てきた分にあたります。なお同サイトに足利市単位のページはなく、ここで引いているのは栃木県全体の値です。

栃木県の薬剤師 3,826人(人口10万対 193.2人)。薬局860件・病院108件・診療所1,439件。勤務先内訳は薬局2,228人(58.2%)・病院673人(17.6%)・診療所100人(2.6%)。

出典:薬キャリ(m3.com)/ 栃木県の薬剤師求人(2026-08-09 取得・掲載値は同社ページ準拠)
足利市の薬剤師求人を測る3つの基礎数字

公的統計と編集部の実収集を組み合わせた「規模感」の起点

全国の薬剤師求人倍率

3.57

令和6年度・job tag掲載。全職業の平均をはるかに超える売り手市場が続いている

栃木県の薬局

860

薬キャリ掲載。県内の薬剤師3,826人のうち2,228人(58.2%)が薬局勤務

編集部の実収集

111

足利市の薬局・ドラッグストアをGoogleマップ検索から収集(2026-08-09・重複を除いた数)

令和5年度末現在の薬局数は 62,828 施設で、前年度に比べ453施設(0.7%)増加している。人口10万対の薬局数は全国50.5。都道府県別の薬局数は同資料の表5で確認できる。

出典:厚生労働省 / 令和5年度衛生行政報告例の概況(PDF)(2026-08-09 取得・全国値)

本記事のデータの前提(111店の集め方と、その限界)

ここで扱う111店は、Googleマップに「足利市 調剤薬局」「足利市 ドラッグストア」の2通りを投げ、それぞれ上位100件までを取り出して重複を落とした検索露出ベースのサンプルです。
住所に市名が入る店だけを残し、市外と判定された分は外しました。
検索の下位に沈んだ店やマップ未掲載の店は最初から入りません。栃木県の薬局を数え上げた令和5年度衛生行政報告例の県別施設数より小さく、悉皆調査とはそもそも性質が別です。


狙いは1店ごとの採点ではありません。業態・運営・営業時間・エリアという単位で、足利の並び方をつかむことにあります。
後段で使う4つのまとまりも行政の区分ではありません。調査した店舗の座標をもとにそのまままとめ、その塊に頻出する町名を呼び名として借りました。

業態と運営を掛け合わせると、111店は4つの区分に分かれる

業態と運営は独立した軸なので、掛け合わせると4つの区分ができます。いちばん厚いのは個店の調剤薬局65店で、111店の58.6%を占めます。次がチェーンの調剤薬局21店、チェーンのドラッグストア18店と続き、個店のドラッグストアは7店でした。つまり調剤薬局86店のうち65店が個店の側、ドラッグストア25店のうち18店がチェーンの側という配分です。チェーン所属39店の中身も調剤21店・ドラッグストア18店とほぼ半々で、チェーンだからドラッグストアだ、という読みは足利では通りません

業態と運営を掛け合わせた足利市111店の4区分

調剤薬局/ドラッグストアの業態軸と、個店/チェーンの運営軸を掛け合わせた4区分

58.6%個店の調剤薬局
個店の調剤薬局65店 チェーンの調剤薬局21店 チェーンのドラッグストア18店 個店のドラッグストア7店
業態×運営の区分店舗数働き方の目安
個店の調剤薬局65店111店の58.6%。市内で群を抜いて厚い層で、日勤の受け皿の中心にあたります
チェーンの調剤薬局21店研修や異動の枠組みがある調剤。ただし夜と日曜を開けているチェーンはこの中に多くありません
チェーンのドラッグストア18店夜と日曜の枠が集まる層。売り場の業務もあわせて担う前提になります
個店のドラッグストア7店屋号は地場でも売り場を持つ形。対象が少なく、狙い撃ちで探す層ではありません

この4つの区分は、探し方の組み立てを変えます。チェーンに属する39店は採用の窓口が本部にまとまるので、求人サイトにも紹介会社にも出てきやすい。ところが個店・地域薬局72店は募集の出し先がばらけます。店頭に貼り紙を出すだけ、公共の職業紹介に出すだけ、という募集が残ります。窓口をひとつに絞ると、足利の候補の3分の2近くがそのまま視界から外れる計算になります。この層が調剤65店を抱えている以上、窓口を複線にしておく実務的な意味は大きくなります。

足利市内の街並み
足利市内の街並み。調べた111店のうち41店が五十部町・田中町・堀込町のまとまりに入っています

足利で夜に開いている職場は、どこから出てくるのか

20時より後まで開けている21店のうち16店が、市内に17店しかない5つのチェーンから出ています。

ここが足利の核心です。チェーンごとの店舗数に、そのチェーンの夜間営業率を掛けて店数に戻すと、夜の21店の出どころがはっきりします。クスリのアオキ5店・マツキヨ・ココカラ5店・カワチ薬品3店・ドラッグセイムス2店・サンドラッグ2店——足すと17店になるこの5つが、夜に開ける21店のうち16店を出しています。残る94店から夜に出てくるのは、個店・地域薬局の5店だけ。積み上げた16と5は、市全体の実数21と過不足なく一致します。足利で夜がある職場を探すことは、実質この17店の中を探すことと同じになります。

語の意味をそろえておきます。夜間営業として数えたのは、いずれかの曜日に20時より後まで灯りが残る店です。日曜営業は、日曜を営業日に含めている店を数えました。手がかりにしたのはどちらもGoogleマップの登録時間のみで、シフトの回し方や残業の実情までは届きません。ただし営業している時間は人を配置する時間の外枠にあたるため、暮らし方を見積もる材料としては使えます。

編集部が111店をチェーン別に数え直して集計

よくある疑問:「足利で夜に開いている薬局は、どんな店?」

20時より後まで開ける21店は、どこから出ているか

チェーン別の夜間営業率を店数に戻して6つに割った内訳。合わせて21店

23.8%クスリのアオキ
クスリのアオキ5店 個店・地域薬局5店 マツキヨ・ココカラ4店 カワチ薬品3店 ドラッグセイムス2店 サンドラッグ2店
チェーン別に見た「夜に開ける店」の数

店名の表記からチェーンを判定。バーの長さは夜に開ける店数

  • クスリのアオキ5店
  • 個店・地域薬局5店
  • マツキヨ・ココカラ4店
  • カワチ薬品3店
  • ドラッグセイムス2店
  • サンドラッグ2店
  • ウエルシア0店
  • ユニスマイル薬局0店

この数字の出し方:チェーンごとの店舗数に、そのチェーンの夜間営業の割合を掛けて店数に戻し、市全体の21店と突き合わせました。積み上げた数が市全体の実数と過不足なく重なるため、この内訳は検算済みのものとして読めます。チェーンの切り分けに使ったのは店名の表記だけで、運営元や資本の関係までは追っていません。図に出していないのは日本調剤2店・クオール1店・共創未来1店・そうごう薬局1店で、いずれも夜に開けている店はありません。営業時間は店舗ごとに変わります。候補を絞り込んだら、マップの登録時間を1軒ずつ開いて自分の目で確かめてください。

夜を担っているのは、業態でもチェーンの大きさでもない

夜に開ける17店の側を見ると、5つのうち4つはドラッグストアを中心に持つチェーンです。だから「ドラッグストアなら夜がある」と読みたくなりますが、それでは足りません。足利で店舗数がいちばん多いウエルシア10店は、調剤5店・ドラッグストア5店を持ちながら夜に開けている店が1つもありません(日曜は5店)。市内で最大の勢力が、夜の21店には一切現れないことになります。

チェーンの規模でも読めません。夜を担っている5つは3店から5店の小さな束で、合わせても17店。111店のうち15%ほどしかない集まりが、夜の21店の4分の3以上を出しているという構図です。求人票に並ぶチェーン名の知名度や店舗数から勤務時間を当てにいくと、足利では外します。

足利の111店は、夜だけを数え直した瞬間に17店と94店に割れる。

「17店の側」と「94店の側」という2つの言い方について

ここから先、夜と日曜をそろえて開けている5つのチェーン17店を17店の側、それ以外の94店を94店の側と呼びます。本記事の中だけの呼び分けで、業界でそう分類されているわけではありません。分ける根拠は営業時間の実測だけで、資本や運営元の関係とは無関係です。

この2つに分けると、足利の求人の見え方がかなり整理されます。17店の側は夜16店・日曜16店で、数がほとんど動きません。常に開いている店の集まりだからです。対する94店の側は夜5店・日曜15店で、曜日によって3倍に増減します。同じ市の中に、時間の使い方がまったく違う2つの集まりが並んでいることになります。

日曜に出勤する職場は、夜とは別の顔ぶれか

日曜に開けているのは31店。夜と違い、そのうち15店は残る94店の側から出てきます。

夜と日曜をひとくくりに「土日夜も入れる職場」と考えると、足利では判断を外します。同じ手順で日曜の31店を割り直すと、17店の側から16店、94店の側から15店という内訳になりました。夜のときは16対5だったので、増えた10店はすべて94店の側から出ていることになります。中身は個店・地域薬局が5店から9店へ、ウエルシアが0店から5店へ、ユニスマイル薬局が0店から1店へ。日曜だけなら出られる、という条件の出し方をすると、当たる店の集合が入れ替わります

この違いが効いてくるのは、勤務の希望を1つの言葉にまとめてしまったときです。「シフトに入れます」と伝えれば夜も日曜も同じ扱いで返ってきますが、足利の求人の実体は日曜のほうが10店ぶん広い。しかもその10店は、夜を担っている5つのチェーンとはまったく別の店から出てきます。順番としては、市全体の数字より先にこの内訳を見ておくほうが判断が早く固まります。

編集部が111店を夜と日曜で数え直して集計

よくある疑問:「夜が難しくても、日曜だけなら出られる職場は?」

足利市111店の夜と日曜 — 10店の差はどこから出るか

夜間=どこかの曜日で20時より後まで営業/日曜=日曜を営業日に含む店

夜に開ける店

21

111店の18.9%。17店の側から16店、94店の側から5店

日曜に開ける店

31

111店の27.9%。17店の側から16店、94店の側から15店

日曜が上回る差

10

すべて94店の側から。17店の側は夜も日曜も16店で動かない

担い手夜に開ける店日曜に開ける店
5つのチェーン(17店)16店16店
残る94店5店15店
市全体(111店)21店31店

この数字の出し方:チェーンごとの夜間営業の割合と日曜営業の割合を店数に戻し、市全体の夜21店・日曜31店と突き合わせました。どちらも積み上げた数が実数と一致します。17店の側の16という数字が夜と日曜で動かないのは、5つのうち4つが夜も日曜も全店で開けているためです。この線引きは営業時間だけで引いたもので、シフトの組み方や個々の勤務時間までは踏み込んでいません。応募先が決まったら、店舗ごとの登録時間を必ず開いて確かめてください。

日曜の枠は、売り場のある大手に絞り込まなくても届く

日曜に開ける31店の内訳を見ると、個店・地域薬局が9店を占めています。夜のときは5店でしたから、地域の薬局のまま日曜を担っている店が確実に存在することになります。日曜の枠を狙う場合でも、売り場を持つチェーンに絞り込む必要はないということです。業態を変えずに曜日だけ動かす選び方が、足利では成立します。

逆に日曜を確実に空けたいなら、候補は94店のうち日曜を閉じている79店になります。ここには個店・地域薬局63店のほか、日本調剤2店・クオール1店・共創未来1店・そうごう薬局1店が入ります。足利では日曜休みを条件に置いても、候補が極端に痩せることはありません

夜と日曜を1つの質問にまとめない

面談や応募の場で「土日や夜も入れますか」と一度に聞かれることがあります。足利の実データで見ると、この2つはまったく別の集合を指しています。夜だけなら21店、日曜だけなら31店、両方をそろえて開けているのは17店の側の16店が中心です。ひとまとめに答えると、本当は入れたはずの店まで候補から落ちます。

実務での伝え方は単純です。「夜は難しいが日曜は可」「日曜は難しいが夜は可」を分けて伝える。そのうえで、紹介会社を通すなら店舗名まで下ろして営業時間を答えてもらう。足利ではこの一手間が、候補の数をそのまま10店ぶん動かします。

チェーン39店と個店72店、足利ではどちらを選ぶか

111店のうち個店・地域薬局は72店。個店で夜に開けるのは5店、日曜に開けるのは9店だけです。

運営で分けると、足利はチェーン所属39店・個店・地域薬局72店で、個店が3分の2近くを占めます。ただしチェーン39店をひとかたまりに扱うと読み違えます。そのうち21店は調剤薬局で、夜も日曜も開けていないチェーンがいくつも混じっているからです。「チェーンなら研修があって夜がある」「個店なら自由」という当てはめは、足利では成立しません。屋号がそろっていても、勤務条件の側から見た数字は個店とほとんど変わらないことがあります
両端の塊 — 夜も日曜も開ける5つのチェーン17店 と 残る94店

左は夜も日曜もそろえて開けるチェーン、右はそれ以外。夜間=どこかの曜日で20時より後まで営業

17

夜も日曜も開ける5つのチェーン

111店の15%ほど。夜16店・日曜16店を担い、曜日で数が動きません。売り場の業務もあわせて担う前提の店が中心です

  • クスリのアオキ 5店
  • マツキヨ・ココカラ 5店
  • カワチ薬品 3店
  • ドラッグセイムス 2店
  • サンドラッグ 2店

94

夜がほとんど無い残りの94店

111店の85%ほど。夜に開けるのは5店だけで、日曜になると15店まで増えます。足利の多数派はこちら側です

  • 個店・地域薬局 72店
  • ウエルシア 10店
  • ユニスマイル薬局 7店
  • 日本調剤 2店
  • クオール 1店
  • 共創未来 1店
  • そうごう薬局 1店
チェーン店舗数調剤:ドラッグ夜に開ける日曜に開けるレビュー中央値
ウエルシア10店5:50店5店22件
ユニスマイル薬局7店7:00店1店1件
マツキヨ・ココカラ5店1:44店4店12件
クスリのアオキ5店3:25店5店46件
カワチ薬品3店0:33店3店88件
日本調剤2店2:00店0店19件
ドラッグセイムス2店0:22店2店16件
サンドラッグ2店0:22店2店14件
クオール1店1:00店0店2件
共創未来1店1:00店0店3件
そうごう薬局1店1:00店0店5件
個店・地域薬局72店65:75店9店1件

屋号がそろっていても、条件の側の数字は個店とほとんど変わらない

足利で2番目に店舗数が多いのは、ユニスマイル薬局の7店です。7店とも調剤薬局で、市内に広く展開しています。ところがこの7店を勤務条件の側から見ると、夜に開けている店は0店、日曜も1店だけ。レビュー中央値1件、平均★3.54という数字も、個店・地域薬局72店の中央値1件・平均★3.66とほとんど区別が付きません。

看板がそろっていることと、働き方の枠組みが整っていることは別だということです。もちろん研修制度や異動の仕組みは外から見た営業時間だけでは測れませんし、この数字はそれを否定するものでもありません。ただ「チェーンだから」という理由だけで条件面を期待するのは、足利では根拠が薄いと言えます。確かめる先は屋号ではなく、その店舗の求人票と面接の場になります。

比べる項目ユニスマイル薬局(7店)個店・地域薬局(72店)
夜に開ける店0店5店
日曜に開ける店1店9店
レビュー中央値1件1件
平均★3.543.66
業態の内訳調剤7店・ドラッグ0店調剤65店・ドラッグ7店

個店・地域薬局72店という、足利の本体

チェーンに属さない72店は、市内の候補の3分の2近くを占めます。業態の内訳は調剤薬局65店・ドラッグストア7店で、ほとんどが調剤。営業の側は夜5店・日曜9店なので、大半は日勤でまわしているという読み方になります。足利で調剤の職場を探すことは、かなりの部分でこの層を探すことと重なります。

ただし個店の側は、規模が小さいぶん人手の余裕が外からは見通せません。薬剤師が1人になる時間帯があるか、休みをどう回すか、在宅対応を抱えているか。このあたりは店ごとに違い、求人票の欄には収まりません。面接で直接聞くしか手がない領域だと先に割り切っておけば、入職後の食い違いは小さく収まります。

自分はどちらの側で職場を探すのか — タイプ別の選び方

先に決めるのは夜に入れるかどうか。入れるなら17店の側、入れないなら94店の側から探します。

足利で最初に決めるべきは業態でもチェーン名でもなく、「夜に入れるかどうか」です。入れるなら、候補は夜に開ける21店の側。中心は5つのチェーン17店で、売り場を持つ店が多くを占めます。入れないなら、94店の側が候補です。ここには個店・地域薬局72店のほぼ全部と、ウエルシア10店・ユニスマイル薬局7店・日本調剤2店などが含まれます。そのうえで「日曜だけなら可か」を別に決めると、94店の側からも15店が候補に戻ってきます。この2段階さえ先に決めてしまえば、残るのはエリアと通勤時間での絞り込みだけです。
編集部が111店を営業時間で二分して集計

よくある疑問:「自分はどちらの枝に進む?」

「夜に入れるか」で分かれる足利の職場

夜に開けている21店の側と、夜を閉めている側。それぞれの中心になるチェーンと業態

あなたは20時より後のシフトに入れますか?

入れる — 夜に開けている21店の側へ
芯になるのは5つのチェーン17店で、そこから16店が出ています。クスリのアオキ5店とマツキヨ・ココカラ5店が骨格で、カワチ薬品3店・ドラッグセイムス2店・サンドラッグ2店が続きます。売り場を持つ店が多く、調剤と接客の両方を担う前提になります。残りの5店は個店・地域薬局から出ており、こちらは調剤中心。エリア別の夜の実数は足利駅周辺が36店中9店で、小俣・葉鹿19店中4店、五十部・田中・堀込41店中4店、福居・常見15店中4店です。
入れない — 94店の側へ
主役は個店・地域薬局72店で、うち65店が調剤薬局。夜を開けているのは5店、日曜は9店なので、残りは日勤でまわしています。チェーンの側で日勤に寄っているのは、ウエルシア10店・ユニスマイル薬局7店・日本調剤2店・クオール1店・共創未来1店・そうごう薬局1店です。ここで日曜だけ可にすると、ウエルシアの5店とユニスマイル薬局の1店、個店の9店が候補に戻ります。店数を優先するなら五十部・田中・堀込の41店(うち調剤35店)から、通勤時間を優先するなら住まいに近い塊から当たります。

この数字の出し方:調べた111店のうち、どこかの曜日で20時より後まで営業している21店を「夜に開けている側」、それ以外を「夜を閉めている側」として二分しました。この線引きはマップの登録時間だけで登録情報のとおりに引きました。シフトの組み方や個々の勤務時間までは踏み込んでいません。夜を開けている店でも、遅番を持ち回りにしていれば順番が回ってくる頻度は下がります。反対に夜を閉めている店でも、在宅対応や当番で夜間に電話が入ることはあります。面接での確認は欠かせません。

病院や企業まで含めた職場タイプの見取り図も置いておきます。市中の調べた111店には現れない枠も、栃木県全体の勤務先内訳から規模感だけは掴めます。

職場タイプ足利市での見え方向く人
個店・地域の調剤薬局調べた65店。夜5店・日曜9店を除けば日勤でまわっており、勤務日や時間の相談が通りやすい場面があります調剤に集中したい人・生活時間を固定したい人
チェーンの調剤薬局調べた21店。研修や異動の枠組みがある一方、夜を開けているチェーンはこの中にほとんど含まれません教育体制を重視する人・転居を伴う異動を許容できる人
ドラッグストア調べた25店。うち18店がチェーンで、夜と日曜の枠はこの層に厚く出ますシフトで収入を積みたい人・売り場の業務も担いたい人
病院・診療所栃木県全体で病院673人(17.6%)・診療所100人(2.6%)。市内で調べた店には出てきません臨床に近い経験を積みたい人

状況別の分岐 — 子育て・年収・日勤で、足利では見る場所が変わる

子育てと両立したい場合は、94店の側から当たります。足利はこの層が調剤65店を抱えているので、時間帯を理由に転居まで考える必要は薄いはずです。パートや派遣で組み直す道も残っており、その場合は相談する窓口を分けたほうが話が早く進みます。日曜だけなら出られるなら、ここに9店ぶんの選択肢が上乗せされます。

年収を上げたい場合は、夜と日曜の枠を持つ17店の側が候補になります。ただし足利ではその17店が市内に薄く散っているので、通勤範囲との掛け合わせで一気に数が減ります。先にエリアを決めてから当たると回り道が減ります。日勤にこだわる場合は、五十部・田中・堀込の調剤35店が最も候補の数を確保できる場所です。正社員にこだわらず時短やパートも含めて探すなら、個店・地域薬局72店が主戦場になります。

求人票に出てこない働きやすさを、どこで確かめるか

口コミの中央値は2件、評価が付いていない店も19店。平均19.2件は最大816件の1店に押し上げられています。

求人票に書かれない部分を、公開情報からどこまで推し量れるか。足利の口コミ分布は平均19.2件・中央値2件・最大816件で、下位25%は1件、上位25%で12件、上位10%で47件です。評価そのものが付いていない店も19店ありました。半分の店が2件以下しか投稿を持たないということなので、口コミを読み比べて候補を絞る作戦は足利ではほとんど機能しません。営業時間・店舗数・運営のかたちという客観データから絞り込むほうが、はるかに早く決まります。口コミの件数は、職場の当たり外れではなくどれだけ人が来ているかの目安として扱ってください。
足利市111店の口コミ分布 — 平均・中央値・最大

来局者が付けた口コミ件数の散らばり。働く人の評価ではありません

平均レビュー件数

19.2

111店の単純平均。件数の多い一部の店に引き上げられた値

中央値

2

下位25%は1件、上位25%で12件、上位10%で47件。実感に近いのはこちら

最大レビュー件数

816

福居・常見エリアにある1店。評価が付いていない店は19店

チェーン別に見ると、口コミの付き方は業態で割れる

チェーンごとの中央値を並べると、差がはっきり出ます。カワチ薬品88件・クスリのアオキ46件・ウエルシア22件・日本調剤19件という並びに対して、個店・地域薬局とユニスマイル薬局はどちらも1件。売り場を持つ店に口コミが集まりやすいのは、立ち寄る人の数がそのまま件数に跳ね返るからです。調剤専業の店ほど、外から見える情報が薄くなるという構図になります。

ここから読めるのは職場の質ではなく、忙しさの目安のほうです。件数の多い店は来客も処方箋の量も多いと読むのが自然です。ただし人の配置がそれに見合っているかどうかは、まったく別の話です。件数の少ない店を「情報がないから外す」という判断は、足利では候補の大半を捨てることと同じになってしまいます。

チェーンレビュー中央値平均★
カワチ薬品(3店)88件3.70
クスリのアオキ(5店)46件3.50
ウエルシア(10店)22件3.80
日本調剤(2店)19件4.45
ドラッグセイムス(2店)16件3.35
サンドラッグ(2店)14件3.35
マツキヨ・ココカラ(5店)12件3.30
そうごう薬局(1店)5件4.40
共創未来(1店)3件3.30
クオール(1店)2件4.50
ユニスマイル薬局(7店)1件3.54
個店・地域薬局(72店)1件3.66

薄い口コミを、面接の質問に変える

足利のように投稿が薄い市では、口コミを読んで職場を評価しようとしても材料が足りません。やることを切り替えます。件数の多い店では「ピーク時間帯に何人で回しているか」、件数がほとんど無い店では「1日に受ける処方箋の枚数」を面接で聞く。前者は投稿の内容から仮説を立て、後者は投稿が無いぶん直接聞く、という使い分けです。手がかりから仮説を立て、面接で答え合わせをする。この往復ができれば、公開情報の限界を実務で埋められます。足利に限らない一般的な読み順については、職場環境の手がかりの見方にまとめてあります。

件数・営業時間・平均★をどの順で見るかという手順そのものは、市が変わっても同じです。
その読み順は職場環境の手がかりの見方に整理してあります。

口コミの件数を「職場の荒れ具合」と読み替えないでください

足利の投稿は、半分の店が2件以下です。上位1割の店は47件以上を集め、最大は1店の816件
この偏りは、店ごとの働きやすさの差ではなく立ち寄る人の数の差がそのまま出たものです。


来店客が多い店ほど、接客に関する不満の絶対数も自然に増えます。
つまり厳しい投稿が並んでいる店があったとしても、それは「対人ストレスの発生源が客側にもある店が一定数ある」という店舗構成の反映として読むものです。
市どうしで件数を並べる読み方はできません。対象にした店舗数も投稿の量も市ごとに違うからです。
使い道はひとつ。応募先の店舗の口コミ欄に同じ種類の不満が偏っていないかを確かめ、面接で人の置き方を問う糸口にします。

ここまでの手がかりで届く範囲(必ずお読みください)

本記事がのぞいた口コミは、来局した患者が書いたもので、そこで働く人の内部の声は入っていません
ですからここで示した働きやすさの手がかりは、営業時間・レビュー件数・店舗の規模という客観データからの推定であって、従業員満足度そのものの測定値ではありません。


平均★もレビュー件数も客側の評価であって、そこで働く人の満足度とは切り離して読む必要があります。
「口コミが荒れている店 = 働きにくい職場」と結ぶことはできませんし、その裏返しも成り立ちません。
役に立つのは、面接で「離職理由」「ピーク時の体制」「教育・研修」を尋ねるときの下敷きとしてです。

★平均3.65をどう扱うか — レビュー件数と業態を見てから

足利の平均★は3.65で、評価データがあるのは111店のうち92店です。エリア別では小俣・葉鹿3.93(14店)、五十部・田中・堀込3.71(35店)、福居・常見3.57(12店)、足利駅周辺3.49(31店)。小俣・葉鹿と福居・常見は対象の店数が14店と12店なので、この数字を他と並べて優劣を語ることはできません。

チェーンごとに見ても事情は同じで、平均★4.50のクオールは1店、4.45の日本調剤は2店です。★はレビュー件数とセットでしか読めません。対象の少ない店の高評価も低評価も、数件の投稿で簡単に動きます。材料として使うなら、点数ではなく投稿の本文そのものに当たってください。

足利市内の通り
足利市内の通り。個店・地域薬局72店のうち65店が調剤薬局で、市内の求人の受け皿として最も厚い層です

足利の求人はどこから探すのが早いか — 3ルート比較

探す道は3つ。求人サイト・公共の職業紹介・エージェントで、見えてくる求人の層が違います。

探し方は3つあります。求人サイトの直接応募は自分の速さで進められること、公共の職業紹介は手数料のかからない個店の募集、エージェントは表に出ない枠と条件交渉の代行が持ち味です。足利は個店・地域薬局が72店と全体の3分の2近くを占めるので、公共の職業紹介を外すと候補の大半を見落とします。同時に、夜の枠が5つのチェーン17店に集中している市でもあるので、店舗単位で照会を投げられるエージェントの価値も上がります。片方に寄せず、二本立てにするのが現実的です
探し方足利で拾える層向く使い方
求人サイトで直接応募チェーン所属39店を中心に、募集が出ていればすぐ見えます。店舗名まで書かれていない募集も混じります相場をつかみたいとき。自分の速さで数を当たりたいとき
公共の職業紹介個店・地域薬局72店。紹介手数料のかからない窓口にしか出ない募集が残ります日勤の調剤を地道に拾うとき。週に一度は自分で検索をかける前提で
エージェントチェーンの枠と病院・企業。表に出ない募集を含み、店舗の営業時間も代わりに照会してくれます夜や日曜の枠を店舗指定で探すとき。年収や勤務日を交渉したいとき

足利での使い分け — 個店狙いとチェーン狙いで窓口を変える

足利の場合、日勤の個店を探すなら公共の職業紹介が主戦場になります。72店という数に対して、紹介会社の側に出てくるのはその一部です。週に一度は自分で検索をかける習慣にしておくと、取りこぼしがはっきり減ります。

反対に、夜や日曜の枠を探すときはエージェントが効きます。足利では夜の枠が5つのチェーン17店に集中していて、その17店が市内に薄く散っているので、「この時間帯に人を置いている店舗はどれか」という聞き方ができる相手がいると調べる手間が丸ごと減ります。求人票に並ぶチェーン名だけで応募すると、思っていた勤務時間と違う店に当たります。

応募前の3分チェック(足利版)

候補が固まったら、応募ボタンを押す前にこの3つだけ確かめてください。
①その店舗のマップを開いて閉店時刻と日曜の営業を見る。
②その店が5つのチェーン17店の側か、残る94店の側かを確かめる。
③口コミ欄を上から10件ぶん読み、待ち時間や研修に触れた投稿が混じっていないかを見る。


この3分で、面接で聞くべき質問がほぼ決まります。
足利は投稿そのものが薄い市なので、③で何も出てこない店のほうが多数派です。その場合は②までで判断し、残りは面接で直接聞いてください。

エージェントは何社に登録するか — 3社を並べる組み立て方

1社に絞らず最低3社を併用します。担当者との相性には運の要素が大きく残るためです。

登録数を増やす狙いは、求人件数を積むことではありません。担当者の力量のばらつきに備える保険です。同じ希望条件を3つの窓口に渡し、返ってきた提案を横に並べる。噛み合わない相手は2週間をめどに入れ替える。この形さえ崩さなければ、たまたま最初に付いた担当者の腕だけで結果が決まる事態は避けられます。足利で回すなら「調剤と正社員の本命」「派遣や時短の組み立て役」「電話で条件を詰める補完役」の3つに分けておくと扱いやすくなります。
ファルマスタッフ
規模
栃木県の求人846件・正社員平均年収605万円を公開(同社ページの掲載値・日次で変動)
特徴
調剤薬局の領域に厚みがあり、足利の受け皿である調剤86店の相談に噛み合いやすい窓口です
向く使い方
正社員・調剤・派遣を束ねる本命の窓口として。栃木県の条件は公式サイトで確認できます
ファルマスタッフで栃木県の求人を見る →
お仕事ラボ
特徴
薬剤師だけを扱う派遣・紹介の窓口。派遣や時短、扶養の枠内など、時間の組み立てから話せます
役割
正社員以外の形も候補に載せる2社目。夜を避けて日曜だけ動かしたい人の設計役にあたります
向く使い方
勤務日数や時間帯から逆算したい人。希望の形は公式サイトで伝えられます
お仕事ラボに働き方を相談する →
ファゲット
特徴
電話でのやり取りを入口にして、表へ出ていない枠まで手を伸ばす窓口。書面より会話で詰めたい人向け
役割
先の2社の担当者と横に並べる3社目。地場の調剤や店舗ごとの情報を拾う網を広げる役です
向く使い方
表に出ない枠を探したい人や、電話で相談したい人。問い合わせは公式サイトから
ファゲットに電話で相談する →
上の3社は「調剤と正社員の主軸/時間の設計役/表に出ない枠と電話のカバー役」という割り振りの一例です。
足利では、チェーン名ではなく店舗単位で営業時間を答えられる担当者に当たれるかどうかで、提案の精度がはっきり変わります。
最低3社——比較できる状態を手放さずに進めてください。

3社を回すときの実務 — 足利でとくに効く聞き方

登録したら、最初の面談で聞く内容をそろえておきます。足利で効くのは「その店舗は何時まで開けているか」「日曜に人を置いているか」の2点を、必ず分けて聞くことです。夜の枠は5つのチェーン17店に寄っている一方、日曜は94店の側からも15店出てきます。ひとまとめに聞くと、この15店が返ってきません。

同時に、個店・地域薬局の募集をどれだけ持っているかも確かめておきます。足利の候補は72店がこちら側にあるので、ここに手が届く担当者かどうかで提案の幅が変わります。同じ問いを3社に投げ、返ってきた中身を並べれば、担当者の差は2週間ほどで見えてきます。許可番号は人材サービス総合サイトで照会できます。

どの順番で動けばよいか — 転職判断の5ステップ

動く順番を先に決めます。夜と日曜を分けて決め、通えるエリアを絞り、最後に店舗の営業時間を開きます。

足利市で転職を判断する5ステップ

条件を決める順番を固定すると、比較の軸がぶれません

  1. STEP 1

    移りたい理由を1行に落とす

    忙しさ・人間関係・年収・勤務時間のどれが主因かを先に決める。理由の型は辞めたい理由ランキングで自分の位置を確かめられる

  2. STEP 2

    夜と日曜を別々に決める

    足利は夜21店に対して日曜31店。夜の16店は5つのチェーン17店から出るのに対し、日曜の増分10店はすべて94店の側から出る。どちらに入れるかで当たる店の集合が入れ替わる

  3. STEP 3

    通えるまとまりを2つまでに絞る

    五十部・田中・堀込41店/足利駅周辺・中心市街36店/小俣・葉鹿19店/福居・常見15店から、渡良瀬川をはさんで東西に広がる市域を踏まえて現実的な範囲を選ぶ。比率ではなく実数で比べる

  4. STEP 4

    チェーン名ではなく店舗の登録時間を開く

    その店舗が5つのチェーン17店の側か、残る94店の側かを判定し、そのうえで応募候補の店舗をマップで開いて閉店時刻と日曜の営業を1件ずつ確認する

  5. STEP 5

    複数の提示を並べて決める

    全国566.8万円 / 栃木県の統計667.7万円 / 求人票605万円という3本のものさしに、提示された額と月間勤務時間を重ねる。1社の提示だけでは高いか低いかが判断できない

「動かない」も選択肢のうち — 足利では店舗を替えるだけで形が変わる

本サイトは転職を勧めるために数字を並べているわけではありません。不満の中身しだいでは、チェーンはそのままに勤務先の店舗だけを移すという選び方が先に来ます。足利ではこの手が効く場面があります。夜も日曜もそろえて開けている5つのチェーンでも、17店すべてが同じ回し方をしているとは限らないからです。

言い換えれば、その不満が特定の店だけに固有のものなのか、営業時間そのものに付いてくるものなのかを先に見分けておく価値があります。売り場の業務が負担なら業態の問題、遅番が辛いなら17店の側にいること自体の問題かもしれません。足利には調剤薬局が86店あるので、どちらの向きにも動かせます。

よくある質問(足利市の薬剤師求人)

足利市の薬剤師の年収はいくらですか?

ものさしは3本あります。国の統計としては566.8万円という水準が出ています(job tag掲載・令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもの)。県単位ではマイナビ薬剤師が公開する栃木県の値が667.7万円で、マイナビ自身の全国平均599.3万円を68.4万円上回る全国6位です。求人サイト側では、ファルマスタッフ栃木県の正社員平均が605万円、パートの平均時給が2,424円でした(同ページ表記: ※2026年08月09日時点)。栃木県の値は宇都宮市や小山市を含む県全体の集計で、足利市単独の値ではありません。統計側が測るのは今そこで働いている人の給与で、求人票側はこれから採る枠に対する提示額です。母集団の違う数字として切り分けて読んでください。

足利市で薬局・ドラッグストアが多いのはどのあたりですか?

編集部の実収集111店を4つのまとまりに分けると、五十部・田中・堀込エリアが41店、足利駅周辺・中心市街エリアが36店、小俣・葉鹿エリアが19店、福居・常見エリアが15店という並びです。足利市は渡良瀬川をはさんで東西に広がる市域で、西から小俣・葉鹿側、五十部・田中・堀込側と足利駅周辺側、福居・常見側の順に位置します。ただし、この数字から夜間営業や日曜営業の多さで順位を決めることはできません。いちばん小さいまとまりは15店なので、1店の増減で6.7ポイント動くためです。実際、夜に開ける店は小俣・葉鹿、五十部・田中・堀込、福居・常見の3エリアがいずれも4店で並び、日曜も五十部・田中・堀込と福居・常見が6店で並びます。エリアの比較は比率ではなく実数で読んでください。

足利市で夜に開いているのはどのチェーンですか?

20時より後まで開けている21店の内訳は、クスリのアオキ5店・個店・地域薬局5店・マツキヨ・ココカラ4店・カワチ薬品3店・ドラッグセイムス2店・サンドラッグ2店です。このうちチェーンの側は16店で、市内に17店しかない5つのチェーンから出ています。逆に日本調剤2店・クオール1店・共創未来1店・そうごう薬局1店には、夜に開けている店がありません。チェーンの切り分けに使ったのは店名の表記だけで、運営元や資本の関係までは調べていません。営業時間は店舗ごとに変わるので、応募先が決まったらマップの登録時間を1軒ずつ開いて確かめてください。

足利市は夜間に働ける職場が多いですか?

市全体で夜間営業は21店(18.9%)、日曜営業は31店(27.9%)です。特徴は、その21店の出どころがきわめて偏っていることです。夜の16店は、クスリのアオキ5店・マツキヨ・ココカラ5店・カワチ薬品3店・ドラッグセイムス2店・サンドラッグ2店という5つのチェーン17店から出ています。残る94店から夜に出てくるのは個店・地域薬局の5店だけです。つまり足利で夜勤や遅番のある職場を探すことは、実質この17店の中から選ぶことと重なります。市内で店舗数がいちばん多いウエルシア10店は、夜に開けている店を持ちません。

日曜だけ出勤できる場合、足利で選べる職場は増えますか?

増えます。日曜に開けているのは31店で、夜の21店より10店多くなります。内訳を見ると、5つのチェーン17店からは夜と同じ16店が出ている一方、残る94店の側からは夜の5店に対して日曜は15店が出てきます。増えた10店はすべて94店の側から出ているということです。中身は個店・地域薬局が5店から9店へ、ウエルシアが0店から5店へ、ユニスマイル薬局が0店から1店へという動き方でした。夜と日曜をひとまとめに伝えると、この10店が候補から落ちます。面談では分けて伝えてください。

足利市はチェーンと個人薬局のどちらが多いですか?

個店・地域薬局が72店、チェーン所属が39店で、個店が3分の2近くを占めます。業態との組み合わせで見ると偏りが出ます。チェーン39店の内訳は調剤薬局21店・ドラッグストア18店で、裏返すと調剤薬局86店のうち65店、ドラッグストア25店のうち7店が個店の側です。店舗数がいちばん多いチェーンはウエルシアの10店で、111店の9.0%にあたります。個店72店の夜間営業は5店、日曜営業は9店なので、日勤で働きたい人にとっては数の多い層です。個店の募集は、紹介手数料のかかる窓口には流れてこないことがあります。公共の職業紹介や店頭の掲示にも目を通しておくと、取りこぼしが減ります。

レビュー件数が少ない店舗は避けたほうがいいですか?

件数が少ないというだけの理由で外す必要はありません。マップに書き込むのは薬を受け取りに来た人であり、そこで働く人の満足度を点数化したものではないからです。足利の分布は中央値2件に対して平均19.2件、最大は1店の816件という形で、評価が付いていない店も19店あります。半分の店が2件以下しか投稿を持たないので、口コミを読み比べて候補を絞る作戦はこの市では機能しません。個店・地域薬局72店の中央値も1件ですが、これは来局する人の数がそのまま出ているだけで、職場としての優劣を示すものではありません。使い道は面接で確かめたい論点を絞ることです。

ハローワークだけで足利市の転職活動は足りますか?

個店・地域薬局を狙うなら有効ですが、これ1本では抜けが出ます。足利にはチェーンに属さない72店があり、この層は紹介手数料のかかる窓口に募集を出さないことがあるため、公共の職業紹介にしか載らない枠が残ります。市内の候補の3分の2近くがこちら側にある以上、週に1度の検索は習慣にする価値があります。他方、チェーン所属39店や病院・企業の表に出ない枠を拾い、条件を代わりに詰めるのは紹介会社の仕事です。足利では夜の枠が5つのチェーン17店に集中しているので、その店舗が何時まで開けているかを確かめるには担当者を通したほうが早く片が付きます。公共の職業紹介で個店を拾い、チェーンと病院・企業は3つの窓口で網を張る。この二本立てが取りこぼしを最小にします。

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この記事は「足利市で職場をどう選ぶか」に絞りました。業態そのものの差、働き方の組み立て方、辞めたい理由の棚卸し、年収の読み方は、別々の記事にまとめてあります。

まとめ: 足利の働きやすさは「111」ではなく「17と94」で決まる

本記事では、足利市の薬局・ドラッグストア111店を調べ、業態・運営・営業時間・エリア・口コミの5つの角度から並べました。要点は3つです。①20時より後まで開ける21店のうち16店が、市内に17店しかない5つのチェーンから出ている(クスリのアオキ5店・マツキヨ・ココカラ5店・カワチ薬品3店・ドラッグセイムス2店・サンドラッグ2店)。夜がある職場を足利で探すことは、実質この17店の中を探すことと同じです。

②日曜の31店は、夜とは別の顔ぶれで担われている。17店の側は夜も日曜も16店で動かず、増えた10店はすべて残る94店の側から出ています。夜と日曜をひとまとめに伝えると、この10店が候補から落ちます。③店が集まっている場所ほど、時間の側は閉じている(41店を抱える五十部・田中・堀込は夜4店・日曜6店で、15店しかない福居・常見と夜の実数が並びます)。この3つを押さえておけば、チェーン名で当たりを付けずに店舗で確定する、という順番が自然に身に付きます。

年収はものさし3本で読みます。全国566.8万円(job tag・令和7年賃金構造基本統計調査を加工)、栃木県667.7万円(マイナビ集計・同社基準の全国平均599.3万円との差はマイナビ基準の計算)、求人票の正社員平均605万円(ファルマスタッフ栃木県・求人846件)。統計側と求人票側で62.7万円離れますが、前者は在職者の給与、後者はこれから採用する枠の提示額で、そもそも測っているものが違います。栃木県の値は宇都宮市や小山市を含む集計で、足利市単独の数字でもありません。

くり返しになりますが、足利の口コミを書き残しているのは薬を受け取りに来た人たちです。働く側の評価ではありません。中央値は2件で、評価が付いていない店も19店あります。点数の高さや件数の多さで職場を格付けする道具ではありません。面接で「ピーク時に何人で回すのか」「直近1年で何人が入れ替わったか」「入職後の指導は誰が担うのか」を聞くための下準備として使ってください。

迷ったら5ステップの順番に戻ります。理由を1行にし、夜と日曜を別々に決め、通えるまとまりを2つに絞り、チェーン名ではなく店舗の登録時間を開き、複数の提示を並べて選ぶ。この順番さえ守れば、求人票が触れていない部分を自分の手で埋めながら候補を並べられます。

Agent Guide / 担当者の当たり外れを均す

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夜の枠は5つのチェーン17店に集中し、日曜の増分10店は残る94店の側から出る——それが足利。
求人票に載らない勤務時間の実情や、辞めた人が語った理由は、担当者へ直接ぶつけるのが早道です。

掲載3社は厚生労働大臣の許可を受けた職業紹介・労働者派遣の事業者です。許可番号は人材サービス総合サイトから照会できます。

本記事の数字の出どころ一覧

ここまでに挙げた統計値の出どころは、下記の公的機関と各社公式ページの一次情報、そして働きやすさマップ編集部の実収集(Googleマップ掲載111店・2026年8月9日)です。調査の手順とその限界は本文の各所に書いています。

薬剤師の有効求人倍率 3.57(令和6年度)・就業者数 243,650人(令和2年国勢調査の結果を加工して作成)・賃金(年収) 566.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)。

出典:職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)/ 薬剤師(2026-08-09 取得)
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